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公開番号2024057275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163890
出願日2022-10-12
発明の名称包装箱
出願人株式会社トーモク
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類B65D 5/42 20060101AFI20240417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】強度を保持したまま、容易に内容物を取り出すことができる包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1の側板2aは、折曲線L1の上端部から折曲線L2上の任意点Pまで延在する折曲線L3を有している。折曲線L2は、その上端部から任意点Pまで延在する斜めの破断線Tが設けられている。天面部4の天面内フラップ4aは、折曲線N1に沿って天面内フラップ4aを包装箱1の外側に折り返して重ねたとき、折曲線L3を超えないように折り曲げ可能な形状となっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の側板により周壁を構成する側面部と、該側面部の一端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす天面部と、該側面部の他端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす底面部とからなる包装箱であって、
第1の側板は、前記第1の側板と隣接する第2の側板との間の第1の折曲線の上端部から、前記第1の側板と前記第2の側板の反対側で隣接する第3の側板との間の第2の折曲線上の任意点まで延在し、前記第2の折曲線に対して傾斜した第3の折曲線を有し、
前記第2の折曲線は、上端部から前記任意点まで延在する破断線が設けられ、
前記第1の側板と隣接する前記天面部の第1のフラップは、前記第1の側板との間の第4の折曲線に沿って前記第1のフラップを包装箱の外側に折り返して重ねたとき、前記第3の折曲線を超えないように折り曲げ可能な形状を有していることを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
複数の側板により周壁を構成する側面部と、該側面部の一端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす天面部と、該側面部の他端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす底面部とからなる包装箱であって、
第1の側板は、前記第1の側板と隣接する第2の側板との間の第1の折曲線上の第1の任意点から、前記第1の側板と前記第2の側板の反対側で隣接する第3の側板との間の第2の折曲線上の第2の任意点まで延在し、前記第2の折曲線に対して傾斜した第3の折曲線を有し、
前記第1の折曲線は、上端部から前記第1の任意点まで延在する第1の破断線が設けられ、
前記第2の折曲線は、上端部から前記第2の任意点まで延在し、前記第1の破断線よりも長い第2の破断線が設けられ、
前記第1の側板と隣接する前記天面部の第1のフラップは、前記第1の側板との間の第4の折曲線に沿って前記第1のフラップを包装箱の外側に折り返して重ねたとき、前記第3の折曲線を超えないように折り曲げ可能な形状を有していることを特徴とする包装箱。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の包装箱において、
前記第1のフラップは、前記第1のフラップ上の折曲線に沿って1回又は複数回折り曲げて、さらに前記第4の折曲線に沿って前記第1のフラップを包装箱の外側に折り返して重ねたとき、前記第3の折曲線を超えない形状である、包装箱。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の包装箱において、
前記第1のフラップは、前記第4の折曲線に沿って前記第1のフラップを包装箱の外側に折り返して重ねたとき、前記第3の折曲線と重なる斜辺を有する多角形状である、包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、段ボール板紙等を組み立てて構成される包装箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
現在、内容物を取り出しやすいように、包装箱上方の取出口を開いた後、さらに側板の一部を切り離して取出口を拡張することができる包装箱が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の箱(カートン)は、側面パネルと天面パネルとの間の折り曲げ位置に形成される稜線(折り曲げ線)の一端から、天面パネルの折り曲げ端縁の長手方向の略中央部に向けて斜めに延びる折り曲げ線が天面パネルに形成されている。これにより、本カートンは、天面パネルの部分的な外方への折り曲げを可能にしている。
【0004】
消費者等がカートンを開封する場合、まず、表示部が印刷された端部側の外フラップと内フラップの糊付けを剥がして開口部を形成する。次いで、天面パネルの外フラップ側の端部とエンドパネルとの糊付けを剥がし、折り曲げ線を介して天面パネルを外方(A方向)に斜めに折り曲げる。これにより、マルチパック(内容物)の天面が一部露出し、消費者等がマルチパックのフィンガーホールに指をかけて、容易にそれを取り出すことができる(特許文献1/段落0012,0013、図1、図2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-354231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の包装箱は、エンドパネルの糊付けを剥がし、折り曲げ線に沿って外フラップを外側に折り曲げたとき、当該外フラップが天面パネルに接触するため、うまく折り畳めない。よって、内容物が取り出し難いという問題があった。
【0007】
また、包装箱の側板を上方から何度も折り返して捲りながら開梱して、内容物を取り出す包装箱も知られている。しかし、側板の2箇所に破断線を設ける必要があるため、包装箱としての強度が低下するおそれがあった。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、強度を保持したまま、内容物を容易に取り出すことができる包装箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、第1の発明は、複数の側板により周壁を構成する側面部と、該側面部の一端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす天面部と、該側面部の他端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす底面部とからなる包装箱であって、
第1の側板は、前記第1の側板と隣接する第2の側板との間の第1の折曲線の上端部から、前記第1の側板と前記第2の側板の反対側で隣接する第3の側板との間の第2の折曲線上の任意点まで延在し、前記第2の折曲線に対して傾斜した第3の折曲線を有し、前記第2の折曲線は、上端部から前記任意点まで延在する破断線が設けられ、
前記第1の側板と隣接する前記天面部の第1のフラップは、前記第1の側板との間の第4の折曲線に沿って前記第1のフラップを包装箱の外側に折り返して重ねたとき、前記第3の折曲線を超えないように折り曲げ可能な形状を有していることを特徴とする。
【0010】
本発明は、側面部と天面部と底面部とからなる包装箱であり、内部に物を収納することができる。この包装箱において、側面部を構成する第1の側板は、第1の折曲線の上端部から第2の折曲線上の任意点まで延在する第3の折曲線を有し、第2の折曲線は、その上端部から前記任意点まで破断線が設けられている。このため、第1の側板の一部を前記破断線で切り離して前記第3の折曲線に沿って折り曲げて、取出口を拡張することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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