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公開番号2024029973
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022132476
出願日2022-08-23
発明の名称収納容器
出願人NISSHA株式会社
代理人
主分類B65D 77/20 20060101AFI20240229BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】簡単に蓋をすることができる収納容器を提供することを目的とする。
【解決手段】収納容器は、容器本体と、容器本体に蓋をする蓋体、容器本体に蓋体で蓋をした状態に固定する嵌合凹部と嵌合凸部を備えている。容器本体は、直方体形状であり、化粧品などの物品を収納する物品空間を有する。蓋体は、容器本体と蓋体を接続する第1連結部を折り曲げて、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌め合わせることにより、蓋体が容器本体に固定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
パルプを主原料とする材料で成形された収納容器であって、
物品を収納する上方が開口した物品空間を有する容器本体と、
前記容器本体に第1連結部を介して連結され、前記物品空間の開口を開閉する蓋体と、
前記蓋体に連結された嵌合凸部と、
前記容器本体に形成され、又は前記容器本体に連結された、嵌合凹部とを備え、
前記第1連結部を折り曲げて、前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に嵌め合わせることにより、前記物品空間の開口を覆うように前記蓋体が前記容器本体に固定される、収納容器。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記嵌合凸部と前記蓋体との間に第1折曲げ線を含み、
前記嵌合凹部は、下方に開口した凹部であり、第2連結部を介して前記容器本体に連結され、前記嵌合凹部と前記第2連結部との間に第2折り曲げ線を含み、
前記嵌合凹部の開口が側方を向くように、前記嵌合凹部を前記第2折曲げ線で折り曲げ、
前記蓋体が前記物品空間の開口を覆うように前記第2連結部を折り曲げ、前記嵌合凸部を第1折曲げ線で前記嵌合凹部に向かって折り曲げて、前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に嵌め合わせる、請求項1に記載の収納容器。
【請求項3】
前記第2連結部は、開口を含み、
前記嵌合凹部は、前記第2連結部の開口に接続する切欠きを含み、
前記嵌合凸部は、前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に嵌め合わせた状態で、前記切欠きと重なる指かけ部を含み、
前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に嵌め合わせた状態で、前記第2連結部の開口から指を挿入する指挿入空間が形成された、請求項2に記載の収納容器。
【請求項4】
前記嵌合凸部に連結された、凸部を有するつまみを更に備え、
前記第2連結部は、開口を含み、
前記つまみと前記嵌合凸部との間に第3折曲げ線を含み、
前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に嵌め合わせた状態で、前記第2連結部の開口から指を挿入する指挿入空間が形成され、前記つまみを前記第5折曲げ線で前記第2連結部の開口に向かって折り曲げることにより、前記つまみの凸部が前記指挿入空間に収納される、請求項2に記載の収納容器。
【請求項5】
前記嵌合凹部は、前記容器本体の裏面に形成され、
前記嵌合凸部は、第3連結部を介して前記容器本体に連結され、前記嵌合凸部と前記第3連結部との間に第4折り曲げ線を含み、
前記蓋体が前記物品空間の開口を覆うように前記第2連結部を折り曲げ、前記第3連結部を第4折曲げ線で前記容器本体に沿うように折り曲げ、前記嵌合凸部を第1折曲げ線で前記嵌合凹部に向かって折り曲げて、前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に嵌め合わせる、請求項1に記載の収納容器。
【請求項6】
前記嵌合凸部と前記蓋体との間に第1折曲げ線を含み、
前記嵌合凹部は、前記第1折曲げ線側に位置する第1内面とその第1内面に対向する第2内面を含み、
前記嵌合凸部は、前記第1折曲げ線側に位置する第1外面とその反対側に位置する第2外面を含み、
前記嵌合凹部と前記嵌合凸部とは、前記嵌合凸部が前記嵌合凹部に嵌め合わされるとき、前記第1内面の前記嵌合凸部側に位置する角部と前記第1外面が接触し、前記第2外面の前記嵌合凹部側に位置する角部と前記第2内面が接触するようにして、前記嵌合凸部と前記嵌合凹部とが嵌め合わされる大きさに設定された、請求項1に記載の収納容器。
【請求項7】
前記嵌合凸部の高さHと前記嵌合凹部の幅Dとの関係が、D:H=1:0.31~1:0.60である、請求項1に記載の収容容器。
【請求項8】
前記嵌合凸部及び前記嵌合凹部は、前記嵌合凸部が嵌め合わされる方向に向かって細くなるテーパー形状であり、
前記嵌合凹部の前記テーパー形状のテーパー角度が、1度~20度である、請求項1に記載の収容容器。
【請求項9】
パルプを主原料とする材料で成形された収納容器であって、
物品を収納する上方が開口した物品空間を有する容器本体と、
前記容器本体に第1連結部を介して連結され、前記物品空間の開口を開閉する蓋体と、
前記蓋体に形成された嵌合凹部と、
前記容器本体に連結された嵌合凸部とを備え、
前記第1連結部を折り曲げて、前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に嵌め合わせることにより、前記物品空間の開口を覆うように前記蓋体が前記容器本体に固定される、収納容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、パルプを主原料とする材料で形成された収納容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、パルプを主原料とする材料によって形成された、収納容器がある。例えば、特許文献1には、パルプモールド製の収納容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-206103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来のパルプモールド製の収納容器は、蓋体に形成されたつば部を、容器本体に形成されたスリットに差し込むことで収納容器を閉じた状態に固定される。
しかしながら、パルプモールド成形では、スリットのようなアンダーカット形状は、成形と同時に形成できないため、パルプモールド成形後、スリットを形成する必要がある。又、つば部がスリットから外れないように、つば部の先がスリットよりも大きくなるよう形成することもあり、つば部をスリットに差し込みにくい場合がある。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、蓋体で簡単に収納容器を閉じることができる、収納容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、第1の発明は、パルプを主原料とする材料で成形された収納容器であって、物品を収納する上方が開口した物品空間を有する容器本体と、容器本体に第1連結部を介して連結され、物品空間の開口を開閉する蓋体と、蓋体に連結された嵌合凸部と、容器本体に形成され、又は容器本体に連結された、嵌合凹部とを備え、第1連結部を折り曲げて、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌め合わせることにより、物品空間の開口を覆うように蓋体が容器本体に固定される、収納容器である。
【0007】
このように構成すると、嵌合凹部に嵌合凸部を嵌め合わせるだけで開口を閉じることができるため、蓋体で簡単に収納容器を閉じることができる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、嵌合凸部と蓋体との間に第1折曲げ線を含み、嵌合凹部は、下方に開口した凹部であり、第2連結部を介して容器本体に連結され、嵌合凹部と第2連結部との間に第2折り曲げ線を含み、嵌合凹部の開口が側方を向くように、嵌合凹部を第2折曲げ線で折り曲げ、蓋体が物品空間の開口を覆うように第2連結部を折り曲げ、嵌合凸部を第1折曲げ線で嵌合凹部に向かって折り曲げて、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌め合わせる、収納容器である。
【0009】
このように構成すると、収納容器の側方で、嵌合凸部が嵌合凹部に嵌め合わされるため、収納容器を強固に閉じることができる。
【0010】
第3の発明は、第2の発明において、第2連結部は、開口を含み、嵌合凹部は、第2連結部の開口に接続する切欠きを含み、嵌合凸部は、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌め合わせた状態で、切欠きと重なる指かけ部を含み、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌め合わせた状態で、第2連結部の開口から指を挿入する指挿入空間が形成された、収納容器である。
(【0011】以降は省略されています)

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