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公開番号2024054059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2023046733
出願日2023-03-23
発明の名称電動締付機
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B25F 5/02 20060101AFI20240409BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】締付作業の邪魔にならない位置にフックを配置すること。
【解決手段】電動締付機は、モータを含む動力部と、シャーボルト及びナットを保持可能なスリーブ機構と、少なくとも一部がスリーブ機構よりも後方に配置され、動力部で発生した回転力を前記スリーブ機構に伝達する動力伝達部と、動力伝達部の少なくとも一部を保持するギヤハウジングと、ギヤハウジングの左側面及び右側面のそれぞれに設けられ、フックをギヤハウジングに固定するねじが挿入されるねじ孔と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
モータを含む動力部と、
シャーボルト及びナットを保持可能なスリーブ機構と、
少なくとも一部が前記スリーブ機構よりも後方に配置され、前記動力部で発生した回転力を前記スリーブ機構に伝達する動力伝達部と、
前記動力伝達部の少なくとも一部を保持するギヤハウジングと、
前記ギヤハウジングの左側面及び右側面のそれぞれに設けられ、フックを前記ギヤハウジングに固定するねじが挿入されるねじ孔と、を備える、
電動締付機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ギヤハウジングの下部から下方に延びるように配置され、前記モータを起動させるために操作される引金を保持するハンドルハウジングと、
前記ギヤハウジングの下部から下方に延びるように配置され、前記モータを保持するモータハウジングと、を備え、
前記モータハウジングは、前記ハンドルハウジングよりも前方に配置され、
前後方向において、前記ねじ孔は、前記ハンドルハウジングと前記モータハウジングとの間に配置される、
請求項1に記載の電動締付機。
【請求項3】
前記フックの後端部は、前記ハンドルハウジングの後端部よりも前方に配置される、
請求項2に記載の電動締付機。
【請求項4】
前記ギヤハウジングは、金属製である、
請求項1に記載の電動締付機。
【請求項5】
前記ギヤハウジング及びギヤケースの後部の開口を覆うように前記ギヤハウジングに固定されるリヤカバーを備え、
前記リヤカバーは、合成樹脂製である、
請求項4に記載の電動締付機。
【請求項6】
前記フックは、帯状であり、
前記フックの左部が第1のねじにより前記ギヤハウジングの左側面に固定され、
前記フックの右部が第2のねじにより前記ギヤハウジングの右側面に固定される、
請求項1に記載の電動締付機。
【請求項7】
前記フックの中間部は、ギヤケースの後方に配置される、
請求項6に記載の電動締付機。
【請求項8】
前記フックは、インターナルギヤの外径の最上部よりも下方に配置される、
請求項7に記載の電動締付機。
【請求項9】
前記フックの左部及び右部のそれぞれに、前記ねじが配置される開口が設けられる、
請求項6に記載の電動締付機。
【請求項10】
前記フックの左部の前記開口は、第1開口と、前記第1開口よりも前記フックの左端部に近い位置に設けられる第2開口と、を含み、
前記フックの右部の前記開口は、第3開口と、前記第3開口よりも前記フックの右端部に近い位置に設けられる第4開口と、を含み、
第1のねじが前記第1開口を介して前記左側面のねじ孔に挿入されるとき、第2のねじが前記第3開口を介して前記右側面のねじ孔に挿入され、
第1のねじが前記第2開口を介して前記左側面のねじ孔に挿入されるとき、第2のねじが前記第4開口を介して前記右側面のねじ孔に挿入される、
請求項9に記載の電動締付機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、電動締付機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
電動締付機に係る技術分野において、特許文献1に開示されているようなシャーレンチが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-018312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シャーレンチ又は一次締めレンチのような電動締付機は、シャーボルトとナットとの締付作業に使用される。電動締付機の重量は大きいので、電動締付機を持ち運ぶ際に肩掛けベルトを使用すると便利である。肩掛けベルトが掛けられるフックが電動締付機に設けられる場合、締付作業の邪魔にならない位置にフックを配置する必要がある。
【0005】
本明細書で開示する技術は、締付作業の邪魔にならない位置にフックを配置することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、電動締付機を開示する。電動締付機は、モータを含む動力部と、シャーボルト及びナットを保持可能なスリーブ機構と、少なくとも一部がスリーブ機構よりも後方に配置され、動力部で発生した回転力をスリーブ機構に伝達する動力伝達部と、動力伝達部の少なくとも一部を保持するギヤハウジングと、ギヤハウジングの左側面及び右側面のそれぞれに設けられ、フックをギヤハウジングに固定するねじが挿入されるねじ孔と、を備えてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、締付作業の邪魔にならない位置にフックが配置される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る電動締付機を示す右前方からの斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る電動締付機を示す左後方からの斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る電動締付機を示す右側面図である。
図4は、第1実施形態に係る電動締付機を示す断面図である。
図5は、第1実施形態に係る電動締付機のフックに肩掛けベルトが掛けられた状態を示す図である。
図6は、第2実施形態に係る電動締付機を示す右前方からの斜視図である。
図7は、第2実施形態に係る電動締付機を示す左後方からの斜視図である。
図8は、第2実施形態に係る電動締付機を示す左後方からの斜視図である。
図9は、第2実施形態に係る電動締付機を示す左後方からの斜視図である。
図10は、第3実施形態に係る電動締付機を示す右前方からの斜視図である。
図11は、第3実施形態に係る電動締付機を示す左後方からの斜視図である。
図12は、第3実施形態に係る電動締付機を示す平面図である。
図13は、第4実施形態に係る電動締付機を示す右前方からの斜視図である。
図14は、第4実施形態に係る電動締付機を示す左後方からの斜視図である。
図15は、第4実施形態に係る電動締付機を示す左後方からの斜視図である。
図16は、第5実施形態に係る電動締付機の一部を示す左後方からの斜視図である。
図17は、第5実施形態に係る電動締付機の一部を示す右側面図である。
図18は、第5実施形態に係る電動締付機の一部を示す右後方からの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動締付機は、モータを含む動力部と、シャーボルト及びナットを保持可能なスリーブ機構と、少なくとも一部がスリーブ機構よりも後方に配置され、動力部で発生した回転力をスリーブ機構に伝達する動力伝達部と、動力伝達部の少なくとも一部を保持するギヤハウジングと、ギヤハウジングの左側面及び右側面のそれぞれに設けられ、フックをギヤハウジングに固定するねじが挿入されるねじ孔と、を備えてもよい。
【0010】
上記の構成では、締付作業の邪魔にならない位置にフックが配置される。また、フックは、ギヤハウジングの左側面及び右側面のそれぞれにねじで固定されるので、フックとギヤハウジングとの固定が安定する。
(【0011】以降は省略されています)

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