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公開番号2024050878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2024018365,2021574420
出願日2024-02-09,2020-01-31
発明の名称無線通信装置、情報提示方法およびプログラム
出願人太陽誘電株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04W 16/18 20090101AFI20240403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】現在位置が通信をするのに適切な位置であるか否かを示す情報をユーザに提示する。
【解決手段】無線通信装置は、複数の通信装置から信号を無線により受信可能な無線通信部と、複数の通信装置のうちの第1装置から受信した第1信号の電波強度を検出する第1検出部と、複数の通信装置のうちの第1装置とは異なる第2装置から受信した第2信号の電波強度を検出する第2検出部と、第1信号の電波強度と第2信号の電波強度とをユーザに提示する提示部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の通信装置から信号を無線により受信可能な無線通信部と、
ユーザから測定モードの開始操作を受け付ける操作入力部と、
前記測定モードの開始操作を受け付けた場合に、前記複数の通信装置のうちの何れか1つを第1装置に割り当て、前記複数の通信装置のうちの前記第1装置とは異なる他の1つを第2装置に割り当る割当部と、
前記第1装置から受信した第1信号の電波強度を検出する第1検出部と、
前記第2装置から受信した第2信号の電波強度を検出する第2検出部と、
筐体に設けられ、前記第1信号の電波強度が予め定められた第1しきい値より大きい場合、予め定められた種類の点灯をする第1表示部と、
前記筐体に設けられ、前記第2信号の電波強度が前記第1しきい値より大きい場合、予め定められた種類の点灯をする第2表示部と、
を備える無線通信装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記割当部は、前記測定モードの開始後の所定期間に、前記複数の通信装置のうちの最も電波強度の大きい信号を送信した通信装置を前記第1装置に割り当て、前記複数の通信装置のうちの2番目に電波強度の大きい信号を送信した通信装置を前記第2装置に割り当てる
請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記第1表示部は、前記第1信号の電波強度が前記第1しきい値より大きい場合、第1の種類の点灯をし、前記第1信号の電波強度が前記第1しきい値以下である場合、前記第1の種類とは異なる第2の種類の点灯をし、
前記第2表示部は、前記第2信号の電波強度が前記第1しきい値より大きい場合、前記第1の種類の点灯をし、前記第2信号の電波強度が前記第1しきい値以下である場合、前記第2の種類の点灯をする
請求項1または2に記載の無線通信装置。
【請求項4】
前記第1表示部は、前記第1信号の電波強度が第2しきい値より小さい場合、予め定められた第3の種類の点灯をし、
前記第2表示部は、前記第2信号の電波強度が前記第2しきい値より小さい場合、前記第3の種類の点灯をし、
前記第2しきい値は、前記第1しきい値より小さい
請求項3に記載の無線通信装置。
【請求項5】
複数の通信装置から信号を無線により受信可能な無線通信部を備える無線通信装置により実行される情報提示方法であって、
ユーザから測定モードの開始操作を受け付け、
前記測定モードの開始操作を受け付けた場合に、前記複数の通信装置のうちの何れか1つを第1装置に割り当て、前記複数の通信装置のうちの前記第1装置とは異なる他の1つを第2装置に割り当て、
前記第1装置から受信した第1信号の電波強度を検出し、
前記第2装置から受信した第2信号の電波強度を検出し、
前記無線通信装置の筐体に設けられた第1表示部が、前記第1信号の電波強度が予め定められた第1しきい値より大きい場合、予め定められた種類の点灯をし、
前記筐体に設けられた第2表示部が、前記第2信号の電波強度が前記第1しきい値より大きい場合、予め定められた種類の点灯をする
情報提示方法。
【請求項6】
情報処理装置により実行されるプログラムであって、
前記情報処理装置は、
複数の通信装置から信号を無線により受信可能な無線通信部と、
ユーザから測定モードの開始操作を受け付ける操作入力部と、
筐体に設けられた第1表示部と、
前記筐体に設けられた第2表示部と、
を備え、
前記情報処理装置を、
前記測定モードの開始操作を受け付けた場合に、前記複数の通信装置のうちの何れか1つを第1装置に割り当て、前記複数の通信装置のうちの前記第1装置とは異なる他の1つを第2装置に割り当る割当部と、
前記第1装置から受信した第1信号の電波強度を検出する第1検出部と、
前記第2装置から受信した第2信号の電波強度を検出する第2検出部と、
前記第1信号の電波強度が予め定められた第1しきい値より大きい場合、前記第1表示部に予め定められた種類の点灯をさせる第1表示制御部と、
前記第2信号の電波強度が前記第1しきい値より大きい場合、前記第2表示部に予め定められた種類の点灯をさせる第2表示制御部と、
して機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信装置、情報提示方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
無線IoT(Internet of Things)システムを構築する場合、無線通信装置を対象エリア内に分散して設置し、マルチホップネットワーク等の無線ネットワークを構築する。この場合、安定した通信および冗長性を有する通信を実現するために、複数の無線通信装置のそれぞれを適切な位置に設置しなければならない。例えば、通信の冗長性を確保するために、ある無線通信装置を対象エリアに設置する場合、例えば2つの無線通信装置と通信可能となるような位置に設置するのが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-167623号公報
特開2015-170914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、一般に、マルチパスの影響や障害物が存在すること等の理由から、単純な通信距離のみにより無線通信装置を2つの無線通信装置と通信可能となるように設置することはできない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、現在位置が通信をするのに適切な位置であるか否かを示す情報をユーザに提示する無線通信装置、情報提示方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る無線通信装置は、複数の通信装置から信号を無線により受信可能な無線通信部と、ユーザから測定モードの開始操作を受け付ける操作入力部と、前記測定モードの開始操作を受け付けた場合に、前記複数の通信装置のうちの何れか1つを第1装置に割り当て、前記複数の通信装置のうちの前記第1装置とは異なる他の1つを第2装置に割り当る割当部と、前記第1装置から受信した第1信号の電波強度を検出する第1検出部と、前記第2装置から受信した第2信号の電波強度を検出する第2検出部と、筐体に設けられ、前記第1信号の電波強度が予め定められた第1しきい値より大きい場合、予め定められた種類の点灯をする第1表示部と、前記筐体に設けられ、前記第2信号の電波強度が前記第1しきい値より大きい場合、予め定められた種類の点灯をする第2表示部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、現在位置が通信をするのに適切な位置であるか否かを示す情報をユーザに提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、複数の無線通信装置が設置された対象エリアを示す図である。
図2は、第1実施形態に係る無線通信装置の外観を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る無線通信装置の機能構成を示す図である。
図4は、第1実施形態に係る対象通信装置の設置処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、第2実施形態に係る無線通信装置の外観を示す図である。
図6は、第2実施形態に係る無線通信装置の機能構成を示す図である。
図7は、第2実施形態に係る対象通信装置の設置処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、無線通信装置のハードウェア構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態に係る無線通信装置10について説明する。実施形態に係る無線通信装置10は、現在位置が通信をするのに適切な位置であるか否かを示す情報をユーザに提示する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、複数の無線通信装置10が設置された対象エリアを示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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