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公開番号2024049713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156112
出願日2022-09-29
発明の名称通信システム、子局、通信方法、及び通信プログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04W 72/1268 20230101AFI20240403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】親局及び子局の通信の高速応答性を確保しつつ多数の子局を設置することが可能な通信システム、子局、通信方法、及び通信プログラムを提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、所定の親局から、複数の子局のそれぞれを制御する複数の制御指示を含む制御データを所定のタイミングで間欠的に出力させる出力処理部と、前記複数の子局のそれぞれから、前記複数の制御指示のそれぞれに対する複数の確認応答のそれぞれを、前記制御データにおける前記複数の制御指示の位置に応じた互いに異なるタイミングで前記所定の親局に送信させる送信処理部と、を備える。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
複数の親局と複数の子局とが所定の周期で無線通信を行う通信システムであって、
所定の親局から、複数の子局のそれぞれを制御する複数の制御指示を含む制御データを所定のタイミングで間欠的に出力させる出力処理部と、
前記複数の子局のそれぞれから、前記複数の制御指示のそれぞれに対する複数の確認応答のそれぞれを、前記制御データにおける前記複数の制御指示の位置に応じた互いに異なるタイミングで前記所定の親局に送信させる送信処理部と、
を備える通信システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の子局のそれぞれは、
前記制御データを受信した場合に、前記制御データに含まれる前記複数の制御指示に対応する前記子局の数と、自身宛の前記制御指示の位置とを取得し、
前記子局の数と前記制御指示の位置とに基づいて前記確認応答を送信する応答開始時刻を特定し、
前記応答開始時刻に前記確認応答を前記所定の親局に送信する、
請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記複数の子局のそれぞれは、前記所定のタイミングで間欠的に出力される制御データを受信する期間、前記制御指示を実行する期間、及び前記確認応答を送信する期間のそれぞれを、動作状態に設定する、
請求項1に記載の通信システム。
【請求項4】
前記確認応答は、前記子局に関する動作状況を表す情報を含む、
請求項1に記載の通信システム。
【請求項5】
前記確認応答は、前記子局に搭載される電池の残量に関する情報を含む、
請求項4に記載の通信システム。
【請求項6】
前記確認応答は、前記子局に搭載される光発電部の発電量に関する情報を含む、
請求項4に記載の通信システム。
【請求項7】
前記複数の子局のそれぞれは、前記子局に搭載される光発電部の発電量に応じた周期で動作状態に設定し、前記制御データを受信する、
請求項3に記載の通信システム。
【請求項8】
前記子局において送信すべきデータが発生した場合に、当該データを、当該子局に関連付けられた前記親局に、前記複数の確認応答のそれぞれの送信タイミングとは異なるタイミングで送信させる、
請求項1~7のいずれかに記載の通信システム。
【請求項9】
同じ電波チャネルを用いる前記親局から送信される前記制御指示が送信されるタイミングと、前記複数の子局のそれぞれから出力される一又は複数の前記確認応答が送信されるタイミングとのいずれとも重ならない子局データ受信期間を確保するように制御し、当該子局データ受信期間に前記子局において送信すべき子局データを送信させる、
請求項8に記載の通信システム。
【請求項10】
前記子局データ受信期間に、前記子局データをCSMA/CA方式で送信させる、
請求項9に記載の通信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信システム、子局、通信方法、及び通信プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一つの親局(コントローラー、ホストなどともいう。)が一つのチャネルを占有して、当該親局に割り当てられた複数の子局(スレーブともいう。)に対して時分割で順に通信を行う通信方式(TDMA;Time Division Multiple Access)が知られている。各子局には、親局からの通信(送信データ)を受信した直後の一定時間が、ホストとの通信可能な時間として割り当てられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-129235号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、工場、倉庫などでは、作業者が保管棚に保管されている物品をピッキングするピッキング作業を行っている。従来、前記ピッキング作業を効率化するピッキングシステムが導入されている。前記ピッキングシステムでは、作業エリアに、複数の保管棚と、各保管棚に設置される子局(通信機能を有するタグ)と、複数のタグを制御する親局(コントローラー)とが配置される。コントローラーは、ピッキング対象の物品が保管されている保管棚のタグにコマンド(点灯命令を含むことがある)を送信して、当該タグに搭載されるランプ(LED)を点灯させる。作業者は、点灯したランプの保管棚から目的の物品をピッキングする。
【0005】
前記ピッキングシステムでは、高速応答性が要求されるが、従来の技術では、高速応答性を確保しながら、広範囲に多数の子局を設置したり、通信量を増大させたりするには限界がある。また、例えば、広範囲に多数の子局を設置するために、周波数を分割して多数のチャネルを用いることが考えられるが、チャネル数に制限があると高速応答性を確保しながら多数の子局と通信することは困難である。
【0006】
本開示の目的は、親局及び子局の通信の高速応答性を確保しつつ多数の子局を設置することが可能な通信システム、子局、通信方法、及び通信プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施形態に係る通信システムは、複数の親局と複数の子局とが所定の周期で無線通信を行う通信システムであって、所定の親局から、複数の子局のそれぞれを制御する複数の制御指示を含む制御データを所定のタイミングで間欠的に出力させる出力処理部と、前記複数の子局のそれぞれから、前記複数の制御指示のそれぞれに対する複数の確認応答のそれぞれを、前記制御データにおける前記複数の制御指示の位置に応じた互いに異なるタイミングで前記所定の親局に送信させる送信処理部と、を備える。
【0008】
本開示の実施形態に係る子局は、所定の親局と所定の周期で無線通信を行う子局であって、前記親局から複数の子局のそれぞれを制御する複数の制御指示を含む制御データを受信した場合に、前記制御データに含まれる前記複数の制御指示に対応する前記子局の数と、前記制御データにおける自身宛の前記制御指示の位置とを取得する取得処理部と、前記子局の数と前記自身宛の制御指示の位置とに基づいて、前記自身宛の制御指示に対する確認応答を、他の子局における前記制御指示に対する確認応答の送信タイミングとは異なるタイミングで前記親局に送信する送信処理部と、を備える。
【0009】
本開示の実施形態に係る通信方法は、複数の親局と複数の子局とが所定の周期で無線通信を行う通信方法であって、一又は複数のプロセッサーが、所定の親局から、複数の子局のそれぞれを制御する複数の制御指示を含む制御データを所定のタイミングで間欠的に出力させることと、前記複数の子局のそれぞれから、前記複数の制御指示のそれぞれに対する複数の確認応答のそれぞれを、前記制御データにおける前記複数の制御指示の位置に応じた互いに異なるタイミングで前記所定の親局に送信させることと、を実行する通信方法である。
【0010】
本開示の実施形態に係る通信プログラムは、複数の親局と複数の子局とが所定の周期で無線通信を行う通信プログラムであって、所定の親局から、複数の子局のそれぞれを制御する複数の制御指示を含む制御データを所定のタイミングで間欠的に出力させることと、前記複数の子局のそれぞれから、前記複数の制御指示のそれぞれに対する複数の確認応答のそれぞれを、前記制御データにおける前記複数の制御指示の位置に応じた互いに異なるタイミングで前記所定の親局に送信させることと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるための通信プログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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