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公開番号2024048290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022154249
出願日2022-09-27
発明の名称圧着接合装置
出願人シチズンファインデバイス株式会社,シチズン時計株式会社
代理人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240401BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】FPC基板の先端部の長さ寸法が大きい場合においても画像表示パネルとFPC基板とを品質良く圧着接合することが可能な画像表示パネルの圧着接合装置を提供する。
【解決手段】第一基板103と第二基板104とが貼り合わされることで構成された画像表示パネル101の表面に設けられた電極端子部102にFPC基板201の表面に設けられた電極端子部202を圧着接合する圧着ヘッド301を備え、圧着ヘッド301は、側面と、底面とを有し、側面には、FPC基板201の先端部を保持する吸着孔303が設けられ、圧着ヘッド301は、吸着孔303によりFPC基板201の先端部を保持したまま、底面により画像表示パネル101の電極端子部102にFPC基板201の電極端子部202を圧着接合する、圧着接合装置である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第一基板と第二基板とが貼り合わされることで構成された画像表示パネルの表面に設けられた電極端子部にFPC基板の表面に設けられた電極端子部を圧着接合する圧着ヘッドを備えた圧着接合装置であって、
前記圧着ヘッドは、側面と、底面とを有し、
前記側面には、前記FPC基板の先端部を保持する保持部が設けられ、
前記圧着ヘッドは、前記保持部により前記FPC基板の先端部を保持したまま、前記底面により前記画像表示パネルの前記電極端子部に前記FPC基板の前記電極端子部を圧着接合する、
ことを特徴とする圧着接合装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記圧着ヘッドは、前記第一基板の外周部と前記第二基板の外周部との間に形成された段差部の角部に向かって前記FPC基板を押圧しながら、前記底面により前記画像表示パネルの前記電極端子部に前記FPC基板の前記電極端子部を圧着接合する、ことを特徴とする請求項1に記載の圧着接合装置。
【請求項3】
前記保持部は、真空吸着により前記FPC基板を保持する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の圧着接合装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧着接合装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
画像表示装置を製造するにあたって、画像表示装置に使用される画像表示パネル(例えば、液晶表示パネルや有機ELパネル)においては、電気的導通を得るために、画像表示パネルの一方の基板形成された電極端子部と、フレキシブル基板(以下、FPC基板)の電極端子部とを、異方性導電膜(以下、ACF)を介した熱圧着により接合する圧着接合方法が用いられている。
【0003】
図6は、従来技術における圧着接合装置の一例を示す側面図である。従来からの一般的な圧着接合手法としては、まず、画像表示パネル101を、放熱性を有する圧着ステージ304上へ載せ、画像表示パネル101の電極端子部102が覆われるようにACF401を供給し、所定の位置に貼り付けを行い、次いで、ACF401上にFPC基板201を供給し、FPC基板201の端子電極部202(後述の図3参照)と画像表示パネルの電極端子部102とを重ね合わせる。次に、圧着ヘッド301を加熱し、十分に温度が得られた状態で圧着ヘッド301を下降させ、重ね合わせた各電極端子部へ保護シート(不図示)を介して押圧し、各電極端子部の圧着接合を行う。
【0004】
図7は、従来技術における画像表示パネルを示す図であり、(a)画像表示パネルにFPC基板を圧着接合する前の状態を示す斜視図、(b)画像表示パネルにFPC基板を圧着接合した後の状態を示す斜視図である。画像表示パネル101は、第一基板103と第二基板104とを互いに基板の電極面を対向させて樹脂等で適切な位置で貼り合わされて形成されている。例えば、画像表示パネル101が液晶表示パネルである場合には、第一基板103と第二基板104との間の間隙に液晶106(図6参照)が注入されている。また、画像表示パネル101は、図7(a)に示すように、第一基板103の電極端子部102が配列されている一辺側の外周部が第二基板104の外周部よりも外側へ突出するように構成されており、これにより、第二基板104の外周部と第一基板103の外周部との間に段差部105が設けられている。段差部105に隣接する第一基板103の上面には、図7(b)に示すように、FPC基板201が圧着接合される。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-166104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
図8は、従来技術において画像表示パネルの電極端子部に長さ寸法が大きいFPC基板を圧着接合した状態を示す斜視図である。FPC基板201の電極端子部から先端までの長さ寸法が、図8に示すように、画像表示パネル101の第一基板103が第二基板104よりも外側へ突出した部分の長さ寸法よりも大きい場合には、従来の圧着接合方法では、FPC基板201を圧着接合する際にFPC基板201の先端が画像表示パネル101の段差部105に干渉するという問題がある。
【0007】
以上の問題は、結果的に、圧着接合におけるFPC基板201の接続位置精度の低下、FPC基板201と画像表示パネルの電極端子部102との平行度の低下、電極端子部の接合不良等の様々な問題を生じさせる。
【0008】
本発明は、以上の問題点に鑑みて成されたものであり、FPC基板の先端部の長さ寸法が大きい場合においても画像表示パネルとFPC基板201とを品質良く圧着接合することが可能な画像表示パネルの圧着接合装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第一基板と第二基板とが貼り合わされることで構成された画像表示パネルの表面に設けられた電極端子部にFPC基板の表面に設けられた電極端子部を圧着接合する圧着ヘッド
を備えた圧着接合装置であって、前記圧着ヘッドは、側面と、底面とを有し、前記側面には、前記FPC基板の先端部を保持する保持部が設けられ、前記圧着ヘッドは、前記保持部により前記FPC基板の先端部を保持したまま、前記底面により前記画像表示パネルの前記電極端子部に前記FPC基板の前記電極端子部を圧着接合する、圧着接合装置である。
【0010】
前記圧着ヘッドは、前記第一基板の外周部と前記第二基板の外周部との間に形成された段差部の角部に向かって前記FPC基板を押圧しながら、前記底面により前記画像表示パネルの前記電極端子部に前記FPC基板の前記電極端子部を圧着接合する、圧着接合装置であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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