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公開番号2024047457
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022153087
出願日2022-09-26
発明の名称ガラス振動板、振動子付きガラス振動板及びガラス振動板の製造方法
出願人AGC株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H04R 7/10 20060101AFI20240329BHJP(電気通信技術)
要約【課題】簡易な構造で電子部品を取付可能にするガラス振動板、振動子付きガラス振動板、及びガラス振動板の製造方法を得る。
【解決手段】ガラス振動板11は、ガラス板14と、中間層18を介してガラス板14に積層された板状体16とを備えたガラス板構成体12と、ガラス板構成体12に固定されるマウント部20と、を有し、マウント部20は、ガラス板14と板状体16との間に挟持された挟持部22Aと、挟持部22Aからガラス板構成体12の外側へ延出されて電子部品24が取付けられる露出部23とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス板と、中間層を介して前記ガラス板に積層された板状体とを備えたガラス板構成体と、
前記ガラス板構成体に固定されるマウント部と、
を有し、
前記マウント部は、前記ガラス板と前記板状体との間に挟持された被挟持部と、前記被挟持部から前記ガラス板構成体の外側へ延出されて電子部品が取付けられる露出部とを備える、ガラス振動板。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記中間層は、第1中間層と第2中間層とが積層して構成される、請求項1に記載のガラス振動板。
【請求項3】
前記被挟持部は、前記第1中間層と前記第2中間層との間に挟持される、請求項2に記載のガラス振動板。
【請求項4】
前記第1中間層と前記第2中間層との間に機能層が設けられ、
前記被挟持部は、前記ガラス板構成体の板厚方向から見て前記機能層と重複しない部分に配置される、請求項3に記載のガラス振動板。
【請求項5】
前記機能層は、前記ガラス板構成体の透過率を変更可能な調光フィルムを含む、請求項4に記載のガラス振動板。
【請求項6】
前記板状体は、樹脂板であり、
前記被挟持部は、前記中間層と前記樹脂板との間に挟持される、請求項1~5の何れか1項に記載のガラス振動板。
【請求項7】
前記板状体は、前記ガラス板と同じ材料の無機ガラスである、請求項1~5の何れか1項に記載のガラス振動板。
【請求項8】
前記露出部は、前記板状体の主面に沿って配置された第1部分を含み、
前記第1部分に前記電子部品が取り付けられる、請求項1~7の何れか1項に記載のガラス振動板。
【請求項9】
前記第1部分と前記板状体との間に第1接着層を有する、請求項8に記載のガラス振動板。
【請求項10】
前記露出部は、前記板状体の端面と対向する第2部分を含む、請求項8又は9に記載のガラス振動板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス振動板、振動子付きガラス振動板及びガラス振動板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ガラス板を振動させることでスピーカとして機能させる技術が検討されている。特許文献1には、ガラス板上にモールディングによってソール及びベースが固定された構造が開示されており、ベースに取付部を介して振動子(エキサイタ)が取付けられている。特許文献2には、ガラス板に貫通孔を形成し、貫通孔にベースの下部を挿入し、ベースの上部に振動子が取付けられた構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/229179号公報
国際公開第2021/229180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された、ガラス板へのベース等の取付け構造では、その構造が複雑であるため、簡易な構造で振動子などの電子部品を取付可能にするには改善の余地があった。
【0005】
本発明は、簡易な構造で電子部品を取付可能にするガラス振動板、振動子付きガラス振動板、及びガラス振動板の製造方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るガラス振動板は、ガラス板と、中間層を介して前記ガラス板に積層された板状体とを備えたガラス板構成体と、前記ガラス板構成体に固定されるマウント部と、を有し、前記マウント部は、前記ガラス板と前記板状体との間に挟持された被挟持部と、前記被挟持部から前記ガラス板構成体の外側へ延出されて電子部品が取付けられる露出部とを備える。
【0007】
本発明に係る振動子付きガラス振動板は、ガラス振動板と、前記マウント部に取付けられて前記ガラス板構成体を振動させる振動子と、を有する。
【0008】
本発明に係るガラス振動板の製造方法は、ガラス板と板状体の間に第1中間層、被挟持部、及び第2中間層をこの順に積層した積層体を準備し、高温高圧条件下にて前記積層体に熱を加えて前記ガラス板、前記第1中間層、前記第2中間層及び前記被挟持部を接着し、前記被挟持部から露出した部分に、電子部品が取付けられマウント部を構成する第1部分を固定する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るガラス振動板、振動子付きガラス振動及び板ガラス振動板の製造方法では、簡易な構造で電子部品を取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るガラス振動板の斜視図であり、振動子の取付前の状態を示す図である。
実施形態に係る振動子付きガラス振動板を側方から見た断面図である。
変形例1に係るガラス振動板の斜視図であり、振動子の取付前の状態を示す図である。
変形例2に係る振動子付きガラス振動板を側方から見た断面図である。
変形例3に係る振動子付きガラス振動板を側方から見た断面図であり、第2部分取付前の状態を示す図である。
図5の状態から第2部分が取付けられた状態を示す図である。
マウント部の断面を拡大した拡大断面図の一例である。
マウント部の断面を拡大した拡大断面図の他の例である。
変形例4に係るガラス振動板の斜視図であり、振動子の取付前の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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