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公開番号2024044839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150609
出願日2022-09-21
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B24B 23/06 20060101AFI20240326BHJP(研削;研磨)
要約【課題】作業性を向上する。
【解決手段】ベルトサンダ10では、サイドハウジング24に補強部90が設けられ、補強部90は、サイドハウジング24からモータプーリ54及び伝達プーリ56の軸方向一方側へ突出している。具体的には、補強部90は、架空線Lに沿って延在され、サイドハウジング24から左側へ突出すると共に、その長手方向から見て右側へ開放された凹状(U字形状)に形成されている。このため、サイドハウジング24を補強部90によって補強することができる。したがって、サイドハウジング24において補強部90を省略した場合と比べて、左右方向におけるサイドハウジング24の曲げ剛性を高くすることができる。その結果、サイドハウジング24によるモータプーリ54及び伝達プーリ56への支持状態を良好に維持しつつ、ベルトサンダ10を良好に動作させることができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1プーリ、第2プーリ、前記第1プーリ及び前記第2プーリに張架されるベルトを含む動力伝達機構と、
前記第1プ―リ及び前記第2プ―リを支持する支持部材と、
前記支持部材に設けられ、前記第1プーリの軸方向に突出するとともに、前記軸方向から見て前記第1プーリの軸線と前記第2プーリの軸線とを結ぶ架空線に沿って延在される補強部と、
を備えた作業機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記動力伝達機構は、モータと、前記モータの駆動によって回転して空気流を生成するファンと、を有しており、
前記支持部材は、前記空気流が通過する通路部を有しており、前記補強部によって前記通路部が拡張される請求項1記載の作業機。
【請求項3】
前記動力伝達機構から伝達される駆動力によって作動して加工材を加工する加工部を有し、
前記空気流は、加工時に生じる粉塵を集塵するための集塵風である請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記第1プーリ、前記第2プーリ、及び前記ベルトは、前記支持部材に対して前記軸方向の一方側に位置し、
前記補強部は、前記支持部材から前記軸方向の一方側へ突出しており、
前記軸方向から見て、前記補強部が、前記第1プーリ及び前記第2プーリの間で且つ前記ベルトの内側に位置している請求項2に記載の作業機。
【請求項5】
前記第1プーリ及び前記ファンは、前記モータの駆動軸に一体回転可能に設けられており、
前記ファンは、前記通路部の内部に位置しており、
前記補強部は、長手方向から見て前記通路部側へ開放された凹状に形成されている請求項4記載の作業機。
【請求項6】
前記第2プーリの外径が、前記第1プーリの外径よりも大きく設定されており、
前記軸方向と前記架空線の延在方向の双方に直交する方向で、前記補強部は前記第2プ―リに向かって徐々にまたは段階的に拡大する請求項1記載の作業機。
【請求項7】
前記支持部材には、前記空気流の流れをガイドするガイド機構部が設けられている請求項2に記載の作業機。
【請求項8】
前記モータは、左右方向を軸方向としてハウジング部に収容され、前記ハウジング部は、前記空気流によって前記ハウジング部の外部の空気を吸引する吸引室を有し、
前記支持部材が前記ハウジング部に左右方向の一方側から組付けられて、前記通路部が前記吸引室と連通され、
前記通路部の前後方向の一端部には、前記ファンを収容するファン収容部が設けられており、
前記ガイド機構部は、前後方向に延在されて、前記空気流を前記ファンに向けてガイドする第1ガイド部を有している請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前第1ガイド部は、前記通路部の下壁を構成している請求項8に記載の作業機。
【請求項10】
左右方向から見て、前記第1ガイド部が、前記補強部の長手方向中間部と交差している請求項9に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のベルトサンダ(作業機)では、モータの駆動力を伝達する機構部としてベルトを用いた伝達機構部が採用されている。具体的には、伝達機構部が、第1プーリと、第2プーリと、第1プーリ及び第2プーリに架け回されるベルトと、を有しており、第1プーリがモータの駆動力によって回転する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-207295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、ベルトを用いた伝達機構部では、ベルトの張力が、第1プーリ及び第2プーリを介して、第1プーリ及び第2プーリを支持する部材に作用する。具体的には、ベルトの長手方向内側への力が支持部材に作用する。このとき、仮に、支持部材に作用する力によって支持部材が変形すると、ベルトに対する支持性能の低下し、ベルトサンダの作業性が低下する虞がある。また別の課題として、ベルトサンダに集塵機能を持たせた場合、粉塵によって発生した静電気が作業性に影響を与える虞がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、作業性を向上することができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、第1プーリ、第2プーリ、前記第1プーリ及び前記第2プーリに張架されるベルトを含む動力伝達機構と、前記第1プ―リ及び前記第2プ―リを支持する支持部材と、前記支持部材に設けられ、前記第1プーリの軸方向に突出するとともに、前記軸方向から見て前記第1プーリの軸線と前記第2プーリの軸線とを結ぶ架空線に沿って延在される補強部と、を備えた作業機である。
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記動力伝達機構は、モータと、前記モータの駆動によって回転して空気流を生成するファンと、を有しており、前記支持部材は、前記空気流が通過する通路部を有しており、前記補強部によって前記通路部が拡張される作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記動力伝達機構から伝達される駆動力によって作動して加工材を加工する加工部を有し、前記空気流は、加工時に生じる粉塵を集塵するための集塵風である作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第1プーリ、前記第2プーリ、及び前記ベルトは、前記支持部材に対して前記軸方向の一方側に位置し、前記補強部は、前記支持部材から前記軸方向の一方側へ突出しており、前記軸方向から見て、前記補強部が、前記第1プーリ及び前記第2プーリの間で且つ前記ベルトの内側に位置している作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第1プーリ及び前記ファンは、前記モータの駆動軸に一体回転可能に設けられており、前記ファンは、前記通路部の内部に位置しており、前記補強部は、長手方向から見て前記通路部側へ開放された凹状に形成されている作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

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