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公開番号2024055279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162069
出願日2022-10-07
発明の名称刃物研ぎ補助具
出願人ナニワトイシ株式会社
代理人個人,個人
主分類B24B 3/36 20060101AFI20240411BHJP(研削;研磨)
要約【課題】 刃先の角度を安定させた状態で補助具の摩耗を抑えつつ刃物を研ぐことができる刃物研ぎ補助具を提供する。
【解決手段】 作業面上に置いた砥石Gによって刃物Kの刃先を研ぐ際に用いられる刃物研ぎ補助具1であって、補助具本体10と、補助具本体10に設けられ且つ刃先が斜め下方に突き出るように刃物Kを保持する刃物保持部11と、砥石Gの研ぎ面に対する補助具本体10の高さ調整をするための調整機構12と、補助具本体10に取り付けられ且つ作業面上を摺動するスライダ13とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業面上に置いた砥石によって刃物の刃先を研ぐ際に用いられる刃物研ぎ補助具であって、補助具本体と、前記補助具本体に設けられ且つ前記刃先が斜め下方に突き出るように前記刃物を保持する刃物保持部と、前記補助具本体に取り付けられ且つ前記作業面上を摺動するスライダとを備える、刃物研ぎ補助具。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載の刃物研ぎ補助具において、
前記補助具本体は位置合わせ面を前記刃物保持部と前記スライダとの間に備え、前記スライダは、前記砥石の研ぎ面に対する前記位置合わせ面の高さ調整をするための調整機構を介して前記補助具本体に取り付けられている、刃物研ぎ補助具。
【請求項3】
請求項2に記載の刃物研ぎ補助具において、
前記位置合わせ面は、前記刃物保持部に保持された刃物の前記刃先よりも上方に位置し、前記位置合わせ面と前記砥石の研ぎ面との間に位置合わせ治具を設置可能である、刃物研ぎ補助具。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の刃物研ぎ補助具において、前記調整機構は、前記補助具本体に対して上下方向に螺進可能に取り付けられたねじ軸を有し、前記スライダは前記ねじ軸の下端部に取り付けられている、刃物研ぎ補助具。
【請求項5】
請求項1,2又は3に記載の刃物研ぎ補助具において、
前記刃物保持部は、ばね力によって前記刃物を押圧保持するばね板部材と、前記ばね力に抗して該ばね板部材を開く方向に操作するレバーとを備える、刃物研ぎ具補助具。
【請求項6】
請求項5に記載の刃物研ぎ補助具において、
前記レバーは、前記補助具本体の上方に配置されているとともに、平面視において前記刃物保持部から前記スライダに向けて延びている、刃物研ぎ補助具。
【請求項7】
請求項2又は3に記載の刃物研ぎ補助具において、
前記刃物保持部からの前記刃先の突き出し量が所定量となるよう前記刃物を前記刃物保持部に保持させるとともに、前記砥石の研ぎ面に対する前記位置合わせ面の高さが所定高さとなるよう前記調整機構を調整することにより、前記刃物の刃先が前記砥石の研ぎ面に接触し且つ前記スライダが前記作業面に接触したときの前記砥石の研ぎ面に対する前記刃先の角度が一定となるよう構成されている、刃物研ぎ補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭用若しくは業務用の包丁や果物ナイフ等の刃物の刃先を砥石を用いて研ぐ際に用いられる刃物研ぎ補助具に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
旧来より、包丁などの刃物の切れ味を良くするために砥石によって刃先を研ぐことが行われている。最適な刃先の状態に研ぐためには、砥石の研ぎ面に対して刃先を一定角度で保持しつつ研ぎ面上を往復させる必要がある。
【0003】
しかし、包丁研ぎは経験と勘に頼る作業であり、熟練者であれば手だけで包丁を固定して最適な包丁研ぎを行うことができるが、熟練者でない者は包丁の保持が不安定で刃先の角度が一定にならず、刃先を鋭利に研ぐことが困難である。
【0004】
熟練者でなくとも研ぎ面に対する刃先の角度を一定にするための包丁研ぎ補助具として、例えば下記の特許文献1が知られている。この従来の補助具は、包丁を砥石で研ぐ際に包丁の峰に着脱自在に取付けられ、砥石に対して包丁の刃先を好ましい角度で維持しつつ、研ぎ面上を包丁とともに摺動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
意匠登録第1467972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の補助具は、刃先を研ぐ部分ごとに刃先の角度を一定にするために補助具を包丁に取り付ける位置も調整する必要があり、このような調整をしなければ刃先の角度が安定しないという不具合がある。
【0007】
また、包丁の切っ先部分には上記従来の補助具を取り付けることが難しく、切っ先に近い刃先部分を上手く研ぐことが困難である。
【0008】
また、補助具も研ぎ面上を摺動するため補助具の摩耗が早く、すぐに使えなくなるという不具合もある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上述のような課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。
【0010】
すなわち、本発明は、作業面上に置いた砥石によって刃物の刃先を研ぐ際に用いられる刃物研ぎ補助具であって、補助具本体と、前記補助具本体に設けられ且つ前記刃先が斜め下方に突き出るように前記刃物を保持する刃物保持部と、前記補助具本体に取り付けられ且つ前記作業面上を摺動するスライダとを備えることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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