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公開番号2024043473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2023039037
出願日2023-03-13
発明の名称音響装置、制御方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04R 3/12 20060101AFI20240322BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車両に搭載されるパネルスピーカからの音響を聴取しやすくする。
【解決手段】単一のパネルを複数の振動アクチュエータで振動させて音響を出力するパネルスピーカを制御する音響装置であって、当該複数の振動アクチュエータのそれぞれを、コンテンツに含まれる各チャネルの音響信号で振動するステレオモードと、当該複数の振動アクチュエータを同一の音響信号で駆動するモノラルモードとを選択する制御部を備える、音響装置とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
単一のパネルを複数の振動アクチュエータで振動させて音響を出力するパネルスピーカを制御する音響装置であって、
当該複数の振動アクチュエータのそれぞれを、コンテンツに含まれる各チャネルの音響信号で振動するステレオモードと、当該複数の振動アクチュエータを同一の音響信号で駆動するモノラルモードとを選択する制御部を備える、
音響装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記パネルスピーカは、車両に設置され、
前記制御部は、前記車両のシートの着席状況に基づいて、前記ステレオモードまたは前記モノラルモードを選択する、
請求項1に記載の音響装置。
【請求項3】
前記車両は複数列のシートを有し、
前記制御部は、前記複数列のシートの各列の着席状況に基づいて、前記ステレオモードまたは前記モノラルモードを選択する、
請求項2に記載の音響装置。
【請求項4】
前記パネルスピーカは、前記車両の2列目シートの近傍に設置され、
前記制御部は、前記車両の3列目シートに着席する乗員が存在する場合、前記モノラルモードを選択する、
請求項2に記載の音響装置。
【請求項5】
前記パネルスピーカは、前記車両の2列目シートの近傍に設置され、
前記制御部は、前記車両の2列目シートに着席する乗員が存在し、3列目シートに着席する乗員が存在しない場合、前記ステレオモードを選択する、
請求項2に記載の音響装置。
【請求項6】
前記パネルスピーカは、前記車両の1列目シートの前方に設置され、
前記制御部は、前記車両の2列目以降のシートに着席する乗員が存在する場合、前記モノラルモードを選択する、
請求項2に記載の音響装置。
【請求項7】
前記パネルスピーカは、前記車両の1列目シートの前方に設置され、
前記制御部は、前記車両の1列目シートに着席する乗員が存在し、2列目以降のシートに着席する乗員が存在しない場合、前記ステレオモードを選択する、
請求項2に記載の音響装置。
【請求項8】
前記パネルスピーカは、車両にパネルの角度を調整可能に設置され、
前記制御部は、前記角度に応じて前記ステレオモードまたは前記モノラルモードを選択する、
請求項1に記載の音響装置。
【請求項9】
前記パネルスピーカは、車両にパネルのダッシュボードまたは天井に、角度を調整可能に設置され、
前記制御部は、前記角度に応じて前記ステレオモードまたは前記モノラルモードを選択する、
請求項1に記載の音響装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記角度が所定の範囲にある場合に前記モノラルモードを選択し、前記角度が前記所定の範囲にない場合に前記ステレオモードを選択する、
請求項8に記載の音響装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音響装置、制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
乗用車などの車両において、乗員が視聴するディスプレイが設置されることがある。また、当該ディスプレイには、表示画面(ディスプレイパネル)を振動させることにより音響を出力するパネルスピーカが含まれることがある。当該パネルスピーカが複数のチャネルの音響を出力するステレオ再生機能を有することがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-93468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両に設置されるディスプレイがステレオ再生機能を有するパネルスピーカを含む際、パネルスピーカからの音響を、当該パネルスピーカの近傍のシートの乗員は十分な音量で視聴可能である。しかし、パネルスピーカから離れたシートの乗員は、パネルスピーカからの音響を、ロードノイズなどの影響で聴取しにくいことがある。例えば、パネルスピーカが車両の前方のダッシュボード(前列(1列目)のシートの前)に設置される場合、パネルスピーカから離れたシートは、後列のシート(2列目以降のシート)である。このとき、パネルスピーカの近傍のシートは、前列(1列目)のシートである。前列(1列目)のシートは、運転席や助手席のシートである。また、例えば、3列以上のシートを有する車両において、2列目以降のシートの乗員用のパネルスピーカが2列目シート12の近傍(前)に設置される場合。パネルスピーカから離れたシートは、3列目以降のシートである。このとき、パネルスピーカの近傍のシートは、2列目のシートである。
【0005】
開示の実施形態は、車両に搭載されるパネルスピーカからの音響を聴取しやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、第1の態様は、単一のパネルを複数の振動アクチュエータで振動させて音響を出力するパネルスピーカを制御する音響装置である。当該音響装置は、当該複数の振動アクチュエータのそれぞれを、コンテンツに含まれる各チャネルの音響信号で振動するステレオモードと、当該複数の振動アクチュエータを同一の音響信号で駆動するモノラルモードとを選択する制御部を備える。
【0007】
開示の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されてもよい。即ち、開示の構成は、上記した態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録した情報処理装置が読み取り可能な記録媒体として特定することができる。また、開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されてもよい。開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を行う情報処理装置を含むシステムとして特定されてもよい。なお、情報処理装置は、例えば、コンピュータである。コンピュータは、パソコンやサーバと呼ばれることもある。
【発明の効果】
【0008】
開示の実施形態は、車両に搭載されるパネルスピーカからの音響を聴取しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態にかかる音響装置を含むシステムの構成例を示す図である。
図2は、車両に設置されるパネルスピーカの例1を示す図である。
図3は、車両に設置されるパネルスピーカの例2を示す図である。
図4は、音響装置100の動作フローの例を示す図である。
図5は、変形例の車両に設置されるパネルスピーカの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、発明の構成は、開示の実施形態の具体的構成に限定されない。発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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