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公開番号2024042865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022147778
出願日2022-09-16
発明の名称施解錠装置および建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E05C 3/06 20060101AFI20240322BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】部品点数を削減できる施解錠装置および建具を提供する。
【解決手段】第1縦枠と下枠とが連結される角部において操作連結部7と錠連結部8との間に設けられる方向変換部9を有し、方向変換部9は、操作連結部7の移動による幅方向の力が伝達され、幅方向の力を上下方向の力に変換し、幅方向に移動して錠連結部に伝達し、方向変換部9に設けられ、幅方向の一方側から他方側に向かって漸次下方から上方に向かう方向に延びる方向変換溝部91の縁部と、操作連結部7に設けられ、方向変換溝部91の縁部と接触して方向変換溝部91が延びる方向に方向変換溝部91と相対移動可能な凸部732と、を有する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
互いに連結する縦枠および横枠のいずれか一方の枠に設けられ、施解錠を行う錠部と、
前記縦枠および前記横枠の他方の枠に設けられ、前記錠部による施解錠および障子の開閉を操作する操作部と、
前記錠部による施解錠と前記障子の開閉とを時間差で駆動させる時間差駆動部と、
前記操作部と連結されて前記他方の枠に設けられ、前記操作部の操作によって前記他方の枠の長さ方向に移動する操作連結部と、
前記錠部と連結されて前記一方の枠に設けられ、前記一方の枠の長さ方向に移動して前記錠部を駆動させる錠連結部と、
前記縦枠と前記横枠とが連結される角部において前記操作連結部と前記錠連結部との間に設けられる方向変換部と、を有し、
前記方向変換部は、前記操作連結部の移動による前記他方の枠の長さ方向の力が伝達され、前記他方の枠の長さ方向の力を前記一方の枠の長さ方向の力に変換し、前記一方の枠の長さ方向に移動して前記錠連結部に伝達し、
前記方向変換部および前記操作連結部のいずれか一方に設けられ、前記一方の枠の長さ方向の一方側から他方側に向かって漸次前記他方の枠の長さ方向の一方側から他方側に向かう方向に延びるガイド部と、
前記方向変換部および前記操作連結部の他方に設けられ、前記ガイド部と接触して前記ガイド部が延びる方向に前記ガイド部と相対移動可能なガイド接触部と、を有する施解錠装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記ガイド部は、前記一方の枠の長さ方向の一方側から他方側に向かって漸次前記他方の枠の長さ方向の一方側から他方側に向かう方向に延びる溝部の縁部であり、
前記ガイド接触部は、前記溝部に挿入され、前記溝部が延びる方向に移動可能な凸部である請求項1に記載の施解錠装置。
【請求項3】
前記操作連結部は、複数の部材が連結され、
前記複数の部材の少なくとも1つの部材は、前記他方の枠の長さ方向の寸法が異なる他の部材と交換可能である請求項1又は2に記載の施解錠装置。
【請求項4】
前記錠連結部は、複数の部材が連結され、
前記複数の部材の少なくとも1つの部材は、前記一方の枠の長さ方向の寸法が異なる他の部材と交換可能である請求項1又は2に記載の施解錠装置。
【請求項5】
前記時間差駆動部は、前記操作部と前記方向変換部との間に設けられている請求項1又は2に記載の施解錠装置。
【請求項6】
前記操作連結部を前記他方の枠の長さ方向に移動可能に支持する操作支持部を有する請求項1又は2に記載の施解錠装置。
【請求項7】
前記錠連結部を前記一方の枠の長さ方向に移動可能に支持する施解錠支持部を有する請求項1又は2に記載の施解錠装置。
【請求項8】
前記方向変換部を前記一方の枠の長さ方向に移動可能に支持する方向転換支持部を有する請求項1又は2に記載の施解錠装置。
【請求項9】
請求項1に記載の施解錠装置を有する建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、施解錠装置および建具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に開示されているように、縦すべり出し窓などの下枠にハンドルなどの操作部が設けられ、縦枠に鍵部が設けられた施解錠装置が知られている。操作部の操作によって生じた下枠に沿った方向の力が下枠と縦枠との角部において上下方向の力に変換され施解錠が行われる。このような力の方向変換を行う機構には、ワイヤ、チェーン、リンクや円筒カムなどが使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-73948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
力の方向変換を行う機構にワイヤを使用する場合は、プーリや、ワイヤを押し引きする部品が必要であり、部品点数が多くなる。力の方向変換を行う機構にチェーンを使用する場合は、動作を安定させるためにスプロケットなどが必要であり、部品点数が多くなる。力の方向変換を行う機構にリンクを使用する場合も部品点数が多くなる。力の方向変換を行う機構に円筒カムを使用する場合部品点数が多くなるとともに、部品の加工が必要になる。
【0005】
本開示は、部品点数を削減できる施解錠装置および建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る施解錠装置は、互いに連結する縦枠および横枠のいずれか一方の枠に設けられ、施解錠を行う錠部と、前記縦枠および前記横枠の他方の枠に設けられ、前記錠部による施解錠および障子の開閉を操作する操作部と、前記錠部による施解錠と前記障子の開閉とを時間差で駆動させる時間差駆動部と、前記操作部と連結されて前記他方の枠に設けられ、前記操作部の操作によって前記他方の枠の長さ方向に移動する操作連結部と、前記錠部と連結されて前記一方の枠に設けられ、前記一方の枠の長さ方向に移動して前記錠部を駆動させる錠連結部と、前記縦枠と前記横枠とが連結される角部において前記操作連結部と前記錠連結部との間に設けられる方向変換部と、を有し、前記方向変換部は、前記操作連結部の移動による前記他方の枠の長さ方向の力が伝達され、前記他方の枠の長さ方向の力を前記一方の枠の長さ方向の力に変換し、前記一方の枠の長さ方向に移動して前記錠連結部に伝達し、前記方向変換部および前記操作連結部のいずれか一方に設けられ、前記一方の枠の長さ方向の一方側から他方側に向かって漸次前記他方の枠の長さ方向の一方側から他方側に向かう方向に延びるガイド部と、前記方向変換部および前記操作連結部の他方に設けられ、前記ガイド部と接触して前記ガイド部が延びる方向に前記ガイド部と相対移動可能なガイド接触部と、を有する。
【0007】
上記目的を達成するため、本開示に係る建具は、上記の施解錠装置を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の建具の斜視図である。
枠と施解錠装置を示す斜視図である。
施解錠装置の斜視図である。
施錠状態の施解錠装置を屋外側から見た図である。
解錠状態の施解錠装置を屋外側から見た図である。
操作連結部の斜視図である。
方向変換部の斜視図である。
方向変換支持部を屋外側から見た図である。
方向変換支持部の斜視図である。
施錠状態の方向変換部を示す図である。
解錠状態の方向変換部を示す図である。
操作部の斜視図である。
操作部の分解斜視図である。
施錠状態の操作部の平面図である。
解錠状態の操作部の平面図である。
開放状態の操作部の平面図である。
第2実施形態の施錠状態の施解錠装置を屋外側から見た図である。
第2実施形態の解錠状態の施解錠装置を屋外側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態による建具1は、屋内外を仕切る壁部の開口部11に設けられた縦辷り出し窓である。壁部に沿った水平方向を幅方向と表記する。図面では、幅方向を矢印Xで示す。幅方向に直交する水平方向を屋内外方向と表記する。図面では、屋内外方向を矢印Yで示す。図面では、幅方向および屋内外方向に直交する上下方向を矢印Zで示す。
【0010】
建具1は、枠体21と、障子22と、障子開閉装置3と、を有する。枠体21は、開口部11に沿って設けられる。障子22は、枠体21の内側に設けられる。障子22は、縦すべり出し窓である。枠体21は、障子22を幅方向に移動可能かつ上下方向に延びる軸線回りに回転可能に支持している。障子22は、枠体21に対して幅方向に移動しつつ軸線回りに回転することによって開口部11を開閉する。障子22が開口部11を閉鎖している状態を閉鎖状態と表記する。障子22が開口部11を開放している状態を開放状態と表記する。
(【0011】以降は省略されています)

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