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公開番号2024055131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161801
出願日2022-10-06
発明の名称ロックユニット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類E05B 83/18 20140101AFI20240411BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ロックユニットの解除レバーが車外から操作されることを防止するとともに、解除レバーを容易に操作し得る技術を提供する。
【解決手段】ロックユニットは、バックドアの内部に配置されるケーシングと、ケーシングに収容されており、車体に設けられたストライカと係止するラッチ機構と、ラッチ機構に設けられており、工具を用いて操作されることでラッチ機構を強制解除する解除レバーと、を備えてもよい。解除レバーは、ケーシングに設けられた第1の開口と、バックドアのインナパネルに設けられた第2の開口を通じて、車内から工具がアクセス可能に配置されてもよい。ケーシングには、第1の開口を取り囲むとともに、バックドアのインナパネルに向かって延びる筒状のカバーが設けられてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のバックドアを車体に対してロックするためのロックユニットであって、
前記ロックユニットは、
前記バックドアの内部に配置されるケーシングと、
前記ケーシングに収容されており、前記車体に設けられたストライカと係止するラッチ機構と、
前記ラッチ機構に設けられており、工具を用いて操作されることで前記ラッチ機構を強制解除する解除レバーと、
を備え、
前記解除レバーは、前記ケーシングに設けられた第1の開口と、前記バックドアのインナパネルに設けられた第2の開口を通じて、車内から前記工具がアクセス可能に配置されており、
前記ケーシングには、前記第1の開口を取り囲むとともに、前記バックドアの前記インナパネルに向かって延びる筒状のカバーが設けられている、
ロックユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、ロックユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、車両用のロックユニットが記載されている。このロックユニットは、バックドアを車体に対してロックする。ロックユニットには、解除レバーが設けられている。解除レバーは、工具を用いて操作されることで、ロックユニットのラッチ機構を強制解除する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-140614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のロックユニットでは、ロックユニットの解除レバーが車外から操作されることを防止するために、解除レバーを覆う可動式のカバーが設けられている。このような構成であると、例えばメンテナンス時に車内から解除レバーを操作する場合でも、先ずはそのカバーを開放する必要があり、解除レバーの操作が面倒なものとなり得る。本明細書は、このような問題を解決し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、車両のバックドアを車体に対してロックするためのロックユニットを開示する。当該ロックユニットは、バックドアの内部に配置されるケーシングと、ケーシングに収容されており、車体に設けられたストライカと係止するラッチ機構と、ラッチ機構に設けられており、工具を用いて操作されることでラッチ機構を強制解除する解除レバーと、を備えてもよい。解除レバーは、ケーシングに設けられた第1の開口と、バックドアのインナパネルに設けられた第2の開口を通じて、車内から工具がアクセス可能に配置されてもよい。ケーシングには、第1の開口を取り囲むとともに、バックドアのインナパネルに向かって延びる筒状のカバーが設けられてもよい。
【0006】
上記した構成では、ロックユニットのケーシングから、バックドアのインナパネルに向けて延びる筒状のカバーが、ケーシングに形成された第1の開口を取り囲んでいる。このような構成によると、バックドアの内部では、車外からケーシングの第1の開口へとアクセスし得る経路を、筒状のカバーによって効果的に遮断することができる。一方、車内から工具を用いて解除レバーを操作する際は、カバーの存在に影響を受けることなく、筒状のカバーの内孔を通じて、解除レバーを容易に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
バックドアに取り付けられたロックユニットを模式的に示す図。図1(a)は、ロックユニットの外観を示す図であり、図1(b)は、図1(a)のb-b線における断面図である。
バックドアに取り付けられたロックユニットを車内からみた図。
カバーを単体で示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1-図3を参照して、実施例のロックユニット10について説明する。図1、図2に示すように、ロックユニット10は、車両2のバックドア6に取り付けられる。具体的には、ロックユニット10はバックドア6のインナパネル8に固定される。ロックユニット10は、バックドア6を車体4に対してロックするためのものである。なお、ロックユニット10が固定される位置には、ロックユニット10とインナパネル8との間にリインフォース9が配置されている。リインフォース9は、ロックユニット10の固定箇所においてインナパネル8を補強するための補強部材である。
【0009】
ここで、図面におけるロックユニット10の各方向は、車両2にロックユニット10が取り付けられたときの方向、即ち車両2の方向に準ずる。図面における方向FRは、車両2の前後方向における前方を示し、方向RRは車両2の前後方向における後方を示す。また、方向LHは車両2の左右方向における左方を示し、方向RHは車両2の左右方向における右方を示す。また、方向UPは車両2の上下方向における上方を示し、方向DWは車両2の上下方向における下方を示す。
【0010】
ロックユニット10は、ケーシング12と、ラッチ機構14と、解除レバー16と、カバー18と、を備える。ケーシング12は、主にバックドア6の内部に配置される。ケーシング12の下端部12bは、バックドア6のインナパネル8を貫通し、インナパネル8から下方に向けて突出する。ケーシング12の内部には、ラッチ機構14と、解除レバー16とが配置される。ケーシング12は、例えば樹脂部材を用いて形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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