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公開番号2024057222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163817
出願日2022-10-12
発明の名称支持装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47C 7/72 20060101AFI20240417BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】ユーザの身体に関する情報を取得できる支持装置を提供する。
【解決手段】ユーザの身体を支持する支持装置において、可変形膜は、温度に応じて色を変える変色素材が内面に設けられている。可変形膜は、ユーザの身体に接触する。検出部14は、変色素材の形状と色の情報を検出する。取得部32は、検出部14で検出された変色素材の形状と色の情報に基づいて、ユーザの身体に関する情報を取得する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザの身体を支持する支持装置であって、
温度に応じて色を変える変色素材が内面に設けられた、前記ユーザの身体に接触する可変形膜と、
前記変色素材の形状と色の情報を検出する検出部と、
前記検出部で検出された前記変色素材の形状と色の情報に基づいて、前記ユーザの身体に関する情報を取得する取得部と、
を備えることを特徴とする支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ユーザの身体を支持する支持装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
物体の接触及び形状を検出できる可変形接触センサをロボットアームのフィンガ上に有するロボットアームが知られている（たとえば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１３７９５６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
車両のシートなどに着座したユーザの姿勢、体圧分布などを取得することが望まれる。このような情報は、シートに加えられる荷重やシート表面の変形を測定することで取得できる。一般的に、荷重や変形を測定する際、ひずみ測定が行われるが、複雑な形状の測定は困難である。また、測定ポイントが適切でない場合、正確に測定することは難しい。さらに、鉄など固い材料はひずみ測定し易いが、シートに用いられるようなファブリック、樹脂など柔らかい材料の測定は困難である。また、着座したユーザの体温も取得することで、ユーザの体調も推定できる可能性がある。
【０００５】
本発明の目的は、ユーザの身体に関する情報を取得できる支持装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の支持装置は、ユーザの身体を支持する支持装置であって、温度に応じて色を変える変色素材が内面に設けられた、前記ユーザの身体に接触する可変形膜と、前記変色素材の形状と色の情報を検出する検出部と、前記検出部で検出された前記変色素材の形状と色の情報に基づいて、前記ユーザの身体に関する情報を取得する取得部と、を備える。
【０００７】
前記取得部は、機械学習された学習済みモデルを用いて、前記検出部で検出された前記変色素材の形状と色の情報に基づいて、前記ユーザの身体に関する情報を取得してもよい。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、ユーザの身体に関する情報を取得できる支持装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態の支持装置の構成を示す斜視図である。
図２（ａ）は、図１のセンサの一部の概略的な構成を示す断面図であり、図２（ｂ）は、図１のセンサの表皮材の内面を示す平面図である。
図１の支持装置の機能構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
図１は、実施の形態の支持装置１の構成を示す斜視図である。支持装置１は、自動車などの車両のシートであり、着座したユーザの身体を支持する。支持装置１は、着座したユーザの身体に関する情報を取得する。身体に関する情報は、例えば、姿勢、体格、体重、肩こりの程度、腰痛の有無、体温などを含む。支持装置１は、シート型測定デバイスとも呼べる。
（【００１１】以降は省略されています）

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