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公開番号2024053169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159248
出願日2022-10-03
発明の名称什器
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類A47B 13/02 20060101AFI20240408BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】端部ビーム間に中間ビームを配しこれらを連結してなる什器において、組立の手間を軽減する。
【解決手段】対をなす脚体10、11間にビームを架設してなる什器であるカウンターKにおいて、各脚体10、11から突出させた端部ビーム12、13と、これら端部ビーム12、13同士を連結する中間ビーム14とを備えてなり、端部ビーム12、13が、同一方向に開放された凹溝12a、13aをそれぞれ備え、これら端部ビーム12、13の各凹溝12a、13aに中間ビーム14の両端部を同一方向からそれぞれ嵌合させて中間ビーム14を端部ビーム12間に架設する構成を採用する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
対をなす脚体間にビームを架設してなる什器であって、各脚体から突出させた端部ビームと、これら端部ビーム同士を連結する中間ビームとを備えてなり、
前記端部ビームが、同一方向に開放された凹溝をそれぞれ備えたものであり、これら端部ビームの各凹溝に前記中間ビームの両端部を同一方向からそれぞれ嵌合させて前記中間ビームを前記端部ビーム間に架設している什器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
少なくとも一方の端部ビームと前記中間ビームとの間に、その中間ビームを前記端部ビームに対して長手方向に相対位置変更可能に連結するビーム連結機構を備えている請求項1記載の什器。
【請求項3】
前記端部ビームは、底板と、この底板の両側縁に連続する側板とを備え、前記両側板間に反底板側に開放された凹溝を形成してなるのであり、
前記中間ビームは、前記凹溝に内嵌する角パイプ状のものである請求項2記載の什器。
【請求項4】
前記ビーム連結機構は、前記端部ビームの底板に長手方向に間隔をあけて貫設された複数のボルト挿通孔と、これらボルト挿通孔のいずれかに選択的に挿入可能なボルトと、前記中間ビームに設けられ前記ボルト挿通孔を通して挿入された前記ボルトを螺着可能なナット部とを備えたものである請求項3記載の什器。
【請求項5】
前記中間ビームは、前記端部ビームの底板内面に当接する底板と、この底板の両側縁から延出させた側板と、これら側板の延出端間に設けられた頂板とを備えたものであり、
前記ナット部は、前記中間ビームの底板に貫設されたボルト挿通孔と、このボルト挿通孔に軸心を一致させて前記底板の内面に固設されたナットとを備えたものである請求項4記載の什器。
【請求項6】
前記端部ビームの凹溝は、それぞれ上向きに開放されたものである請求項1記載の什器。
【請求項7】
対をなす脚体間にビームを架設してなる什器であって、各脚体から突出させた端部ビームと、これら端部ビーム同士を連結する中間ビームとを備えてなり、
前記中間ビームが、同一方向に開放された凹溝をそれぞれ備えたものであり、この中間ビームの凹溝に前記各端部ビームを同一方向からそれぞれ嵌合させて前記中間ビームを前記端部ビーム間に架設している什器。
【請求項8】
少なくとも一方の端部ビームと前記中間ビームとの間に、その中間ビームを前記端部ビームに対して長手方向に相対位置変更可能に連結するビーム連結機構を備えている請求項7記載の什器。
【請求項9】
前記中間ビームは、頂板と、この頂板の両側縁に連続する側板とを備え、前記両側板間に反頂板側に開放された凹溝を形成してなるのであり、
前記端部ビームは、前記凹溝に内嵌する角パイプ状のものである請求項8記載の什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィス等で好適に使用される什器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、オフィス空間に存在する既存の柱は一定の建築モジュールに対応させて配されているが、柱自体の幅寸法がまちまちであるため、柱間の内法寸法は種々のオフィスにおいて微妙に異なっている。
【0003】
そのため、建築構造物の一部である柱間に所望の家具を密に配置することは難しく、例えば、柱間に位置させて窓際にカウンター等の什器を見栄えよく設置するには、現場での大工仕事を伴う造作に頼らざるを得ないのが現状である。
【0004】
かかる事情は、オフィス空間に配置される什器に限らず、店舗その他種々の空間において同様であり、何らかの対策が望まれている。
【0005】
上述した要望に応じるべく、天板を支持する支持体の幅寸法を変更可能に構成したものが存在する。従来のこのような構成の什器は、支持体が互いに相対移動可能なメイン要素部と可動端部とを備えているとともに、支持体のメイン要素部を支持する中間ビームの内部に可動端部側の脚に支持させた端部ビームを挿入しこれらを相対スライド移動させる構成を採用している(例えば、特許文献1を参照)。そのため、所望の位置に可動端部側の脚を先に配置しておく組立方法を採用しにくいという問題が存在する。
【0006】
また、幅寸法を変更可能なものに限らず、什器の両端近傍部に配した端部ビーム間に中間ビームを配しこれらを連結するにあたって、中間ビームの内部に端部ビームを挿入する作業が面倒に感じられることがあり、このような手間を軽減する要望が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-49003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、以上に着目してなされたものであり、端部ビーム間に中間ビームを配しこれらを連結してなる什器において、組立の手間を軽減すること、また、家具幅を柔軟に変更することができ、建築柱間などの寸法変更が困難な空間に見栄えよく配置することができる家具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の発明に係る什器は、対をなす脚体間にビームを架設してなる什器であって、各脚体から突出させた端部ビームと、これら端部ビーム同士を連結する中間ビームとを備えてなり、前記端部ビームが、同一方向に開放された凹溝をそれぞれ備えたものであり、これら端部ビームの各凹溝に前記中間ビームの両端部を同一方向からそれぞれ嵌合させて前記中間ビームを前記端部ビーム間に架設しているものである。
【0010】
請求項2記載の発明に係る什器は、少なくとも一方の端部ビームと前記中間ビームとの間に、その中間ビームを前記端部ビームに対して長手方向に相対位置変更可能に連結するビーム連結機構を備えている請求項1記載のものである。
(【0011】以降は省略されています)

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