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公開番号2024050290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022157088
出願日2022-09-29
発明の名称椅子
出願人タカノ株式会社
代理人個人
主分類A47C 7/02 20060101AFI20240403BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】座の前部に生じ得るクッションからの空気抜け音の発生を好適に抑制し得るとともに座の前部に対する好適なクッション性を付与し得る椅子を提供する。
【解決手段】座Cを備えた椅子であり、支持部材1が合成樹脂製のものであり前部領域に左右方向に延びた第一、第二、第三、第四貫通孔h1、h2、h3、h4を備えている。座クッション2における各貫通孔h1、h2、h3、h4を臨む箇所に、凹み空間が形成され下向きに開放された第一、第二、第三前凹部m1、m2、m3、中間凹部msが設けられたものであり、各凹部m1、m2、m3、msが、着座者の荷重を受けた場合に、凹み空間が小さくなるように変形し得るものとした。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
座クッションとこの座クッションの下面に取り付けられたクッション支持用の支持部材とを有した座を備えてなる椅子であって、
前記支持部材が合成樹脂製のものであり前部に所定方向に延びた貫通孔を備えたものであり、
前記座クッションにおける前記貫通孔を臨む箇所に、凹み空間が形成され下向に開放された凹部が設けられたものであり、
前記凹部が、着座者の荷重を受けた場合に、前記凹み空間が小さくなるように変形し得るものである椅子。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記貫通孔及び前記凹部が、それぞれ左右方向に延びてなるものである請求項1記載の椅子。
【請求項3】
前記前部が、前記支持部材を前部領域、前後方向中間領域、及び、後部領域に三等分した場合の前部領域である請求項1記載の椅子。
【請求項4】
前記貫通孔が、少なくとも、前記前部領域の左右方向中央部に配設された第一貫通孔を含んだものであり、
前記第一貫通孔が、前後方向に所定の間隔を空けて複数並設されている請求項3記載の椅子。
【請求項5】
前記貫通孔が、前記第一貫通孔よりも前に設けられた第二貫通孔を含んだものであり、
前記第二貫通孔が、底面視において前記座クッションを被覆する張地によって被覆されている請求項4記載の椅子。
【請求項6】
前記支持部材における前記第二貫通孔を臨む位置に、前記張地の端縁部に係止して当該端縁部の下方への移動を規制し得る係止突起が設けられている請求項5記載の椅子。
【請求項7】
前記貫通孔が、前記第一貫通孔よりも左右両外側に設けられた第三、第四貫通孔を含んだものであり、
前記第三貫通孔における前後方向の位置が、複数の前記第一貫通孔における最前のものと合致したものであり、
前記第四貫通孔が、前記第三貫通孔よりも左右両外側に設けられている請求項4記載の椅子。
【請求項8】
前記前部領域の上面側に、前記貫通孔を避けるようにして、互いに略平行をなし左右方向にレール状に延びてなる複数の凸レール部が突設されている請求項4記載の椅子。
【請求項9】
脚と、この脚の上に配設された前記座と、この座の後に配設された背凭れとを備えたものであり、
前記背凭れの後傾動作に伴わせて前記座の前部が上方に持ち上げられる構成をなす体重感知式のロッキング機構が設けられている請求項1記載の椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィス等において使用される椅子に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、オフィス等において好適に使用される種々の椅子が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
この種の椅子においては、座が、座クッションと、当該座クッションの下面に取り付けられた支持部材とを有してなるものがある。座クッションには、長期間の使用に耐え得る一定の剛性とともに着座者に対して快適な座り心地を提供し得る所定のクッション性が求められている。
【0004】
ところが、従来から、座の前後方向中央部に対するクッション性については種々の探求がなされてきているが、座の前部に対するクッション性については殆ど研究されていなかった。
【0005】
本願に係る発明者等は、座の前部におけるクッション性を向上させるための種々の探求をしたところ、座クッションから排出される空気に起因して不快な音(いわゆる空気抜け音)が発生しやすくなる、という好ましくない現象を発見した。
【0006】
なお、この現象は、特に、背凭れの後傾動作に伴わせて座の前部が上方に持ち上げられる構成をなす体重感知式のロッキング機構が設けられている椅子の座において顕著である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平08-105415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、少なくとも、座の前部に生じ得るクッションからの空気抜け音の発生を好適に抑制し得るとともに座の前部に対する好適なクッション性を付与し得る椅子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明の椅子は次の構成をなしている。
【0010】
請求項1に記載の発明は、座クッションとこの座クッションの下面に取り付けられたクッション支持用の支持部材とを有した座を備えてなる椅子であって、前記支持部材が合成樹脂製のものであり前部に所定方向に延びた貫通孔を備えたものであり、前記座クッションにおける前記貫通孔を臨む箇所に、凹み空間が形成され下向に開放された凹部が設けられたものであり、前記凹部が、着座者の荷重を受けた場合に、前記凹み空間が小さくなるように変形し得るものである椅子である。
(【0011】以降は省略されています)

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