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公開番号2024054892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161324
出願日2022-10-06
発明の名称什器
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類A47B 13/06 20060101AFI20240411BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】大きな重量増加を招くことなしに脚体に支持された什器本体の振動を効果的に抑制することができる什器を提供する。
【解決手段】ベース4上に脚支柱5を立設してなる脚体1と、この脚体1に支持された什器本体である天板2とを備えた什器であるテーブルTにおいて、脚支柱5内に当該脚支柱5の振動を抑えるための振動抑制桿3を収容し、この振動抑制桿3の下端3a側を脚体1に支持させるとともに、この振動抑制桿3の外周3bと脚支柱5の内周5aとの間に当該振動抑制桿3の脚支柱5に対する遊動を許容するクリアランスCを形成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
ベース上に脚支柱を立設してなる脚体と、この脚体に支持された什器本体とを備えた什器であって、
前記脚支柱内に当該脚支柱の振動を抑えるための振動抑制桿を収容し、この振動抑制桿の下端側を前記脚体に支持させるとともに、この振動抑制桿の外周と前記脚支柱の内周との間に当該振動抑制桿の前記脚支柱に対する遊動を許容するクリアランスを形成している什器。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記振動抑制桿は、前記脚支柱と略同一長さのものである請求項１記載の什器。
【請求項３】
前記振動抑制桿は、前記脚支柱よりも短寸なものである請求項１記載の什器。
【請求項４】
前記振動抑制桿の上端部と前記脚支柱との間に、前記クリアランスの厚み寸法よりも小さな厚み寸法を有する緩衝部材を配している請求項１記載の什器。
【請求項５】
前記脚支柱及び前記振動抑制桿は、それぞれ円形パイプ材により作られたものである請求項１記載の什器。
【請求項６】
前記脚体は、単一の脚支柱を備えたものであり、
前記什器本体は、前記脚支柱により中心部を支持された天板である請求項１記載の什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、天板等を脚支柱により支持してなる什器に関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、天板等を脚支柱により支持してなるテーブル等の什器が知られている（例えば、特許文献１を参照）。
【０００３】
かかる什器は、頑丈な脚支柱により天板を支持するのが好ましいが、製品化するにあたっては、軽量化など種々の要素が加わることになり、総合的な観点を考慮しつつ設計が進められている。
【０００４】
このような什器においては、天板に一時的な外力が加わった際に脚支柱が弾性変形し、その影響で天板の揺れが長時間継続するという現象がみられることがある。かかる問題は開発段階において解消されるべきものであり、軽量化などの要素を損ねることなしに揺れの抑制や早期収束を行うことができる技術の誕生が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２１－０１７９２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は、以上のような課題に着目してなされたもので、大きな重量増加を招くことなしに脚体に支持された什器本体の振動を効果的に抑制することができる什器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
請求項１記載の発明に係る什器は、ベース上に脚支柱を立設してなる脚体と、この脚体に支持された什器本体とを備えた什器であって、前記脚支柱内に当該脚支柱の振動を抑えるための振動抑制桿を収容し、この振動抑制桿の下端側を前記脚体に支持させるとともに、この振動抑制桿の外周と前記脚支柱の内周との間に当該振動抑制桿の前記脚支柱に対する遊動を許容するクリアランスを形成しているものである。
【０００８】
請求項２記載の発明に係る什器は、前記振動抑制桿が前記脚支柱と略同一長さのものである請求項１記載のものである。
【０００９】
請求項３記載の発明に係る什器は、前記振動抑制桿が前記脚支柱よりも短寸なものである請求項１記載のものである。
【００１０】
請求項４記載の発明に係る什器は、前記振動抑制桿の上端部と前記脚支柱との間に、前記クリアランスの厚み寸法よりも小さな厚み寸法を有する緩衝部材を配している請求項１記載のものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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