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公開番号2024056219
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022162957
出願日2022-10-11
発明の名称清掃具
出願人株式会社プラナ
代理人個人
主分類A47L 1/06 20060101AFI20240416BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】従来の弾性板による清掃具に比べて、清掃面上の複数種類の塵埃や多くの塵埃を捕獲する機能、及び清掃面上の液体を除去する機能に優れた清掃具を提供する。
【解決手段】清掃面1に先端が直線状に接触し、先端を清掃面1に押し付けることにより変形可能な板状の弾性材料よりなる複数の弾性板4、5をほぼ平行に配置して固定したヘッド部2と、ヘッド部2に取り付けた把手3とを備え、弾性板4、5には、清掃面1と接触する先端から所定の長さの複数個の切り込みが形成され、先端が接触する直線に対してほぼ垂直な方向にヘッド部2を移動させることにより、清掃面1上の塵埃、汚れ、液体の少なくとも1つを除去する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
清掃面に先端が直線状に接触し、前記先端を前記清掃面に押し付けることにより変形可能な板状の弾性材料よりなる複数の弾性板をほぼ平行に配置して固定したヘッド部と、該ヘッド部に取り付けた把手とを備え、前記複数の弾性板は、前記清掃面と接触する先端から所定の長さの複数個の切り込みが形成されている先端部分を有する少なくとも1枚の弾性板を含み、前記先端が接触する直線に対してほぼ垂直な方向に前記ヘッド部を移動させることにより、前記清掃面上の塵埃、汚れ、液体の少なくとも1つを除去することを特徴とする清掃具。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記弾性板において、前記清掃面に接触する直線状の部分の長さは10~50cm、前記先端での厚さは1~10mm、前記切り込みの長さは0.2~30mm、前記複数個の切り込みは0.2~50mmの間隔で形成され、前記切り込みの隙間の幅は、前記先端部分が変形していない状態では3mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
【請求項3】
前記ヘッド部は、前記複数の弾性板により前記移動方向の前面側に飛散する塵埃を抑制するため、前記複数の弾性板の前記移動方向の前面側に遮蔽板を備えることを特徴とする請求項2に記載の清掃具。
【請求項4】
前記複数の弾性板は、前記ヘッド部に固定された個所から前記先端までの長さが、前記移動方向に対して順に短くなるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の清掃具。
【請求項5】
前記複数の弾性板は、前記ヘッド部に固定された個所から前記先端までの長さが、前記移動方向に対して順に短くなるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の清掃具。
【請求項6】
前記複数の弾性板の任意の2つにおいて、前記弾性材料の種類、前記先端での厚さ、前記清掃面に押し付けたときの弾性変形の大きさ、前記先端が清掃面に接触したときの前記清掃面と該弾性板とのなす角度、前記切り込みの長さ、前記切り込みの間隔、のうち、いずれか2つの点が互いに異なることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の清掃具。
【請求項7】
前記複数の弾性板の任意の2つにおいて、前記弾性材料の種類、前記先端での厚さ、前記清掃面に押し付けたときの弾性変形の大きさ、前記先端が清掃面に接触したときの前記清掃面と該弾性板とのなす角度、前記切り込みの長さ、前記切り込みの間隔、のうち、いずれか3つ以上の点が互いに異なることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の清掃具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、板状の弾性体からなる先端部分を床面上に接触させながら移動させることにより、塵埃を捕獲する清掃具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、窓ガラス等の平坦な面の汚れや塵埃を除去するために、棒状の把手の先にゴム板などを設けた清掃具が、窓ガラス用のワイパー等として使用されており、その従来例が特許文献1及び2に記載されている。
【0003】
また、ゴム板等の弾性体材料よりなり、複数の切り込みを形成した先端を押し付けて移動させることにより、その先端の複数の切り込みに埃等の塵埃を捕獲する清掃具が特許文献3に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-23881号公報
実開昭56-168045号公報
特開2019-171133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の窓ガラス用のワイパーと同様な形態の清掃具、すなわち、ワイパー型清掃具は、平坦な清掃面に弾力のあるゴム板等の1辺の先端を押し付けて移動させることにより、汚れや塵埃などを掻き取り、除去するものである。清掃面を水で濡らしながら行う場合もある。このようなワイパー型清掃具は、窓ガラス以外の用途にも使用され、机面、家具面、狭い床面などの塵埃を除去する目的で、簡易な清掃具として使用されている。
【0006】
さらに、上記のワイパー型清掃具は塵埃の捕獲機能がないことや、清掃具の移動により塵埃が前方に飛散するという問題があり、それを改善する目的で特許文献3の先端に切り込みを有する清掃具が開発されている。
【0007】
しかし、特許文献3の清掃具を用いる場合、塵埃の種類や大きさに応じて、先端部分の形態、例えば、先端の厚さや弾性変形の大きさ、切り込みの大きさ、切り込みの間隔等を変えることが望ましく、複数種類の塵埃が含まれる場合は、先端部分を交換して清掃を行う必要が生ずる。また、床面上の汚水などの液体を除去する場合には塵埃の捕獲の場合とは異なる硬さの弾性板が必要となる。さらに、床面上の塵埃の量が多いとき、先端に切り込みを有する1つの弾性板を用いても十分に捕獲できなく、周囲に塵埃が飛散する場合が生ずる。
【0008】
そこで、本発明は、係る問題を解決するためになされたものであり、従来の弾性板による清掃具に比べて、清掃面上の複数種類の塵埃や多くの塵埃を捕獲する機能、及び清掃面上の液体を除去する機能に優れた清掃具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の観点では、本発明の清掃具は、清掃面に先端が直線状に接触し、前記先端を前記清掃面に押し付けることにより変形可能な板状の弾性材料よりなる複数の弾性板をほぼ平行に配置して固定したヘッド部と、該ヘッド部に取り付けた把手とを備え、前記複数の弾性板は、前記清掃面と接触する先端から所定の長さの複数個の切り込みが形成されている先端部分を有する少なくとも1枚の弾性板を含み、前記先端が接触する直線に対してほぼ垂直な方向に前記ヘッド部を移動させることにより、前記清掃面上の塵埃、汚れ、液体の少なくとも1つを除去することを特徴とする。
【0010】
本発明の清掃具では、清掃面にゴム板等の弾性体材料よりなる弾性板の先端を押し付けて移動させることにより、先端に形成された複数の切り込みに埃等の塵埃を捕獲することにより、塵埃の拡散を少なくして、塵埃の回収をする点においては従来の特許文献3の清掃具と同様である。しかし、本願発明においては、その先端の切込みを有する弾性板に平行に1つ又は複数の弾性板を配置することにより、複数種類の塵埃や多くの塵埃を捕獲する機能を持たせ、さらに、清掃面上の液体を除去する機能を高めている。すなわち、複数の弾性板の先端が同時に清掃面に接するように構成し、それぞれの弾性板が先端に切り込みを有するように構成すれば塵埃の回収量を増やすことができる。また、その場合、各弾性板の先端の厚さや弾性変形の大きさ、切り込みの大きさ、切り込みの間隔等を変えることにより複数種類の塵埃を捕獲することができる。また、汚水等の液体を除去する場合には、切り込みのない弾性板を配置してもよい。すなわち、捕獲や除去を目的とする塵埃の種類や汚水等に応じて、平行に配置する複数の弾性板の形態を選択することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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