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公開番号2024050315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022157117
出願日2022-09-29
発明の名称椅子
出願人タカノ株式会社
代理人個人
主分類A47C 31/02 20060101AFI20240403BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】構造物本体の収容溝に対して、張地の端縁を簡単且つ抜け難く取り付けることができる構成を備えた椅子を提供する。
【解決手段】背凭れ本体7と背凭れ本体7を被覆し得る背張地8とを有する背凭れMを備えた椅子であって、背凭れ本体7に単一の収容溝7mが設けられており、当該収容溝7mの内部に複数の係合突起t(f)、t(r)が設けられたものであり、背張地8が、表側被覆部8fと、裏側被覆部8rと、収容溝7m内に挿入される第一の帯状部材81と、収容溝7m内に挿入される第二の帯状部材82とを備え、第一、第二の帯状部材81、82のそれぞれに、係合突起t(f)、t(r)が係合し得る複数の貫通孔81a、82aが設けられている。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
構造物本体とこの構造物本体を被覆し得る張地とを有する構造物を備えた椅子であって、
前記構造物本体に単一の収容溝が設けられており、当該収容溝の内部に複数の係合突起が設けられたものであり、
前記張地が、前記構造物本体の表側を被覆する表側被覆部と、前記構造物本体の裏側を被覆する裏側被覆部と、前記表側被覆部の一端部に取り付けられ前記収容溝内に挿入される第一の帯状部材と、前記裏側被覆部の一端部に取り付けられ前記収容溝内に挿入される第二の帯状部材とを備えたものであり、
前記第一、第二の帯状部材のそれぞれに、前記係合突起が係合し得る複数の貫通孔が設けられている椅子。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記収容溝を構成する一対の溝形成壁の双方に前記係合突起が設けられている請求項1記載の椅子。
【請求項3】
前記係合突起が、前記収容溝の延び方向に沿って双方の前記溝形成壁に対して交互に設けられている請求項2記載の椅子。
【請求項4】
前記構造物が、背凭れであって、
前記構造物本体が、下端部に下方に開口された前記収容溝を有する背凭れ本体であり、
前記張地が、前記背凭れ本体を被覆し得る背張地である請求項1記載の椅子。
【請求項5】
前記背張地が、前記表側被覆部及び前記裏側被覆部を含んで構成され下方に開放された袋状をなす背張地本体を備えたものであり、この背張地本体の開口端部に前記第一、第二の帯状部材が配設されている請求項4記載の椅子。
【請求項6】
前記表側被覆部及び前記裏側被覆部が生地を主体に作られたものであり、
前記第一、第二の帯状部材が合成樹脂製のものである請求項1記載の椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、椅子の背凭れ本体を覆う張地の取付構造として、フレームに設けられた溝に対して張地の端部に設けられたコード部材を押し込むようにしたものが種々存在している。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されたものでは、表側の張地部分と裏側の張地部分の双方を取り付けるために、背凭れ本体には平行をなす二本の溝が設けられており、表側の張地部分に設けたコード部材を一方の溝に押し込むとともに裏側の張地部分に設けたコード部材を他方の溝に押し込む構成をなしている。
【0004】
ところが、上述したものでは、二本の溝の間に張地により覆われていない箇所が出現することになる。そこで、この例では、L形形状のコード部材を用いることによって、溝間の張地により覆われていない箇所を覆い隠す工夫がなされていた。
【0005】
しかしながら、かかるL形形状のコード部材は、三次元的な形状をなす比較的特殊なものとなるため、張地に対する組み付け作業が難しいものとならざるを得ない。
【0006】
本願に係る椅子の発明者らは、溝幅を拡幅させた単一溝に対して、張地の一方及び他方の端縁部に取り付けた既知のコード部材を押し込み、背凭れを構成することを試みたところ、押し込んだ二つのコード部材は単一溝内に留まることが難しく外方に抜け出してしまう不具合が生ずることを見出した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6905326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、少なくとも、構造物本体の収容溝に対して、張地の端縁を簡単且つ抜け難く取り付けることができる構成を備えた椅子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【0010】
請求項1に記載の発明は、構造物本体とこの構造物本体を被覆し得る張地とを有する構造物を備えた椅子であって、前記構造物本体に単一の収容溝が設けられており、当該収容溝の内部に複数の係合突起が設けられたものであり、前記張地が、前記構造物本体の表側を被覆する表側被覆部と、前記構造物本体の裏側を被覆する裏側被覆部と、前記表側被覆部の一端部に取り付けられ前記収容溝内に挿入される第一の帯状部材と、前記裏側被覆部の一端部に取り付けられ前記収容溝内に挿入される第二の帯状部材とを備えたものであり、前記第一、第二の帯状部材のそれぞれに、前記係合突起が係合し得る複数の貫通孔が設けられている椅子である。
(【0011】以降は省略されています)

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