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公開番号2024054755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022161190
出願日2022-10-05
発明の名称ステー及び開閉ユニット
出願人高千穂交易株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類E05F 3/04 20060101AFI20240410BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】所定の機能をもたせたステーのデザイン性の低下を抑制すること
【解決手段】ステーは、本体と、本体に対して開閉可能な開閉部と、を含む開閉ユニットに適用可能である。ハウジングは、樹脂材料で形成される。スライド部材は、樹脂材料で形成され、ハウジングに対してスライドする。リニアダンパは、ハウジングとスライド部材とによって形成された収容空間に収容され、シリンダチューブ及びピストンロッドを含む。ステーは、スライド部材のハウジングに対するスライドにより伸縮する。リニアダンパは、ステーの伸縮に伴って伸縮する。ハウジング又はスライド部材の一方は、本体に対して回動可能に接続するための第1の接続部を含む。ハウジング又はスライド部材の他方は、開閉部に対して回動可能に接続するための第2の接続部を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体と、本体に対して開閉可能な開閉部と、を含む開閉ユニットに適用可能なステーであって、
樹脂材料で形成されたハウジングと、
樹脂材料で形成され、前記ハウジングに対してスライドするスライド部材と、
前記ハウジングと前記スライド部材とによって形成された収容空間に収容され、シリンダチューブ及びピストンロッドを含むリニアダンパと、
を備え、
前記ステーは、前記スライド部材の前記ハウジングに対するスライドにより伸縮し、
前記リニアダンパは、前記ステーの伸縮に伴って伸縮し、
前記ハウジング又は前記スライド部材の一方は、前記本体に対して回動可能に接続するための第1の接続部を含み、
前記ハウジング又は前記スライド部材の他方は、前記開閉部に対して回動可能に接続するための第2の接続部を含む、
ことを特徴とするステー。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
請求項1に記載のステーであって、
前記ハウジング又は前記スライド部材の前記一方は、段付きネジによって前記本体に対して接続可能であり、
前記第1の接続部は、前記段付きネジのネジが切られていない円筒部を回動可能に支持する軸受である、
ことを特徴とするステー。
【請求項3】
請求項1に記載のステーであって、
前記ハウジングに収容され、前記ステーの伸縮に伴って伸縮するバネをさらに備える、
ことを特徴とするステー。
【請求項4】
請求項1に記載のステーであって、
前記ハウジングに取り付けられる第1の要素と、
前記スライド部材に取り付けられ、磁力により前記第1の要素と引き合う第2の要素をさらに備え、
前記第1の要素及び前記第2の要素は、前記ステーが縮む動作を磁力によりアシストするように配置される、
ことを特徴とするステー。
【請求項5】
請求項1から4までのいずれか一項に記載のステーと、
本体と、
本体に対して開閉可能な開閉部と、
を備える、
ことを特徴とする開閉ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステー及び開閉ユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
開閉可能な扉や蓋等に設けられるステーにおいては、ダンパー等により制動力を持たせることで扉や蓋をゆっくりと開くようにする機能を有するものが知られている(例えば特許文献1)。このようなステーは、ソフトダウンステーと呼ばれることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-254565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ステーに上記のような機能をもたせる場合には、ダンパー等の部品を設ける必要があるため部品点数が増える傾向にある。家具や家電等の扉や蓋にステーを用いる場合には、そのデザイン性についても改善が望まれるところ、部品点数の増加はデザイン性の低下につながる恐れがある。
【0005】
本発明は、所定の機能をもたせたステーのデザイン性の低下を抑制する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によれば、
本体と、本体に対して開閉可能な開閉部と、を含む開閉ユニットに適用可能なステーであって、
樹脂材料で形成されたハウジングと、
樹脂材料で形成され、前記ハウジングに対してスライドするスライド部材と、
前記ハウジングと前記スライド部材とによって形成された収容空間に収容され、シリンダチューブ及びピストンロッドを含むリニアダンパと、
を備え、
前記ステーは、前記スライド部材の前記ハウジングに対するスライドにより伸縮し、
前記リニアダンパは、前記ステーの伸縮に伴って伸縮し、
前記ハウジング又は前記スライド部材の一方は、前記本体に対して回動可能に接続するための第1の接続部を含み、
前記ハウジング又は前記スライド部材の他方は、前記開閉部に対して回動可能に接続するための第2の接続部を含む、
ことを特徴とするステーが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所定の機能をもたせたステーのデザイン性の低下を抑制する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)及び(b)はステーの外観を示す斜視図である。
(a)及び(b)はステーの内部構造を示す斜視図である。
(a)及び(b)はステーの内部構造を示す正面図である。
(a)及び(b)はステーの開閉ユニットへの適用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<ステーの構造>
図1(a)ないし図3(b)を参照する。図1(a)及び図1(b)はステー1の外観を示す斜視図であり、図1(a)はステー1が伸びた状態を示し、図1(b)はステーが縮んだ状態を示している。また、図2(a)及び図2(b)はステー1の内部構造を示す斜視図であり、図2(a)はステー1が伸びた状態を示し、図2(b)はステーが縮んだ状態を示している。なお、図2(a)及び図2(b)においては、後述するバネ40は省略されている。また、図3(a)及び図3(b)はステー1の内部構造を示す正面図であり、図3(a)はステー1が伸びた状態を示し、図3(b)はステーが縮んだ状態を示している。図2(a)ないし図3(b)では、ハウジング10のケース部材11aが取り外された状態が示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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