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公開番号2024041302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146026
出願日2022-09-14
発明の名称地盤攪拌機械
出願人埼玉八栄工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 7/00 20060101AFI20240319BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】地中に埋設されている障害物が前方に飛散することを防ぐ。
【解決手段】可動アームと、可動アームの先端に取り付けられた攪拌装置と、を備えた地盤攪拌機械であって、攪拌装置は、回転軸と、回転軸の回転に伴って回転して土壌の掘削および攪拌を行う複数の攪拌羽根と、複数の攪拌羽根の前方の一部を遮蔽するように、複数の攪拌羽根の回転方向に対して回動可能に取り付けられる可動ブレードと、複数の攪拌羽根の上方及び側面を囲う固定フードと、を備える。攪拌装置は、モータと、モータと接続される減速機とを更に備え、減速機は前記回転軸を回転することが好ましい。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
可動アームと、
前記可動アームの先端に取り付けられた攪拌装置と、を備えた地盤攪拌機械であって、
前記攪拌装置は、
回転軸と、
前記回転軸の回転に伴って回転して土壌の掘削および攪拌を行う複数の攪拌羽根と、
前記複数の攪拌羽根の前方の一部を遮蔽するように、前記複数の攪拌羽根の回転方向に対して回動可能に取り付けられる可動ブレードと、
前記複数の攪拌羽根の上方及び側面を囲う固定フードと、
を備えた地盤攪拌機械。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記可動ブレードは、「コ」の字状である、請求項1に地盤攪拌機械。
【請求項3】
前記可動ブレードが前記固定フードと重なった場合、前記固定フードが前記可動ブレードの中に入り込むように、前記可動ブレードと前記固定フードとの大きさが設定される、請求項1に記載の地盤攪拌機械。
【請求項4】
前記固定フードが、前記回転軸の回転中心を基準とした、前記回転軸と前記複数の攪拌羽根を覆う角度は、180度以下である、請求項1に記載の地盤攪拌機械。
【請求項5】
前記固定フードは、前記可動アームの操作により前端部の位置が垂直方向に変動する、請求項1に記載の地盤攪拌機械。
【請求項6】
前記攪拌装置は、モータと、該モータと接続される減速機とを更に備え、該減速機は前記回転軸を回転する、請求項1から5のいずれか1項に記載の地盤攪拌機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地盤攪拌機械に関わり、特に、表層の土壌を攪拌する地盤攪拌機械に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、地盤強化のための地盤改良機械として、例えば特許文献1に示された、バケットミキサー付き土壌や土質および地盤改良機械が知られている。
具体的には、特許文献1に記載の機械は、バケットミキサーにおけるバケット内に、掘削機能と回転攪拌機能を持つ回転攪拌翼を複数枚備え、隣り合う2枚の回転攪拌翼の間に、撹拌促進手段として非回転攪拌翼を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-47155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、地盤攪拌機械で、表面から目標とする深さまで掘り進めていく場合に、地中に埋設されている障害物が前方に飛散する課題があることを見出した。また、障害物が攪拌羽根を囲うフード内に留まると、フードを破損する場合もあった。
本発明の目的は、地中に埋設されている障害物が前方に飛散することを防ぎ、障害物がフードに留まらず、障害物を安全に排出することが可能な地盤攪拌機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1) 本発明の地盤攪拌機械の代表的な態様は、可動アームと、
前記可動アームの先端に取り付けられた攪拌装置と、を備えた地盤攪拌機械であって、
前記攪拌装置は、
回転軸と、
前記回転軸の回転に伴って回転して土壌の掘削および攪拌を行う複数の攪拌羽根と、
前記複数の攪拌羽根の前方の一部を遮蔽するように、前記複数の攪拌羽根の回転方向に対して回動可能に取り付けられる可動ブレードと、
前記複数の攪拌羽根の上方及び側面を囲う固定フードと、
を備えた地盤攪拌機械である。
【0006】
(2) 上記(1)の地盤攪拌機械において、前記可動ブレードは、「コ」の字状であることが好ましい。
【0007】
(3) 上記(1)の地盤攪拌機械において、前記可動ブレードが前記固定フードと重なった場合、前記固定フードが前記可動ブレードの中に入り込むように、前記可動ブレードと前記固定フードとの大きさが設定されることが好ましい。
【0008】
(4) 上記(1)の地盤攪拌機械において、前記固定フードが、前記回転軸の回転中心を基準とした、前記回転軸と前記複数の攪拌羽根を覆う角度は、180度以下であることが好ましい。
【0009】
(5) 上記(1)の地盤攪拌機械において、前記固定フードは、前記可動アームの操作により前端部の位置が垂直方向に変動することが好ましい。
【0010】
(6) 上記(1)から(5)のいずれかの地盤攪拌機械において、前記攪拌装置は、モータと、該モータと接続される減速機とを更に備え、該減速機は前記回転軸を回転することが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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