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公開番号2024057862
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164822
出願日2022-10-13
発明の名称注入薬液移送システム
出願人株式会社ケー・エフ・シー
代理人個人
主分類E02D 3/12 20060101AFI20240418BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】地山に注入する注入材の薬液を貯留する薬液タンクに人力で薬液を供給する作業を無くす。
【解決手段】注入材を構成する薬液を供給する薬液タンク1a、1bと、薬液貯留コンテナ3a、3bと、薬液貯留コンテナ3a、3bから薬液タンク1a、1bに薬液を移送する移送ポンプ5a、5bと、薬液タンク1a、1bの下限液量値と上限液量値が設定記憶され、移送ポンプ5a、5bの運転開始と運転停止を制御する移送ポンプ制御装置6を備え、移送ポンプ制御装置6が、薬液タンク1a、1bに設置される液量センサ23から入力される液量値の下限液量値への到達に応じて、移送ポンプ5a、5bが運転開始するように制御し、入力される液量値の上限液量値への到達に応じて、運転状態の移送ポンプ5a、5bが運転停止するように制御する注入薬液移送システム。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
地山に注入材を注入する注入ポンプに前記注入材を構成する薬液を供給する薬液タンクと、
前記薬液タンクに設置される液量センサと、
薬液貯留コンテナと、
前記薬液貯留コンテナから前記薬液タンクに薬液を移送する移送ポンプと、
前記移送ポンプの運転開始と運転停止を制御する移送ポンプ制御装置とを備え、
前記移送ポンプ制御装置に、前記薬液タンクの下限液量値と上限液量値が設定記憶され、
前記移送ポンプ制御装置が、前記薬液タンクの前記液量センサから入力される液量値の前記下限液量値への到達に応じて、前記移送ポンプが運転開始するように制御すると共に、前記薬液タンクの前記液量センサから入力される液量値の前記上限液量値への到達に応じて、運転状態の前記移送ポンプが運転停止するように制御することを特徴とする注入薬液移送システム。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
地山に注入材を注入する注入ポンプに前記注入材を構成する薬液を供給する薬液タンクと、
前記薬液タンクに設置される液量センサと、
薬液貯留コンテナと、
前記薬液貯留コンテナから前記薬液タンクに薬液を移送する移送ポンプと、
前記移送ポンプで移送される薬液の流量を計測する移送流量計と、
前記移送ポンプの運転開始と運転停止を制御する移送ポンプ制御装置とを備え、
前記移送ポンプ制御装置に、前記薬液タンクの下限液量値と前記移送流量計の下限流量値が設定記憶され、
前記移送ポンプ制御装置が、前記薬液タンクの前記液量センサから入力される液量値の前記下限液量値への到達に応じて、前記移送ポンプが運転開始するように制御すると共に、
前記移送流量計から入力される流量値の前記下限流量値への到達に応じて、運転状態の前記移送ポンプが運転停止するように制御することを特徴とする注入薬液移送システム。
【請求項3】
前記薬液タンクと、前記薬液タンクに設置される液量センサと、前記薬液貯留コンテナと、前記移送ポンプの組が複数組設けられ、
前記複数組の運転動作を一つの前記移送ポンプ制御装置で制御することを特徴とする請求項1又は2記載の注入薬液移送システム。
【請求項4】
前記薬液貯留コンテナの貯留可能量が前記薬液タンクの上限液量値と下限液量値との差以上であると共に、
前記薬液貯留コンテナが運搬して反復使用されることを特徴とする請求項1又は2記載の注入薬液移送システム。
【請求項5】
前記薬液貯留コンテナの側壁が透光性材料で形成されていることを特徴とする請求項4記載の注入薬液移送システム。
【請求項6】
前記薬液タンクに設けられる無線通信部と前記移送ポンプ制御装置に設けられる無線通信部の双方と無線通信可能な携帯端末を備え、
前記携帯端末が、前記薬液タンクの前記液量センサが検出した液量値を無線通信で取り込んで表示可能であると共に、前記移送ポンプ制御装置に記憶される前記薬液タンクの下限液量値を含む所定データを無線通信を介して書換可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の注入薬液移送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば長尺先受け工法(AGF工法)や鏡補強工のようなトンネル補助工法等で地山に注入材を注入する際に、注入材を構成する薬液を薬液タンクに移送する注入薬液移送システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トンネル補助工法では、長尺先受け工法(AGF工法)や、鏡補強工等のための注入材を吐出する吐出孔を有する鋼管を切羽前方地山に向かって打設し、注入孔を形成するように打設した鋼管の内部から周辺地山に注入材を注入することが行われている。注入される注入材には、二種類の薬液を混合して硬化させる二液混合硬化タイプの注入材が多く用いられており、例えば二液混合硬化タイプのウレタン系注入材やシリカレジン系注入材が用いられている。
【0003】
二液混合硬化タイプの注入材を注入する際には、注入材を構成する第1薬液と第2薬液がそれぞれ第1薬液タンクと第2薬液タンクに貯留され、第1薬液タンクから注入ポンプで吸い上げられた第1薬液と第2薬液タンクから注入ポンプで吸い上げられた第2薬液が合流管に向かって吐出され、合流管の吐出側に接続されている注入管から第1薬液と第2薬液の混合液が鋼管内部に吐出される(特許文献1の段落[0029]、[0030]、図2、図3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7063530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、二液混合硬化タイプの注入材を構成する第1薬液、第2薬液のように、注入材を構成する薬液は、注入ポンプで吸い上げられるように予め薬液タンクに貯留される。そして、薬液タンクに貯留されている薬液の量が少なくなってきたら、石油缶やドラム缶に収容した薬液を人力で薬液タンクに移し替えるという作業が行われている。この作業員が人力で薬液タンクに薬液を移し替える作業は多大な労力を要する作業であるため、人力で薬液を薬液タンクに供給する作業を無くすことが望まれている。
【0006】
本発明は上記課題に鑑み提案するものであって、注入材を構成する薬液を貯留する薬液タンクに人力で薬液を供給する作業を無くすことができる注入薬液移送システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の注入薬液移送システムは、地山に注入材を注入する注入ポンプに前記注入材を構成する薬液を供給する薬液タンクと、前記薬液タンクに設置される液量センサと、薬液貯留コンテナと、前記薬液貯留コンテナから前記薬液タンクに薬液を移送する移送ポンプと、前記移送ポンプの運転開始と運転停止を制御する移送ポンプ制御装置とを備え、前記移送ポンプ制御装置に、前記薬液タンクの下限液量値と上限液量値が設定記憶され、前記移送ポンプ制御装置が、前記薬液タンクの前記液量センサから入力される液量値の前記下限液量値への到達に応じて、前記移送ポンプが運転開始するように制御すると共に、前記薬液タンクの前記液量センサから入力される液量値の前記上限液量値への到達に応じて、運転状態の前記移送ポンプが運転停止するように制御することを特徴とする。
これによれば、薬液タンクの液量の減少に応じて薬液貯留コンテナから薬液タンクに自動的に適量の薬液を移送して供給することができ、注入材を構成する薬液を貯留する薬液タンクに石油缶やドラム缶を用いて人力で薬液を供給する作業を無くすことができる。
【0008】
本発明の注入薬液移送システムは、地山に注入材を注入する注入ポンプに前記注入材を構成する薬液を供給する薬液タンクと、前記薬液タンクに設置される液量センサと、薬液貯留コンテナと、前記薬液貯留コンテナから前記薬液タンクに薬液を移送する移送ポンプと、前記移送ポンプで移送される薬液の流量を計測する移送流量計と、前記移送ポンプの運転開始と運転停止を制御する移送ポンプ制御装置とを備え、前記移送ポンプ制御装置に、前記薬液タンクの下限液量値と前記移送流量計の下限流量値が設定記憶され、前記移送ポンプ制御装置が、前記薬液タンクの前記液量センサから入力される液量値の前記下限液量値への到達に応じて、前記移送ポンプが運転開始するように制御すると共に、前記移送流量計から入力される流量値の前記下限流量値への到達に応じて、運転状態の前記移送ポンプが運転停止するように制御することを特徴とする。
これによれば、薬液タンクの液量の減少に応じて薬液貯留コンテナから薬液タンクに自動的に適量の薬液を移送して供給することができ、注入材を構成する薬液を貯留する薬液タンクに石油缶やドラム缶を用いて人力で薬液を供給する作業を無くすことができる。
【0009】
本発明の注入薬液移送システムは、前記薬液タンクと、前記薬液タンクに設置される液量センサと、前記薬液貯留コンテナと、前記移送ポンプの組が複数組設けられ、前記複数組の運転動作を一つの前記移送ポンプ制御装置で制御することを特徴とする。
これによれば、薬液貯留コンテナから薬液タンクに薬液を移送する移送ポンプの複数組の動作を一つの移送ポンプ制御装置で制御することができ、装置コストの低減、制御装置のハードウェア資源の有効活用を図ることができる。
【0010】
本発明の注入薬液移送システムは、前記薬液貯留コンテナの貯留可能量が前記薬液タンクの上限液量値と下限液量値との差以上であると共に、前記薬液貯留コンテナが運搬して反復使用されることを特徴とする。
これによれば、薬液貯留コンテナを取り換える作業無しで、薬液タンクの上限液量値と下限液量値との差に対応する量の薬液を移送することができる。また、同じ薬液運搬コンテナを薬液収容容器として何度も利用することが可能となり、薬液を移し替える石油缶やドラム缶のような産業廃棄物を無くすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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