TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024053758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160160
出願日2022-10-04
発明の名称除塵機
出願人前澤工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02B 5/08 20060101AFI20240409BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】スクリーンの手前に堆積した沈砂による不具合を防止できる除塵機を提供することを課題とする。
【解決手段】水路Nに設置され複数の目開部2Bを備えた縦引きのバースクリーン2と、目開部2Bに入ってし渣を掻き揚げる掻揚レーキ9と、バースクリーン2の上流側に堆積した沈砂をバースクリーン2の下流側に送る櫛歯レーキ10と、掻揚レーキ9及び櫛歯レーキ10がバースクリーン2に対して前面降下かつ前面掻揚となるように移動させる回転機構3と、を備え、櫛歯レーキ10の少なくとも一部は、し渣及び沈砂を掻き揚げないように下方に傾斜していることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水路に設置され複数の目開部を備えた縦引きのバースクリーンと、
前記目開部に入ってし渣を掻き揚げる掻揚レーキと、
前記バースクリーンの上流側に堆積した沈砂を当該バースクリーンの下流側に送る櫛歯レーキと、
前記掻揚レーキ及び前記櫛歯レーキが前記バースクリーンに対して前面降下かつ前面掻揚となるように移動させる回転機構と、を備え、
前記櫛歯レーキの少なくとも一部は、し渣及び沈砂を掻き揚げないように下方に傾斜していることを特徴とする除塵機。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記櫛歯レーキは、幅方向に延設され前記回転機構に接続される基部と、前記基部から前記バースクリーンに向けて突出する砂送り歯と、を備え、
前記砂送り歯は、前記回転機構の進行方向軸に垂直となる仮想基準線に対して下方に傾斜する傾斜部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の除塵機。
【請求項3】
前記櫛歯レーキは、前記バースクリーンと前記基部との間にし渣及び沈砂を落下させる間隙部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の除塵機。
【請求項4】
前記砂送り歯は、前記目開部に対して一つ置きとなるよう前記基部の幅方向に一定間隔で備えていることを特徴とする請求項2に記載の除塵機。
【請求項5】
前記櫛歯レーキは、連続して一対設けられており、
先行の前記櫛歯レーキの前記砂送り歯と後行の前記櫛歯レーキの前記砂送り歯とにより、幅方向に形成された複数の前記目開部に対して、相互に前記砂送り歯が挿入されることで抜けを補うことを特徴とする請求項4に記載の除塵機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は除塵機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下水処理場、ポンプ場、揚排水機場等に設置される除塵機として、特許文献1に記載されたものが知られている。除塵機は、水路内に配設したバースクリーンにより水路を流れるし渣を捕捉するように構成されている。また、沈砂池の後段設備である汚水ポンプや雨水ポンプ等の保護を目的として、沈砂池の下流部に細目のバースクリーンを備えた除塵機が設置されていたが、近年では沈砂池内に堆積している沈砂の処理を水中ポンプ等で揚砂により行うシステムが採用され、水中ポンプ等の保護を目的として沈砂池の上流部に細目のバースクリーンを備えた除塵機が配設されている。バースクリーンにより捕捉されたし渣は、バースクリーン前面に沿って上昇する掻揚レーキにより掻き揚げられ、チェーンの上昇端付近に設けたシュート内に落下して水路内から除去される。シュート内に移したし渣は、次のし渣処理系統に移されて処理される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-184055公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の除塵機は、沈砂池の上流部に設置するとバースクリーンの前に堆積した沈砂をし渣とともに掻き揚げてしまう場合がある。沈砂を掻き揚げることで、し渣処理系統の破砕機や脱水機の摩耗原因となる場合がある。また、し渣処理系統に洗浄機がある場合には、水槽内で砂が堆積することに伴う定期的な清掃やメンテナンスが増えるなどの悪影響を及ぼす。除塵機自体では、バースクリーンの前に堆積した沈砂により駆動装置の過トルクが発生したり、バースクリーンやレーキの歯が変形するといった問題がある。
【0005】
このような課題を踏まえ、本発明は、スクリーンの手前に堆積した沈砂による不具合を防止できる除塵機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、水路に設置され複数の目開部を備えた縦引きのバースクリーンと、前記目開部に入ってし渣を掻き揚げる掻揚レーキと、前記バースクリーンの上流側に堆積した沈砂を当該バースクリーンの下流側に送る櫛歯レーキと、前記掻揚レーキ及び前記櫛歯レーキが前記バースクリーンに対して前面降下かつ前面掻揚となるように移動させる回転機構と、を備え、前記櫛歯レーキの少なくとも一部は、し渣及び沈砂を掻き揚げないように下方に傾斜していることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、バースクリーンの上流側に堆積した沈砂を櫛歯レーキによって、下流側へ送ることができるため、バースクリーンの手前に沈砂が堆積するのを抑制することができる。また、櫛歯レーキの少なくとも一部は傾斜しているため、仮に沈砂を掻き揚げたとしても、櫛歯レーキの上昇に伴って、沈砂は櫛歯レーキから滑り落ちる。そのため、し渣処理系統に沈砂が入り込むのを防ぐことができる。これにより、沈砂によるし渣処理系統の機器への不具合を防ぐことができる。
【0008】
また、前記櫛歯レーキは、幅方向に延設され前記回転機構に接続される基部と、前記基部から前記バースクリーンに向けて突出する砂送り歯と、を備え、前記砂送り歯は、前記回転機構の進行方向軸に垂直となる仮想基準線に対して下方に傾斜する傾斜部を備えていることが好ましい。
【0009】
本発明によれば、傾斜部によって効率的に沈砂を滑り落とすことができる。
【0010】
また、前記櫛歯レーキは、前記バースクリーンと前記基部との間にし渣及び沈砂を落下させる間隙部を備えていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許