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公開番号2024055193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161919
出願日2022-10-06
発明の名称ショベル
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240411BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】冷却ファンによって吸い込まれて冷却ユニットを通過した空気が冷却ユニットの上流側の空間に逆流するのを抑制できるショベルを提供すること。
【解決手段】ショベル100は、下部走行体1と、下部走行体1に旋回可能に搭載される上部旋回体2と、上部旋回体2に搭載されるエンジン8と、エンジン8によって駆動される冷却ファン17と、冷却ファン17を挟んでエンジン8と反対側に配置される冷却ユニット70と、シールクッションSCと、ブラケットBCと、を有する。ブラケットBCは、冷却ユニット70に対してシールクッションSCを押し付ける態様で冷却ユニット70に取り付けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に搭載される原動機と、
前記原動機によって駆動される冷却ファンと、
前記冷却ファンを挟んで前記原動機と反対側に配置される冷却ユニットと、
シールクッションと、
ブラケットと、を有し、
前記ブラケットは、前記冷却ユニットに対して前記シールクッションを押し付ける態様で前記冷却ユニットに取り付けられる、
ショベル。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記原動機が配置される第1空間と、
前記第1空間とは別の第2空間と、
前記第1空間と前記第2空間とを隔てる封止板と、を有し、
前記シールクッションは、前記封止板の周囲にある、前記第1空間と前記第2空間とを繋ぐ隙間を埋めるように配置されている、
請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記冷却ユニットは、ラジエータと、前記ラジエータに冷却水を流入させる流入管と、を有し、
前記シールクッションは、前記流入管に取り付けられる、
請求項1に記載のショベル。
【請求項4】
前記ブラケットは、逆U字形状を有する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項5】
前記流入管は、前記シールクッションを貫通するように配置されている、
請求項3に記載のショベル。
【請求項6】
前記ブラケットは、前記封止板に固定されている、
請求項2に記載のショベル。
【請求項7】
前記シールクッションは、前記ブラケットと前記冷却ユニットとの間で圧縮される、
請求項1に記載のショベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ショベルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンを冷却するための冷却ファンを備えたショベルが知られている(特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-173389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のショベルにおける冷却ファンは、車両外部の比較的冷たい空気を吸い込むことによって、冷却ファンの上流側に設置された冷却ユニットに冷たい空気を当てることで、エンジンを冷却できるように配置されている。
【0005】
しかしながら、冷却ユニットの上流側の空間と冷却ユニットの下流側の空間との間の隔離が十分でないと、冷却ユニットを通過するときに加熱された空気が冷却ユニットの上流側の空間に逆流して再び冷却ユニットに取り込まれてしまい、エンジンを効率的に冷却できなくなってしまうおそれがある。
【0006】
そこで、冷却ファンによって吸い込まれて冷却ユニットを通過した空気が冷却ユニットの上流側の空間に逆流するのを抑制できるショベルを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に搭載される原動機と、前記原動機によって駆動される冷却ファンと、前記冷却ファンを挟んで前記原動機と反対側に配置される冷却ユニットと、シールクッションと、ブラケットと、を有し、前記ブラケットは、前記冷却ユニットに対して前記シールクッションを押し付ける態様で前記冷却ユニットに取り付けられる。
【発明の効果】
【0008】
上述のショベルは、冷却ファンによって吸い込まれて冷却ユニットを通過した空気が冷却ユニットの上流側の空間に逆流するのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ショベルの側面図である。
図1のショベルの上部旋回体を概略的に示す上面図である。
冷却ユニットの上面図である。
冷却ユニットの断面図である。
冷却ユニットの斜視図である。
シールクッション及びブラケットの斜視図である。
冷却ユニットの一部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、添付図面を参照しながら、本開示の実施形態に係るショベル100について説明する。なお、添付図面では同一又は対応する部材又は部品には同一又は対応する参照符号が付されている。また、図面では部材又は部品は必ずしも縮尺通りには描かれていない。従って、当業者は、以下の限定的でない実施形態を参照して具体的な寸法を任意に決定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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