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公開番号
2024052153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-11
出願番号
2022158673
出願日
2022-09-30
発明の名称
建設機械
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人広和特許事務所
主分類
E02F
9/26 20060101AFI20240404BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】 動作を行う前に、その動作内容を周囲に正確に報知できるようにして作業効率を向上する。
【解決手段】 左右の走行レバー・ペダル装置14,15、左右の操作レバー装置16,17は、レバー部14A,15A,16A,17A、ペダル部14B,15Bが中立位置から傾転されたときの方向を検出する感圧センサ14C,14D,15C,15D,16B~16E,17B~17Eを備えている。また、レバー部14A,15A,16A,17A、ペダル部14B,15Bが中立位置から傾転されたときに、感圧センサ14C,14D,15C,15D,16B~16E,17B~17Eからの検出信号を受信して下部走行体2の走行装置、旋回装置3および作業装置5の動作を導き出す制御装置19と、制御装置19が導き出した動作を周囲に報知する表示装置20,21,22と、を備えている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置で走行する下部走行体と、前記下部走行体の上側に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体の前側に回動可能に設けられた作業装置と、を備え、
前記上部旋回体は、
前記走行装置、前記旋回装置および前記作業装置からなる動作部を制御するコントロールバルブと、
レバー部が操作無効範囲を越えて傾転されることにより前記コントロールバルブに動作信号を送って前記動作部を操作する操作レバー装置と、
を備えてなる建設機械において、
前記レバー部が中立位置から傾転されたときの方向を検出する検出装置を備え、
前記レバー部が前記中立位置から傾転されたときに、前記検出装置からの検出信号を受信して前記動作部の動作を導き出す制御装置と、
前記制御装置が導き出した動作を周囲に報知する報知装置と、
を備えていることを特徴とする建設機械。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建設機械において、
前記操作レバー装置の前記レバー部を傾転させたときの操作の有効、無効を切換えるゲートロックレバーが設けられ、
前記制御装置は、前記ゲートロックレバーによって前記レバー部の操作が無効に切換えられているときには、前記報知装置による周囲への報知を制限させることを特徴とする建設機械。
【請求項3】
請求項1に記載の建設機械において、
前記操作レバー装置は、前記レバー部を前記中立位置から傾転させたときに所定の角度までが前記操作無効範囲となり、所定の角度を越えると操作有効範囲となり、
前記検出装置による前記レバー部の傾転方向の検出は、前記操作無効範囲から実施されていることを特徴とする建設機械。
【請求項4】
請求項3に記載の建設機械において、
前記制御装置は、前記レバー部が前記操作無効範囲内にあるときは前記報知装置に動作予告を報知させ、前記レバー部が前記操作有効範囲内にあるときは前記報知装置に実動作を報知させることを特徴とする建設機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、回動可能な作業装置、旋回可能な上部旋回体を備えた油圧ショベル等の建設機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
建設機械としての油圧ショベルは、走行装置で走行する下部走行体と、下部走行体の上側に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、上部旋回体の前側に回動可能に設けられた作業装置と、を備えている。走行装置、旋回装置、作業装置等の動作部は、油圧アクチュエータによって動作される。
【0003】
上部旋回体の旋回フレーム上には、原動機によって駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプから油圧アクチュエータに供給される作動油(圧油)を制御するコントロールバルブと、オペレータが搭乗するキャブと、が設けられている。キャブ内には、オペレータが座る運転席と、運転席の前方のフロアに前後方向に傾転可能に設けられた走行レバー・ペダル装置と、運転席の左右両側に設けられた操作レバー装置と、が配設されている。
【0004】
ここで、油圧ショベルの周囲では、作業者が作業を行っている場合がある。油圧ショベルの周囲で作業を行っている作業者は、油圧ショベルの動作を気にしながらの作業になるために作業の効率が悪くなることがある。
【0005】
そこで、油圧ショベルには、周囲の作業者に対し、油圧ショベルの動作に応じた危険領域を可視光で認識させて注意喚起するものがある(特許文献1)。この特許文献1では、油圧ショベルが行っている動作、例えば、旋回動作、掘削動作等の動作を読み取って注意喚起しているため、周囲の作業者に対する注意喚起が遅くなってしまう。
【0006】
これに対し、他の油圧ショベルには、実行中の作業パターンに基づいて次の動作を予測し、次の動作に移る前に周囲の作業者に対して注意喚起を行うものがある(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-105105号公報
国際公開第2020/105614号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、油圧ショベルは、様々な現場、作業環境、手順で操作されるため、作業パターンに当てはまらない動作が必要になる場合がある。この場合、油圧ショベルの実際の動作と事前の注意喚起の内容が異なってしまう可能性がある。これにより、注意喚起に対する信頼性が低下するから、作業者は、油圧ショベルの動作を気にしながらの作業になるために作業の効率が悪くなるという問題がある。
【0009】
本発明は、上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、動作を行う前に、その動作内容を周囲に正確に報知できるようにして作業効率を向上できるようにした建設機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、走行装置で走行する下部走行体と、前記下部走行体の上側に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体の前側に回動可能に設けられた作業装置と、を備え、前記上部旋回体は、前記走行装置、前記旋回装置および前記作業装置からなる動作部を制御するコントロールバルブと、レバー部が操作無効範囲を越えて傾転されることにより前記コントロールバルブに動作信号を送って前記動作部を操作する操作レバー装置と、を備えてなる建設機械において、前記レバー部が中立位置から傾転されたときの方向を検出する検出装置を備え、前記レバー部が前記中立位置から傾転されたときに、前記検出装置からの検出信号を受信して前記動作部の動作を導き出す制御装置と、前記制御装置が導き出した動作を周囲に報知する報知装置と、を備えている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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