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公開番号2024055396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162288
出願日2022-10-07
発明の名称洪水防止堤防 又は 津波防止堤防
出願人個人
代理人
主分類E02B 3/10 20060101AFI20240411BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】局地的大量雨量の洪水被害又は地震による津波被害を防止する洪水或いは津波防止堤防を提供する。
【解決手段】太い堤防固定垂直柱1と、一端に太い堤防固定垂直柱1を貫通し嵌め合う垂直管2cを保有する水平連絡部2aの他端に垂直堤防壁部を備えた堤防壁2と、太い堤防固定垂直柱1を貫通し嵌め合う垂直管3cを保有する垂直壁部を備えると共に堤防壁2を補強する補強部を備えた堤防壁補強部材3を具備する津波防止堤防。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の太い堤防固定垂直柱と、
一端に複数の前記太い堤防固定垂直柱を貫通し嵌め合う垂直管を保有する水平連絡部の他端に垂直壁部を備えられた複数の堤防壁と、
複数の前記太い堤防固定垂直柱を貫通し嵌め合う垂直管を保有すると共に複数の前記堤防壁を補強する補強部を備えた複数の堤防壁補強部材を具備することを特徴とする 洪水防止堤防 又は 津波防止堤防。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
複数の前記太い堤防固定垂直柱が海中に配置され津波を防止するとともに複数の前記太い堤防固定垂直柱が複数の風力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持することにより着底洋上風力発電が可能な 請求項1記載の 津波防止堤防。
【請求項3】
前記堤防壁を河川内に配置されるとともに複数の風力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持する前記太い堤防固定垂直柱及び複数の水力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持する前記堤防壁により風力発電或いは水力発電が可能な請求項1記載の 洪水防止堤防。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は複数の堤防部材を平面的に固定し補強した 洪水防止堤防 又は 津波防止堤防に関する。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
地球温暖化による洪水被害が多発し、或いは 地震による津波被害が発生している。
【0003】
1 本発明は 複数の堤防部材を複数の太い堤防固定垂直柱により平面的に固定し補強した 洪水防止堤防 又は 津波防止堤防を提供することを第一の目的とし、その堤防で自然エネルギーである風力発電又は水力発電が可能にすることを第二の目的とする。
本出願人は 特許公開2020-159180号、特許公開2020-169554号及び特許公開2020-193266号の太い垂直柱により平面的に固定し補強した堤防部材の関連発明を既に提案しており、本発明はこれらの発明のさらなる関連発明である。
更に公知の耐震設備を施された太い堤防固定垂直柱及び堤防部材が一定の深さの海中に複数連続して配置され津波防止堤防及び海上の道路等の設置が可能となるとともに前記太い堤防固定垂直柱が複数の風力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持することにより着底式洋上風力発電も可能となる。
また、複数の水力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持し川面の上部で回転する円板型内側回転子或いは円板型円筒内側回転子と 前記円板型内側回転子或いは円板型円筒内側回転子を回転可能に支承する外側回転子支承部であって前記円板型内側回転子或いは円板型円筒内側回転子を内側で支承する前記外側回転子支承部と 前記円板型内側回転子或いは円板型円筒内側回転子が前記外側回転子支承部の内側で回転することにより発電する発電部を備えた水力発電部材と、河川の流れの端部で河川内に設置された堤防部材に備えられた前記外側回転子支承部を保持する発電部材保持部材を具備し本出願人が既に提案している河川水力発電も実施可能となる(特許6792911号 )。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-159180号
特開2020-169554号
特開2020-193266号
特許6792911号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、複数個の堤防部材を複数個の太い垂直柱により平面的に固定し補強した洪水防止堤防 又は 津波防止堤防 の提供を第一の目的とし、その複数個の堤防部材で自然エネルギーである 風力発電 又は 水力発電 が可能にすることを第二の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数個の堤防部材を複数個の太い垂直柱により平面的に固定し補強した洪水防止堤防 又は 津波防止堤防 の提供をその第一の目的ととする。
また、複数の風力用ブレード又は水力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼により川面又は海面より上部で回転する大型回転子を備えた風力発電部材又は水力発電部材と前記風力発電部材又は水力発電部材を保持する発電部材保持部を備えた前記太い垂直柱具備する堤防部材を備えた 洪水防止堤防 又は 津波防止堤防 を提供することを更なる目的とする。
本発明において大型回転子は川面又は海面より上部で回転し複数の風力用ブレード又は水力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持する。
本発明において大型回転子とは中心軸を中心に回転する大型回転子 又は 円板型内側回転子或いは円板型円筒内側回転子を も含み 前記”円板型内側回転子或いは円板型円筒内側回転子”とは外形に比較して厚みが小さい”内側回転子或いは円筒内側回転子”を意味する。前記大型回転子に連動する磁石又はコイルが配置され電磁誘導により公知の如く発電する。
請求項1記載の 洪水防止堤防 又は 津波防止堤防 は、複数の太い堤防固定垂直柱と、 一端に複数の前記太い堤防固定垂直柱を貫通し嵌め合う垂直管を保有する水平連絡部の他端に垂直壁部を備えられた複数の堤防壁と、 複数の前記太い堤防固定垂直柱を貫通し嵌め合う垂直管を保有すると共に複数の前記堤防壁を補強する補強部を備えた複数の堤防壁補強部材を具備することを特徴とする。
請求項2記載の 津波防止堤防 は、複数の前記太い堤防固定垂直柱が海中に配置され津波を防止するとともに複数の前記太い堤防固定垂直柱が複数の風力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持することにより着底洋上風力発電が可能な請求項1記載の 津波防止堤防 である。
請求項3記載の 洪水防止堤防 は、前記堤防壁を河川内に備えるとともに複数の風力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持する前記太い堤防固定垂直柱及び複数水力用ブレードを略等間隔の角度で配置された複数の回転翼を保持する前記堤防壁により風力発電或いは水力発電が可能な請求項1記載の 洪水防止堤防 である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば。洪水防止堤防 又は 津波防止堤防 の複数の堤防部材を太い堤防固定垂直柱により平面的に固定し補強することが可能となる。
また、複数の太い堤防固定垂直柱及び複数の堤防部材により洪水防止堤防 又は 津波防止堤防を形成した空間により道路等の設置が可能となる。
更に、風力用ブレード又は水力用ブレードを略等間隔の角度配置された複数の回転翼を保有する大型回転子が海面又は川面より上部で回転するので大きな電力を発生可能な外形であり、複数の風力用ブレード又は水力用ブレードが大型で大きな着底洋上風力発電或いは河川水力発電の電力の発生も可能となる。
また、本発明によれば発生した電力を地方自治体とその住民及び発電電力会社の三方に良い全国津々浦々の地方創生ができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
は本発明の堤防壁2の斜視図を示す。
は堤防壁補強部材3の斜視図を示す。
は二体の太い堤防固定垂直円柱1により平面的に固定された 堤防壁2 を示す。
は太い堤防固定垂直正方形柱1により平面的に固定された 堤防壁2 を示す。
は前記堤防壁が 川岸7 又は 海岸線7に沿って接合部材 4 によって連結された二体の 堤防壁2 を示し、複数の堤防壁2連結することにより 洪水防止堤防又は 津波防止堤防 を形成する。
は海中内に備えられた二体の太い堤防固定垂直円柱1により平面的に固定された津波防止堤防の 堤防壁 2 を示す。
は太い堤防固定垂直正方形柱1により平面的に固定され川岸に備えられた洪水防止堤防の 堤防壁 2 を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
第1図は 堤防壁 2 の斜視図を示し、第1a図は 太い堤防固定垂直正方形柱1を貫通し嵌め合う垂直管2cを保有する水平連絡棒2aの他端に垂直壁部2bを備えられ堤防壁2の斜視図を示し、第1b図は二体の太い堤防固定垂直円柱1を貫通し嵌め合う二つの垂直管2cを保有する水平連絡板2aの他端に垂直壁部2bを備えられた堤防壁2の斜視図を示す。
なお前記水平連絡棒或いは水平連絡板2aは前記垂直壁部2bの中央部に図示されているが上部或いは底部に備えることは本発明の実施態様の範囲内である。
第2図は堤防壁補強部材3の斜視図を示し、第2a図は太い堤防固定垂直正方形柱或いは二体の堤防固定垂直円柱1を貫通し嵌め合う垂直管3cを保有し補強部3bを備えられたL字型堤防壁補強部材3を、 第2b図は太い堤防固定垂直正方形柱或いは二体の堤防固定垂直円柱1を貫通し嵌め合う垂直管3cを保有し補強部3bを備えられたコ字型堤防壁補強部材3を 第2c図は太い堤防固定垂直正方形柱1を貫通し嵌め合う垂直管3cを保有し補強部3bを備えられたH型堤防壁補強部材3を、第2図dは二体の堤防固定垂直円柱を貫通し嵌め合う垂直管3cを保有し補強部3bを備えられた板型堤防壁補強部材 3 を 示す。
【0010】
第3図に示す堤防壁 は、二体の太い堤防固定垂直円柱1と、一端に前記堤防固定垂直円柱1を貫通し嵌め合う二つの垂直管2cを保有する水平連絡板2aの他端に垂直壁部2bを備えられ堤防壁2と、前記太い堤防固定垂直円柱1を貫通し嵌め合う二体の垂直管3cを保有する垂直壁部3aを備えると共に前記垂直壁部2bを補強するコ字型堤防壁補強部材3を前記堤防壁2の水平連絡板2aの上下に具備すると共に上部のコ字型堤防壁補強部材3は 垂直管固定部材5により固定される。
第3図に複数のコ字型堤防壁補強部材3が前記堤防壁2の水平連絡板2aの上下に具備する実施例を図示したが、堤防壁2の上部或いは下部に水平連絡板2aを備え下部或いは上部に一体或いは二体のコ字型堤防壁補強部材3を備える実施例も要旨の範囲である。
下に位置する前記コ字型堤防壁補強部材3が地面に接する位置まで前記太い堤防固定垂直円柱1に沿って下降し、前記堤防壁2も下に位置する前記コ字型堤防壁補強部材3まで前記太い堤防固定垂直円柱1に沿って下降し、上に位置するコ字型堤防壁補強部材3は前記堤防壁2の水平連絡板2aまで下降する。また、垂直壁部2bはその重力により地面に入り込む。垂直管固定部材5は上に位置するコ字型堤防壁補強部材3の垂直壁部3aの高さ位置を固定する。
なお、二体の太い堤防固定垂直円柱1の底部1aには耐震装置が公知の如く施される。
複数の前記太い堤防固定垂直円柱1が川岸7 又は 海岸線7に沿って接合部材4 によって連結されれば 洪水防止堤防 又は 津波防止堤防 となる。
前記太い堤防固定垂直円柱1及び前記垂直壁部2bの上部に風力発電置の複数の風力用ブレードを略等間隔の角板度で配置された複数の回転翼を公知の如く備えることが出来るので前記 洪水防止堤防 又は 津波防止堤防 により風力発電が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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