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公開番号2024048982
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155189
出願日2022-09-28
発明の名称既設杭の引き抜き方法
出願人株式会社ジオック技研
代理人個人
主分類E02D 9/02 20060101AFI20240402BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】本発明は、従来にない非常に実用的な既設杭の引き抜き方法を提供することを目的とする。
【解決手段】地盤50に埋設された既設杭60を上昇させ、前記既設杭60の上端部位を切断する上昇切断工程を繰り返し行うことで該既設杭60を引き抜く既設杭の引き抜き方法であって、前記既設杭60の周囲の地盤50に形成した掘削孔51に、前記既設杭60に連結する連結部1aを設けた引き上げ長尺連結部材1を挿入配設し、前記上昇切断工程において、前記既設杭60に連結した前記引き上げ長尺連結部材1を引き上げることで該既設杭60の下端部と地盤50との間に形成される引き抜き空間部52に、前記掘削孔51を介して埋戻材40を充填する既設杭の引き抜き方法である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
地盤に埋設された既設杭を上昇させ、前記既設杭の上端部位を切断する上昇切断工程を繰り返し行うことで該既設杭を引き抜く既設杭の引き抜き方法であって、前記既設杭の周囲の地盤に形成した掘削孔に、前記既設杭に連結する連結部を設けた引き上げ長尺連結部材を挿入配設し、前記上昇切断工程において、前記既設杭に連結した前記引き上げ長尺連結部材を引き上げることで該既設杭の下端部と地盤との間に形成される引き抜き空間部に、前記掘削孔を介して埋戻材を充填することを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
地盤に埋設された既設杭を上昇させ、前記既設杭の上端部位を切断する上昇切断工程を繰り返し行うことで該既設杭を引き抜く既設杭の引き抜き方法であって、前記既設杭の周囲の地盤に複数の掘削孔を形成し、一部の掘削孔に前記既設杭に連結する連結部を設けた引き上げ長尺連結部材を挿入配設し、前記上昇切断工程において、前記既設杭に連結した前記引き上げ長尺連結部材を引き上げることで該既設杭の下端部と地盤との間に形成される引き抜き空間部に、前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設しない前記掘削孔を介して埋戻材を充填することを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
【請求項3】
地盤に埋設された既設杭を上昇させ、前記既設杭の上端部位を切断する上昇切断工程を繰り返し行うことで該既設杭を引き抜く既設杭の引き抜き方法であって、前記既設杭の周囲の地盤に該既設杭に連結する連結部を設けた引き上げ長尺連結部材を挿入配設する掘削孔を形成し、この掘削孔に前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設し、その後、前記既設杭の周囲の地盤に該既設杭に連結した前記引き上げ長尺連結部材を引き上げることで当該既設杭の下端部と地盤との間に形成される引き抜き空間部に埋戻材を充填する掘削孔を形成し、前記上昇切断工程において、前記既設杭に連結した前記引き上げ長尺連結部材を引き上げることで前記引き抜き空間部に、前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設しない掘削孔を介して埋戻材を充填することを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
【請求項4】
請求項2,3いずれか1項に記載の既設杭の引き抜き方法であって、前記埋戻材は、一の前記掘削孔から前記引き抜き空間部に圧送液体Wとともに充填し、他の前記掘削孔から前記圧送液体を地上へ排出することを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
【請求項5】
請求項2,3いずれか1項に記載の既設杭の引き抜き方法において、前記埋戻材を充填する前記掘削孔は、前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設する前記掘削孔同士の間に夫々形成されるものであることを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
【請求項6】
請求項4記載の既設杭の引き抜き方法において、前記埋戻材を充填する前記掘削孔は、前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設する前記掘削孔同士の間に夫々形成されるものであることを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
【請求項7】
請求項2,3いずれか1項に記載の既設杭の引き抜き方法において、前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設しない掘削孔は、前記既設杭の上昇時に生じる前記地盤との摩擦を低減する摩擦低減孔として機能するものであることを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
【請求項8】
請求項4記載の既設杭の引き抜き方法において、前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設しない掘削孔は、前記既設杭の上昇時に生じる前記地盤との摩擦を低減する摩擦低減孔として機能するものであることを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
【請求項9】
請求項5記載の既設杭の引き抜き方法において、前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設しない掘削孔は、前記既設杭の上昇時に生じる前記地盤との摩擦を低減する摩擦低減孔として機能するものであることを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
【請求項10】
請求項6記載の既設杭の引き抜き方法において、前記引き上げ長尺連結部材を挿入配設しない掘削孔は、前記既設杭の上昇時に生じる前記地盤との摩擦を低減する摩擦低減孔として機能するものであることを特徴とする既設杭の引き抜き方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、既設杭の引き抜き方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、地盤に埋設される既設杭の引き抜き方法として、特許文献1に開示される既設杭の引き抜き方法(以下、「従来法」という。)が提案されている。
【0003】
この従来法は、既設杭外径より大径のケーシングを、この既設杭を囲繞するようにして、少なくとも既設杭の深度まで回転しながら埋設し、続いて、既設杭の中心軸に沿って貫通孔を穿設した後、上方から貫通孔内に長尺吊り材をその下方先端が貫通孔最下部より若干奥まで挿入し、長尺吊り材下方先端を拡大して既設杭底部端に掛止し、続いて、上方から長尺吊り材を引上げることで既設杭を引き上げ、その後、既設杭を引き抜いて形成されるケーシングに囲繞された抜き痕孔(引き抜き空間部)に埋戻材(土砂)を埋め戻し、最後にケーシングを除去して作業は完了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4006841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来法は、ケーシングを昇降させたり回動させたりするための大規模な設備(クレーン車などの大型の重機)が必要となるが、例えば周囲が建物で囲まれた狭い施工箇所には適用できないという問題点がある。
【0006】
また、従来法は、前述したように既設杭全体を引き抜いた後の抜き痕孔に埋戻材を埋め戻すが、この埋戻材が密状態で充填されなかった場合の他、埋戻材を充填した後にケーシングを抜くことになる為、このケーシングを抜いた部位に空隙が生じてしまうことが懸念される。
【0007】
本発明は、前述した問題点について鑑みてなされたものであり、従来にない非常に実用的な既設杭の引き抜き方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0009】
地盤50に埋設された既設杭60を上昇させ、前記既設杭60の上端部位を切断する上昇切断工程を繰り返し行うことで該既設杭60を引き抜く既設杭の引き抜き方法であって、前記既設杭60の周囲の地盤50に形成した掘削孔51に、前記既設杭60に連結する連結部1aを設けた引き上げ長尺連結部材1を挿入配設し、前記上昇切断工程において、前記既設杭60に連結した前記引き上げ長尺連結部材1を引き上げることで該既設杭60の下端部と地盤50との間に形成される引き抜き空間部52に、前記掘削孔51を介して埋戻材40を充填することを特徴とする既設杭の引き抜き方法に係るものである。
【0010】
また、地盤50に埋設された既設杭60を上昇させ、前記既設杭60の上端部位を切断する上昇切断工程を繰り返し行うことで該既設杭60を引き抜く既設杭の引き抜き方法であって、前記既設杭60の周囲の地盤50に複数の掘削孔51を形成し、一部の掘削孔51に前記既設杭60に連結する連結部1aを設けた引き上げ長尺連結部材1を挿入配設し、前記上昇切断工程において、前記既設杭60に連結した前記引き上げ長尺連結部材1を引き上げることで該既設杭60の下端部と地盤50との間に形成される引き抜き空間部52に、前記引き上げ長尺連結部材1を挿入配設しない前記掘削孔51を介して埋戻材40を充填することを特徴とする既設杭の引き抜き方法に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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