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公開番号2024056468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163364
出願日2022-10-11
発明の名称気泡発生システム
出願人八千代エンジニヤリング株式会社
代理人個人
主分類E02B 8/00 20060101AFI20240416BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】気泡径1μm未満の微細な気泡を水中に発生させる新たな微細気泡発生システムを提供すること。
【解決手段】気泡発生システム10は、水流生成部20と気泡発生促進部30とキャビテーション発生部40とを備えている。水流生成部20は、水流12を生成する。気泡発生促進部30は、水流12の下流側に位置しており、凹部32を備えている。凹部32は、水流12と直交する方向に凹んでいる。キャビテーション発生部40は、気泡発生促進部30に比べて水流12の下流側に位置しており、狭流路42と広流路44とを備えている。狭流路42は、広流路44よりも狭い。広流路44は、狭流路42に比べて水流12の下流側に位置している。気泡発生促進部30を経由した水流12が狭流路42と広流路44とを通過することにより発生するキャビテーションを利用して気泡径1μm未満の気泡14(超微細気泡16)を水中に発生させて放流する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
微細な気泡を水中に発生させる気泡発生システムであって、
水流生成部と、気泡発生促進部と、キャビテーション発生部とを備えており、
前記水流生成部は、水流を生成し、
前記気泡発生促進部は、前記水流の下流側に位置しており、凹部を備えており、
前記凹部は、前記水流と直交する方向に凹んでおり、
前記キャビテーション発生部は、前記気泡発生促進部に比べて前記水流の下流側に位置しており、狭流路と広流路とを備えており、
前記狭流路は、前記広流路よりも狭く、
前記広流路は、前記狭流路に比べて前記水流の下流側に位置しており、
前記気泡発生促進部を経由した前記水流が前記狭流路と前記広流路とを通過することにより発生するキャビテーションを利用して前記微細な気泡を発生させる
気泡発生システム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1記載の気泡発生システムであって、
前記気泡発生促進部は、促進用空気供給部を備えており、
前記促進用空気供給部は、前記凹部の内部に開口している
気泡発生システム。
【請求項3】
請求項1記載の気泡発生システムであって、
前記キャビテーション発生部は、前記水流を調整するための弁体を備えており、
前記狭流路は、前記弁体の端部近傍に少なくとも位置しており、
前記広流路は、前記弁体の前記端部に比べて前記水流の下流側に少なくとも位置している
気泡発生システム。
【請求項4】
請求項3記載の気泡発生システムであって、
前記弁体の前記端部には、セレーションが設けられている
気泡発生システム。
【請求項5】
請求項3記載の気泡発生システムであって、
前記キャビテーション発生部は、抑制用空気供給部を備えており、
前記抑制用空気供給部は、前記弁体に比べて前記水流の下流側に空気を供給してキャビテーション障害を抑制する
気泡発生システム。
【請求項6】
請求項1記載の気泡発生システムであって、
前記水流生成部は、上流側の水位と下流側の水位との間の水位差を利用して前記水流を生成する
気泡発生システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、気泡径1μm未満の微細な気泡を水中に発生させる気泡発生システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ダムの貯水池や河川下流域などの水を浄化するために微細な気泡を水中に発生させるという技術が知られている。従来の一般的な技術によれば、例えば、ポンプを使用して水流を発生させ、コンプレッサーを使用して水中に空気を送り込み、気泡発生装置によって微細な気泡を発生させる。特許文献1には、一般的な気泡発生装置の一例が開示されている。特許文献1の気泡発生装置は、例えば、家庭用の水道水を浄化するために使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6279179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ダムの貯水池や河川下流域などの水を浄化するのに適した新たな気泡発生システムが求められている。
【0005】
そこで、本発明は、気泡径1μm未満の微細な気泡を水中に発生させる新たな気泡発生システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1の気泡発生システムとして、
微細な気泡を水中に発生させる気泡発生システムであって、
水流生成部と、気泡発生促進部と、キャビテーション発生部とを備えており、
前記水流生成部は、水流を生成し、
前記気泡発生促進部は、前記水流の下流側に位置しており、凹部を備えており、
前記凹部は、前記水流と直交する方向に凹んでおり、
前記キャビテーション発生部は、前記気泡発生促進部に比べて前記水流の下流側に位置しており、狭流路と広流路とを備えており、
前記狭流路は、前記広流路よりも狭く、
前記広流路は、前記狭流路に比べて前記水流の下流側に位置しており、
前記気泡発生促進部を経由した前記水流が前記狭流路と前記広流路とを通過することにより発生するキャビテーションを利用して前記微細な気泡を発生させる
気泡発生システムを提供する。
【0007】
また、本発明は、第2の気泡発生システムとして、第1の気泡発生システムであって、
前記気泡発生促進部は、促進用空気供給部を備えており、
前記促進用空気供給部は、前記凹部の内部に開口している
気泡発生システムを提供する。
【0008】
また、本発明は、第3の気泡発生システムとして、第1の気泡発生システムであって、
前記キャビテーション発生部は、前記水流を調整するための弁体を備えており、
前記狭流路は、前記弁体の端部近傍に少なくとも位置しており、
前記広流路は、前記弁体の前記端部に比べて前記水流の下流側に少なくとも位置している
気泡発生システムを提供する。
【0009】
また、本発明は、第4の気泡発生システムとして、第3の気泡発生システムであって、
前記弁体の前記端部には、セレーションが設けられている
気泡発生システムを提供する。
【0010】
また、本発明は、第5の気泡発生システムとして、第3の気泡発生システムであって、
前記キャビテーション発生部は、抑制用空気供給部を備えており、
前記抑制用空気供給部は、前記弁体に比べて前記水流の下流側に空気を供給してキャビテーション障害を抑制する
気泡発生システムを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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