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公開番号2024061702
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-08
出願番号2022169544
出願日2022-10-23
発明の名称除塵システム
出願人協和工業株式会社
代理人個人
主分類E02B 5/08 20060101AFI20240426BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】ゴミ等が除塵機の構成部品に絡まったり詰まったりして残らない除塵システムを提供する。
【解決手段】水路Rに設置される固定レーキ1と、固定レーキ1に流着したゴミや雑草等を水路Rの水車4で駆動循環する可動レーキ3で持ち上げスラットコンベヤ6上に落下させ排出する除塵機2とを備える除塵システムSであって、スラットコンベヤ6は、進行方向に向かって登り坂となる角度で設置され、除塵機2は、スラットコンベヤ6を挟んで対面する第一のシューター14と第二のシューター15を備え、第一のシューター14と第二のシューター15は平面視でスラットコンベヤ6の進行方向に向かって広がる逆ハの字状に設置され、第一のシューター14は、可動レーキ3の爪部31に残ったゴミ等が接触して削ぎ落とされる切欠部141を備え、可動レーキ3をスラットコンベヤ6へ取付けるための取付板部との間に斜めに架設される複数の防護部材321を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水路に設置される固定レーキと、前記固定レーキに流着したゴミや雑草等を前記水路の水流により回転する水車の回転力で駆動循環する可動レーキで持ち上げスラットコンベヤ上に落下させ前記スラットコンベヤにより運搬して排出する除塵機とを備える除塵システムであって、
前記除塵機の前記スラットコンベヤのスラットは、進行方向の一端側が起立して櫛歯状に形成され、かつ、異なる形状の前記櫛歯状に形成された前記スラットが交互に配置され、
前記スラットコンベヤは、前記進行方向に向かって登り坂となる角度で設置され、
前記除塵機は、前記スラットコンベヤ上であって前記スラットコンベヤを挟むように対面する位置に第一のシューターおよび第二のシューターを備え、
前記第一のシューターおよび前記第二のシューターの終端部は前記スラット上に重なる位置にあり、かつ、前記第一のシューターおよび前記第二のシューターは平面視で前記スラットコンベヤの進行方向に向かって広がる逆ハの字状に設置され、
前記第一のシューターは、前記可動レーキの爪部が通過する際に前記爪部に残った前記ゴミや雑草等が接触して削ぎ落とされる切欠部を備え、
前記爪部は一面側に剥離部材を備え、
前記爪部の基底部と該基底部と略90度の角度をなす前記可動レーキを前記スラットコンベヤへ取り付けるための取付板部との間に斜めに架設される複数の防護部材を備える
除塵システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水路に配置した水車の水力で可動レーキを駆動循環させて、水路に設置された固定レーキに流着したゴミや雑草等をその可動レーキで掻き上げて除去する除塵システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、水路を流下するゴミや雑草等を除去する装置として、流下するゴミや雑草等を水路に設置した格子状のスクリーン等で受け止め、受け止めたゴミや雑草等をスクリーンや固定レーキ等に沿って可動レーキ(一方向に循環する)により機械的に掻き上げて、ゴミや雑草等を水路上方の所定位置に排出する除塵機が知られている。例えば、水路に設置されたスクリーン等の左右両側部に各々無端チェーンを斜め上下方向に亘って配置し、これら左右の無端チェーンに可動レーキの両端を連結し、無端チェーンの循環動により可動レーキをスクリーン等上に沿って循環移動させ、上方に移動する可動レーキの掻き上げによってスクリーン等に流着するゴミや雑草等を除去する構造のものがあった。これには無端チェーンを循環動させる駆動スプロケットおよび該駆動スプロケットを駆動させる駆動機構が設けられていた。
また、駆動スプロケットを駆動させる駆動機構に電動モータを使用する場合には、電源を必要とし、近くに電源がないような場合には電線を引いたり、発電機を備えたりしなければならなく、電気代も必要で、ランニングコストがかかるため、水車を水路に配置し水路を流れる水流を利用して水車を回転させ、水車の水力で可動レーキを駆動循環させる水力駆動式の除塵機も知られていた。
【0003】
関連技術として、水車の下部に遮蔽板を設けて、水車の羽根に当たる水流が水車の下方側に潜り込んで水力が水車に作用しなくなることを防ぎ、水車を確実に回転させその効率を高めることができる水力駆動式の除塵機を提供する技術がある(特許文献1参照)。
【0004】
また、関連技術として、水力駆動式の除塵機において搬送用のコンベヤを備え、除塵機の可動レーキからゴミや雑草等をコンベヤ上に落下させることで、ゴミや雑草等を効率よく所定の排出場所に搬送する技術がある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11―131453号公報
特許第5468649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記の特許文献1および特許文献2に開示された技術では、可動レーキで掻き上げられ、所定の位置で可動レーキから落下して排出されたゴミや雑草等を搬送するための機構について、そもそも当該機構が無いか、又は搬送に用いられるのはベルトコンベヤであり、ゴミや雑草の葉などは、ベルト上でツルツル滑ってしまい動かなくなり、スムーズに搬送されないという問題点があった。また、コンベヤの端部からゴミや雑草の葉などを落下させて排出する際に、地面などの落下地点との距離が短いとゴミや雑草の葉などを十分な量、排出することが困難となる(すぐに溜まってしまう。)という問題点があった。
【0007】
また、ゴミや雑草等がコンベヤの端部(進行方向に対して左右)に落下すると、ベルト・スラット等と該ベルト・スラット等が取り付けられている構成部材の間隙に絡まったり詰まったりして残ってしまい、コンベヤがスタックして動かなくなるという問題点があった。また、飛び散らからないように確実にベルト・スラット等上、特にベルト・スラット等の中央(進行方向に対して左右の中央という意味)付近にゴミや雑草等が落下するようにする必要があった。一方で、ベルト・スラット等の中央付近のライン上にのみ集中して堆積するとコンベヤの端部から落下させて排出する際に、地面などの落下地点との距離がすぐに短くなってしまいゴミや雑草の葉などを十分な量、排出することが困難となる(1つのライン上にすぐに溜まってしまう)という問題点があった。
【0008】
また、可動レーキにより掻き上げられたゴミや雑草等を除塵機の頂部から可動レーキの回転移動と重力の作用によって可動レーキの爪から落下させるのみでは、可動レーキの爪に絡まったり爪の間に詰まったりしたゴミや雑草の葉などは落下せずに残ってしまうため、可動レーキの爪の数や形状に対応したクリーニング機構が必要となり、削ぎ落されたゴミや雑草の葉などがスムーズに、かつ、対面側に飛び散らからないようにコンベヤ上に供給されることも求められていた。また、クリーニング機構を可動レーキの爪が通過する際に、可動レーキの爪に残ったゴミや雑草の葉などが、可動レーキの爪とクリーニング機構の間隙に詰まり可動レーキが引っ掛ってしまいスタックして動かなくなってしまうという問題点があった。また、可動レーキの爪と略90度の角度をなすように形成されるコンベヤへの取付板に関しても、爪の基底部とその取付板の間にゴミや雑草の葉などが詰まると、クリーニング機構を可動レーキの爪が通過する際に、可動レーキが引っ掛ってしまいスタックして動かなくなってしまう要因をさらに増やしてしまうという問題点があった。
なお、本発明は、試行錯誤によりサンプル製品が開発された、製品レベルのものであり、単なるアイデア段階にとどまるものではない。
【0009】
本発明の目的は、多くのゴミや雑草等をコンベヤでスムーズに搬送して排出可能で、ゴミや雑草等が除塵機の構成部品に絡まったり詰まったりして残らない除塵システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の除塵システムは、
水路に設置される固定レーキと、前記固定レーキに流着したゴミや雑草等を前記水路の水流により回転する水車の回転力で駆動循環する可動レーキで持ち上げスラットコンベヤ上に落下させ前記スラットコンベヤにより運搬して排出する除塵機とを備える除塵システムであって、
前記除塵機の前記スラットコンベヤのスラットは、進行方向の一端側が起立して櫛歯状に形成され、かつ、異なる形状の前記櫛歯状に形成された前記スラットが交互に配置され、
前記スラットコンベヤは、前記進行方向に向かって登り坂となる角度で設置され、
前記除塵機は、前記スラットコンベヤ上であって前記スラットコンベヤを挟むように対面する位置に第一のシューターおよび第二のシューターを備え、
前記第一のシューターおよび前記第二のシューターの終端部は前記スラット上に重なる位置にあり、かつ、前記第一のシューターおよび前記第二のシューターは平面視で前記スラットコンベヤの進行方向に向かって広がる逆ハの字状に設置され、
前記第一のシューターは、前記可動レーキの爪部が通過する際に前記爪部に残った前記ゴミや雑草等が接触して削ぎ落とされる切欠部を備え、
前記爪部は一面側に剥離部材を備え、
前記爪部の基底部と該基底部と略90度の角度をなす前記可動レーキを前記スラットコンベヤへ取り付けるための取付板部との間に斜めに架設される複数の防護部材を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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