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公開番号2024061062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168751
出願日2022-10-21
発明の名称作業車両
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
主分類E02F 9/08 20060101AFI20240425BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】地形の変化に柔軟に車体を追従させつつ快適なステアリング操作を維持できる作業車両を提供する。
【解決手段】作業車両は、後部車体フレームと前部車体フレームを備えており、前部車体フレームの後端に在り、上下方向に配置された第1球面滑り軸受けと第2球面滑り軸受け310a1を備える前部接合部と、第1球面滑り軸受けを介して前部接合部300と連結する連結部材330と第3球面滑り軸受けを介して連結しかつ第2球面滑り軸受け310a1を介して連結し、後部車体フレームに在る後部接合部と、第4球面滑り軸452受けを介して前部接合部と連結し、第5球面滑り軸451受けを介して後部車体フレームと連結するシリンダ450を備え、第4球面滑り軸受け452が第2球面滑り軸受け310a1と同一水平面上に配置されている作業車両。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
後部車体フレームと、前記後部車体フレームの水平方向及び長手方向に対して垂直に回動可能に前記後部車体フレームに連結する前部車体フレームと、を備える作業車両において、
前記前部車体フレームの後端に在り、上下方向に配置された第1球面滑り軸受けと第2球面滑り軸受けを備える前部接合部と、
前記第1球面滑り軸受けを介して前部接合部と連結する連結部材と第3球面滑り軸受けを介して連結しかつ前記第2球面滑り軸受けを介して連結し、前記後部車体フレームの先端に在る後部接合部と、
第4球面滑り軸受けを介して前記前部接合部と連結し、第5球面滑り軸受けを介して前記後部車体フレームと連結するシリンダを備え、前記第4球面滑り軸受けの少なくとも一部が前記第2球面滑り軸受けの少なくとも一部と同一水平面上に配置されている作業車両。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第1球面滑り軸受けが前記第2球面滑り軸受けの上方に配置されている請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記前部接合部は、前記前部車体フレームの後端から突設し、上下に配置された第1突設部と第2突設部を備え、
前記第2突設部には、前記第4球面滑り軸受けが枢結され、前記第2球面軸受けが装着されている請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
前記後部車体フレーム上方に配置された運転部の下方に前記シリンダが配置されている請求項3記載の作業車両。
【請求項5】
前記シリンダのチューブが前記運転部の下方に配置されている請求項4記載の作業車両。
【請求項6】
前記第3球面滑り軸受けが前記運転部の下方に配置されている請求項5記載の作業車両。
【請求項7】
前記第3球面滑り軸受けが前記後部接合部の後方の突設部に支持軸を介して支持されている請求項6記載の作業車両。
【請求項8】
前記後部接合部の上部で前記連結部材を挟みこむように形成された一対の規制部材を備える請求項7記載の作業車両。
【請求項9】
一対の前記規制部材の間の距離が、前方から後方にかけて狭くなる請求項8記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
関連技術として、ホイールローダの第1のフレームと第2のフレーム構造を横方向にかつ上下方向に相対的に移動できるように連結するリンケージ装置は、上方で第1のフレームと第2のフレームをそれぞれに装着された自在軸受け装置を介してリンク部材により連結し、さらにリンク部材を連結する第1のフレームに装着された自在軸受け装置の下方で、他の自在軸受け装置により第1のフレームと第2のフレームを連結することが知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2009/0314130(US,1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ホイールローダを旋回させるためには、第1のフレームと第2のフレームをステアリングシリンダで連結し、ステアリング操作量に応じてステアリングシリンダを伸縮させ旋回させるが、第1のフレームのステアリングシリンダの枢結位置の高さが、他の自在軸受け装置の上方に配置された場合、第1のフレームと第2のフレーム構造が上下方向に相対的に移動している(オシレートしている)時に、ステアリング操作を行うと左右のステアリング操作量に対して左右の操舵角が異なることからステアリング操作性が悪くなるという問題が発生する。
【0005】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、その課題は、地形の変化に柔軟に車体を追従させつつ良好なステアリング操作を維持できる作業車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る作業車両は、後部車体フレームと、前記後部車体フレームの水平方向及び長手方向に対して垂直に回動可能に前記後部車体フレームに連結する前部車体フレームと、を備える作業車両において、前記前部車体フレームの後端に在り、上下方向に配置された第1球面滑り軸受けと第2球面滑り軸受けを備える前部接合部と、前記第1球面滑り軸受けを介して前部接合部と連結する連結部材と第3球面滑り軸受けを介して連結しかつ前記第2球面滑り軸受けを介して連結し、前記後部車体フレームの先端に在る後部接合部と、第4球面滑り軸受けを介して前記前部接合部と連結し、第5球面滑り軸受けを介して前記後部車体フレームと連結するシリンダを備え、前記第4球面滑り軸受けの少なくとも一部が前記第2球面滑り軸受けの少なくとも一部と同一水平面上に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、地形の変化に柔軟に車体を追従させつつ良好なステアリング操作を維持できる作業車両を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るホイールローダの左側面図である。
本発明の実施形態に係るホイールローダの前部車体フレームの斜視図である。
本発明の実施形態に係るホイールローダの後部車体フレームの上方からの斜視図である。
本発明の実施形態に係るホイールローダの後部車体フレームの下方からの斜視図である。
本発明の実施形態に係るホイールローダの車体フレームの斜視図である。
本発明の実施形態に係るホイールローダの連結部の斜視図である。
本発明の実施形態に係るホイールローダの車体フレームの前面図である。
本発明の実施形態に係るホイールローダの車体フレームのA-A断面図である。
本発明の実施形態に係るホイールローダの規制部材により左方向の捻じれが規制された連結部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る作業車両の代表例としてホイールローダ1を例に挙げ添付図面を参照しつつ本発明にかかる実施形態について詳細に説明する。
【0010】
なお、実施形態では、ホイールローダ1の直進する走行方向を前後方向とし、ホイールローダの直進する走行方向と直交する方向を左右方向とする。これらの方向は、運転室の運転座席に着座したオペレータを基準として設定された方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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