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公開番号2024041211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145880
出願日2022-09-14
発明の名称入出場管理システムおよび入出場管理プログラム
出願人ETCマネジメントサービス株式会社
代理人
主分類G07B 15/00 20110101AFI20240319BHJP(チェック装置)
要約【課題】駐車場における駐車料金のキャッシュレス精算を簡易かつ確実に実行するための入出場管理システムを提供する。
【解決手段】入出場管理システム30は、検知部311、車両入出場規制部312、取得部313、生成部314、および登録部315を有する。検知部311は、車両が所定の管理区域に入場または車両が管理区域から出場しようとすることを検知する。車両入出場規制部312は、車両の入場および出場を規制可能に構成される。取得部313は、車両に設置された車載器の固有情報、車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する。生成部314は、管理区域に入場しようとする車両用に発行される駐車券に対応付けて固有の入庫情報を生成する。登録部315は、車両の識別情報と、生成部によって生成された入庫情報を関連付けて登録する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両が所定の管理区域に入場または前記車両が前記管理区域から出場しようとすることを検知する検知部と
前記管理区域への前記車両の入場および前記管理区域からの前記車両の出場を規制可能な車両入出場規制部と、
前記管理区域に入場または前記管理区域から出場しようとする前記車両に設置された車載器の固有情報、前記車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する取得部と、
前記管理区域に入場しようとする車両用に発行される駐車券に対応付けて固有の入庫情報を生成する生成部と、
前記車両の前記識別情報と、前記生成部によって生成された前記入庫情報を関連付けて登録する登録部と、
を有する入出場管理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記車両のユーザーから、前記入庫情報の入力を受け付けるとともに、前記車両または前記車両のユーザーに課される代金の負担者によって選択された支払手段に関する支払情報を含む顧客情報の入力を受け付ける受付部をさらに有し、
前記登録部は、前記受付部によって受け付けられた前記入庫情報から前記登録部において登録された前記入庫情報を検索し、前記入庫情報に関連づけて登録されている前記識別情報が存在する場合には、前記受付部によって受け付けられた前記顧客情報をさらに関連付けて登録する請求項1に記載の入出場管理システム。
【請求項3】
前記管理区域に入場する車両用に発行される駐車券の発行を制御する発行制御部をさらに有し、
前記発行制御部は、前記検知部が前記管理区域に前記車両が入場しようとしていることを検知した場合において、前記取得部によって取得された当該車両の前記識別情報に関連付けられて前記顧客情報が登録されており、当該顧客情報に含まれる前記支払情報を用いて前記代金の支払処理が実行可能なときは、前記駐車券を発行しないように制御する請求項2に記載の入出場管理システム。
【請求項4】
前記車両入出場規制部は、前記検知部が前記管理区域から前記車両が出場しようとしていることを検知した場合において、前記取得部によって取得された当該車両の前記識別情報に関連付けられて前記顧客情報が登録されており、当該顧客情報に含まれる前記支払情報を用いて前記代金の支払処理が実行可能なときは、前記車両の前記管理区域からの出場を規制しない請求項2または3に記載の入出場管理システム。
【請求項5】
前記受付部は、前記検知部が前記管理区域から前記車両が出場しようとしていることを検知した場合において、前記取得部によって取得された当該車両の前記識別情報に関連付けられて前記顧客情報が登録されていない場合は、精算機を用いて前記代金の精算を行うか否かに関する指示をユーザーからさらに受け付ける請求項2または3に記載の入出場管理システム。
【請求項6】
前記検知部が前記管理区域から前記車両が出場しようとしていることを検知した場合において、前記取得部によって取得された当該車両の前記識別情報に関連付けられて前記顧客情報が登録されていない場合は、前記ユーザーに対して前記顧客情報の登録を案内する案内部をさらに有する請求項2または3に記載の入出場管理システム。
【請求項7】
前記生成部は、前記入庫情報を前記駐車券に出力可能な一次元バーコードまたは二次元バーコードに関連付けて生成する請求項1~3のいずれかに記載の入出場管理システム。
【請求項8】
車両が所定の管理区域に入場または前記車両が前記管理区域から出場しようとすることを検知する検知ステップと
前記管理区域への前記車両の入場および前記管理区域からの前記車両の出場を規制する車両入出場規制ステップと、
前記管理区域に入場する前記車両に設置された車載器の固有情報、前記車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する取得ステップと、
前記管理区域に入場しようとする車両用に発行される駐車券に対応付けて固有の入庫情報を生成する生成ステップと、
前記車両の前記識別情報と、前記生成ステップによって生成された前記入庫情報を関連付けて登録する登録ステップと、
を含む処理をコンピューターに実行させるための入出場管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入出場管理システムおよび入出場管理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、駐車場の利用料金をキャッシュレスで精算するための様々な方法が提案されている。たとえば特許文献1には、車両の入庫時刻データと出庫時刻データに基づいて駐車料金を算出してWebサイトサーバーに送信し、Webサイトにおいて駐車料金の精算を受け付ける技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-256995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の技術では、駐車料金を精算する際に、ユーザーが使用した駐車ブースを確認してWebサイトに入力し、決済処理を実行するものである。これでは、駐車料金を精算する度にブース番号を確認してWebサイトに入力する手間がかかり、ユーザーにとって不便である。また、夜間や悪天候等によってユーザーがブース番号を確認できない場合には、車両を適切に出庫させることができずに問題となる。さらに、ユーザーがブース番号の確認や入力を誤ってしまった場合には、車両を出庫させることができないうえに、誤請求等といったさらなる問題も生じてしまう。
【0005】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、駐車場における駐車料金のキャッシュレス精算を簡易かつ確実に実行するための入出場管理システムおよび入出場管理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0007】
入出場管理システムは、検知部、車両入出場規制部、取得部、生成部、および登録部を有する。検知部は、車両が所定の管理区域に入場または車両が管理区域から出場しようとすることを検知する。車両入出場規制部は、管理区域への車両の入場および管理区域からの車両の出場を規制可能に構成される。取得部は、管理区域に入場または管理区域から出場しようとする車両に設置された車載器の固有情報、車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する。生成部は、管理区域に入場しようとする車両用に発行される駐車券に対応付けて固有の入庫情報を生成する。登録部は、車両の識別情報と、生成部によって生成された入庫情報を関連付けて登録する。
【0008】
入出場管理プログラムは、検知ステップ、車両入出場規制ステップ、取得ステップ、生成ステップ、および登録ステップを含む処理をコンピューターに実行させるように構成される。検知ステップは、車両が所定の管理区域に入場または車両が管理区域から出場しようとすることを検知する。車両入出場規制ステップは、管理区域への車両の入場および管理区域からの車両の出場を規制する。取得ステップは、管理区域に入場する車両に設置された車載器の固有情報、車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する。生成ステップは、管理区域に入場しようとする車両用に発行される駐車券に対応付けて固有の入庫情報を生成する。登録ステップは、車両の識別情報と、生成ステップによって生成された入庫情報を関連付けて登録する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の入出場管理システムによれば、管理区域に入場または管理区域から出場しようとする車両に設置された車載器の固有情報、車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得し、管理区域に入場しようとする車両用に発行される駐車券に対応付けて固有の入庫情報を生成し、車両の識別情報と、生成部によって生成された入庫情報を関連付けて登録する。これにより、駐車エリアに入場した車両に設置された車載器の固有情報、ETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つの情報を、管理区域に入場しようとする車両用に発行される駐車券に対応付けて生成される固有の入庫情報に関連付けて登録しておくことができる。したがって、駐車券に対応付けて生成される入庫情報というユーザーが認識しやすい情報に基づいて、車載器の固有情報、ETCカードの固有情報、および車両番号といった識別情報を容易に参照したり使用したりすることができるため、駐車場における駐車料金のキャッシュレス精算を簡易かつ確実に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。
取得装置の概略構成を示すブロック図である。
検知装置の概略構成を示すブロック図である。
入出場規制装置の概略構成を示すブロック図である。
情報端末の概略構成を示すブロック図である。
サーバーの概略構成を示すブロック図である。
サーバーの制御部の機能構成を示すブロック図である。
サーバーにおいて記憶される情報の一例を示す図である。
ETC車載器の概略構成を示すブロック図である。
決済システムの概略構成を示すブロック図である。
サーバーによって実行される入出場管理処理の手順を示すフローチャートである。
サーバーによって実行される入出場管理処理の手順を示すフローチャートである。
図10のステップS110に示される入庫情報を関連付けのキーとして顧客情報と識別情報とを関連付けて登録する処理の手順を示すサブルーチンフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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