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公開番号2024040118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2023139091
出願日2023-08-29
発明の名称光伝送システムにおける異常損失の緩和
出願人富士通株式会社
代理人個人,個人
主分類H04B 10/25 20130101AFI20240315BHJP(電気通信技術)
要約【課題】光伝送システムにおける異常損失の緩和を提供する。
【解決手段】一例では、方法は、光伝送システム内の伝送媒体における異常に関連する異常特性を取得することを含むことができる。異常は、伝送媒体を通過する光信号の一つまたは複数の信号特性の劣化を引き起こしうる。異常特性に基づいて、本方法はまた、伝送媒体の入力端に配置されうる第1の光増幅器の第1の出力パワーを調整することを含みうる。代替的または追加的に、異常特性に基づいて、本方法は、伝送媒体の出力端に配置されうる第2の光増幅器の第2の出力パワーを調整することも含みうる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光伝送システム内の伝送媒体における異常に関連付けられた異常特性を取得するステップであって、前記異常は、前記伝送媒体を通過する光信号の一つまたは複数の信号特性の劣化を引き起こす、ステップと;
前記異常特性に基づいて:
前記伝送媒体の入力端に配置された第1の光増幅器の第1の出力パワーを調整すること;および
前記伝送媒体の出力端に配置された第2の光増幅器の第2の出力パワーを調整すること
のうち少なくとも一方を実行するステップとを含む、
方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1の出力パワーを調整することは、前記第1の光増幅器に関連する第1のポンピング・パワーを調整することを含み、
前記第2の出力パワーを調整することは、前記第2の光増幅器に関連する第2のポンピング・パワーを調整することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の出力パワーを調整することは、前記光信号の第1の波長に関連する第1の入力パワーを調整することと、前記光信号の第2の波長に関連する第2の入力パワーを調整することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記異常特性は、前記伝送媒体内の異常位置と、異常損失量とを含み、
前記一つまたは複数の信号特性は、信号対雑音比、誤りベクトルの大きさ、および前方誤り訂正前の符号化ビット誤り率のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の出力パワーを調整することおよび前記第2の出力パワーを調整することが、前記異常損失量、前記異常位置、および前記伝送媒体に関連する伝送媒体損失係数に基づく、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記異常位置が前記伝送媒体の前記入力端から閾値距離未満であることに応答して、当該方法は、前記第1の出力パワーを調整し、前記第2の出力パワーを調整することを含み、前記第2の出力パワーは、前記第1の出力パワーを調整した後に調整される、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記閾値距離は、前記伝送媒体の有効伝送媒体長に基づく、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記有効伝送媒体長は、前記伝送媒体の伝送媒体長と、前記伝送媒体の伝送媒体損失係数に関連する因子とを使用して決定される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記異常位置が前記伝送媒体の前記入力端からある閾値距離よりも大きいことに応答して、前記第2の出力パワーを調整する、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の光増幅器は、エルビウム添加光増幅器、前方ラマン増幅器、またはエルビウム添加光増幅器と前方ラマン増幅器との組み合わせであり、
前記第2の光増幅器は、後方ラマン増幅器である、
請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示で論じられる実施形態は、光伝送システムにおける異常損失〔アノマリー損失〕の緩和に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
少なくとも2つの隔たった点の間でデータを伝送することは、光ネットワークを含みうるさまざまな伝送媒体を介して達成されうる。光ネットワークでは、データは、光ファイバーまたは他の光媒体を通じて光信号の形で搬送される。光ネットワークは、光増幅器など、光信号の伝送において使用されうるさまざまな構成要素を含みうる。さらに、光増幅器は、光信号が光ネットワークを通じた伝搬のために増幅されうるように、光信号をポンピングするように構成されうる。
【0003】
本明細書で特許請求される主題は、何らかの欠点を解決する実施形態、または上述したような環境においてのみ動作する実施形態に限定されない。むしろ、この背景は、本明細書で説明されるいくつかの実施形態が実施されうる1つの例示的な技術分野を示すために提供されるにすぎない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ある実施形態のある側面によれば、方法は、光伝送システムにおける伝送媒体における異常〔アノマリー〕に関連する異常特性〔アノマリー特性〕を取得することを含んでいてもよい。異常は、伝送媒体を横断する光信号の一つまたは複数の信号特性の劣化を引き起こしうる。異常特性に基づいて、方法はまた、伝送媒体の入力端に配置されうる第1の光増幅器の第1の出力パワーを調整することを含みうる。代替的または追加的に、異常特性に基づいて、本方法は、伝送媒体の出力端に配置されうる第2の光増幅器の第2の出力パワーを調整することも含みうる。
【0005】
実施形態の目的および利点は、少なくとも、特許請求の範囲において具体的に指摘される要素、特徴、および組み合わせによって実現および達成される。
【0006】
前述の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方は、例として与えられ、説明的であり、特許請求される本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
例示的な実施形態が、添付の図面の使用を通じて、さらに具体的かつ詳細に記載され、説明される。
【0008】
光伝送システムにおける異常に起因する損失を緩和するように構成された例示的な環境のブロック図である。
【0009】
光伝送システムにおける異常損失の緩和の例示的な方法のフローチャートである。
【0010】
光伝送システムにおける異常損失の緩和の別の例示的な方法のフローチャートである。
(【0011】以降は省略されています)

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