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公開番号2024039230
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143623
出願日2022-09-09
発明の名称照明装置及び制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03B 15/05 20210101AFI20240314BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 光源近傍の温度上昇を抑制することができる照明装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】 光源を含む第一の対象部と、前記光源とは異なる第二の対象部と、前記光源の発光動作を制御する発光制御手段と、前記光源の発光動作によって生じる熱に基づいて、前記第一の対象部の相対温度である第一の制御温度及び前記第二の対象部の相対温度である第二の制御温度を算出する算出手段と、前記第一及び第二の制御温度の少なくとも一方に基づいて前記発光動作を制御する制御手段と、を備え、前記算出手段は、前記発光動作による熱の第一の影響度に基づいて前記第一の制御温度を算出し、前記第一の影響度とは異なる前記発光動作による熱の第二の影響度に基づいて前記第二の制御温度を算出する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
光源を含む第一の対象部と、
前記光源とは異なる第二の対象部と、
前記光源の発光動作を制御する発光制御手段と、
前記光源の発光動作によって生じる熱に基づいて、前記第一の対象部の相対温度である第一の制御温度及び前記第二の対象部の相対温度である第二の制御温度を算出する算出手段と、
前記第一及び第二の制御温度の少なくとも一方に基づいて前記発光動作を制御する制御手段と、を備え、
前記算出手段は、前記発光動作による熱の第一の影響度に基づいて前記第一の制御温度を算出し、前記第一の影響度とは異なる前記発光動作による熱の第二の影響度に基づいて前記第二の制御温度を算出することを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記第一の影響度は、少なくとも光源の発光量および発光時間に応じた影響度であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記第二の影響度は、少なくとも光源の発光量および光源との距離に応じた影響度であることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記光源は、放電管であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項5】
前記光源は、LEDであることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記第一の制御温度および前記第二の制御温度に応じて決められた時間に基づいて発光を制限する制御であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項7】
前記第一および第二の影響度は、前記光源の発光動作の方式に応じて変わることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項8】
前記制御手段は、第一の発光動作を実行してから第二の発光動作を実行するまでの時間を制御することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記第一の制御温度が第一の閾値を超える場合、予め決められた時間に基づいて前記第一の発光動作を実行してから前記第二の発光動作を実行するまでの時間を制御することを特徴とする請求項8に記載の照明装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第一の制御温度が第一の閾値を超える場合、前記第二の制御温度に応じれ設定された時間に基づいて前記第一の発光動作を実行してから前記第二の発光動作を実行するまでの時間を制御することを特徴とする請求項8に記載の照明装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置及びその制御方法に関し、特に発光による温度上昇を抑制可能な照明装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、照明装置には、発光部による連続発光時に、照明装置の前面に配置される光学パネルが安全に使用できる温度範囲となるように、光学パネルの温度上昇を適切に制御するものがある。
【0003】
特許文献1には、光学パネルの相対温度である制御温度に基づいて、光学パネルを冷却する冷却部の動作出力を制御する照明装置が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、閃光発光が行われている時間や発光量に基づいて、所定時間内に発光量の総和が所定値に達した場合に、発熱する構成部品の温度上昇を緩和させるための処理を行う閃光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-60558号公報
特開2006-58490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の特許文献1及び2は、発光動作の違いによる光源近傍の温度上昇については考慮していない。特に、照明装置を用いた撮影において、光源が短時間に繰り返し発光するマルチ発光や、閃光発光よりも長い時間発光し続けるフラット発光といった発光動作では、光源の温度上昇により光源が発光しなくなるおそれがある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、光源近傍の温度上昇を抑制することができる照明装置及びその制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る照明装置は、光源を含む第一の対象部と、前記光源とは異なる第二の対象部と、前記光源の発光動作を制御する発光制御手段と、前記光源の発光動作によって生じる熱に基づいて、前記第一の対象部の相対温度である第一の制御温度及び前記第二の対象部の相対温度である第二の制御温度を算出する算出手段と、前記第一及び第二の制御温度の少なくとも一方に基づいて前記発光動作を制御する制御手段と、を備え、前記算出手段は、前記発光動作による熱の第一の影響度に基づいて前記第一の制御温度を算出し、前記第一の影響度とは異なる前記発光動作による熱の第二の影響度に基づいて前記第二の制御温度を算出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、光源近傍の温度上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係る照明装置の概略構成を示すブロック図である。
照明装置の概略断面を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置の発光処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に係る、図3のステップS302の状態確認処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に係る、図3のステップS311のパネル用連続発光制御処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に係る、図3のステップS312の放電管用連続発光制御処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に係る、図5のステップS503の発光エネルギNL算出処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置における発光部の熱移動モデルを示す図である。
図5のステップS508のパネル用制御段階判定処理のフローチャートである。
図5のステップS513のズーム位置変更処理のフローチャートである。
図5のステップS507で制御温度Tfが演算される毎に実行される冷却部駆動制御処理のフローチャートである。
光学パネルの温度実測値とその想定パネル温度を示すグラフである。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置における放電管の熱移動モデルを示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る、図6のステップS608の放電管用制御段階判定処理のフローチャートである。
放電管の温度実測値とその想定放電管温度を示すグラフである。
放電管104の発光開始から終了するまでの時間軸を示すグラフである。
本発明の第2の実施形態に係る、図6のステップS608の放電管用制御段階判定処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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