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公開番号2024039108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143414
出願日2022-09-09
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類B25B 21/02 20060101AFI20240314BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】筒部材の加工の困難性を低減した作業機を提供する。
【解決手段】作業機1のオイルパルス機構部40は、ライナ41、シャフト42、ブレード43、44、スプリング45、摺動部材46、ライナアッパープレート47、ライナキャップ48を有する。ライナ41はモータ30の回転力で駆動する。ライナ41は、ブレード43、44の前端側部分に対して摺動するブレード前部摺動面62を有する。摺動部材46は、ライナ41とは別の部材によって構成される。摺動部材46は、スプリング45によって付勢されたブレード43、44の後端側部分に対して摺動するブレード後部摺動面61を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータの回転力で駆動する筒部材と、
前記筒部材に対して相対的に回転可能に支持され前記筒部材の軸方向に延びる軸部材であって、一端が前記筒部材の内側に収容され他端が前記筒部材の外側かつ前記軸方向に突出するよう構成された軸部材と、
前記軸部材に対して一体的に回転可能かつ第1位置と第2位置の間で往復動可能に支持される往復動部材であって、前記筒部材の内側に収容された往復動部材と、
前記軸部材に対して一体的に回転可能かつ伸縮可能に支持される付勢部材であって、前記往復動部材を前記第1位置から前記第2位置に向けて付勢する付勢部材と、
前記往復動部材と対向するように設けられ、前記付勢部材によって付勢された前記往復動部材に対して摺動するよう構成された摺動部材と、
を有する作業機であって、
前記摺動部材は、前記筒部材とは別の部材によって構成された、
ことを特徴とする作業機。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業機であって、
前記筒部材は開口部を有し、
前記開口部に接続された蓋部を有し、
前記摺動部材は前記蓋部と一体である、
ことを特徴とする作業機。
【請求項3】
請求項1に記載の作業機であって、
前記筒部材は開口部を有し、
前記開口部に接続された蓋部を有し、
前記摺動部材は、前記軸方向において前記蓋部と前記筒部材とに挟持される、
ことを特徴とする作業機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の作業機であって、
前記摺動部材は前記軸方向における前記往復動部材の一端側部分に対して摺動し、
前記筒部材は、前記軸方向における前記往復動部材の他端側部分に対して摺動する摺動部を有し、
前記往復動部材の前記一端側部分と前記他端側部分との間の中間部分に対向する前記筒部材の内周面が、作動油が充填されるオイル室の内周面を構成する、
ことを特徴とする作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オイルパルス工具等の作業機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1、2は、オイルパルスユニットを有するオイルパルス工具を開示する。オイルパルス工具は、モータと、モータの回転力で駆動する筒部材(ライナ)と、筒部材に対して相対的に回転可能に支持された軸部材(シャフト)と、軸部材に対して一体的に回転可能な往復動部材(ブレード)と、往復動部材を筒部材の内周面側に向けて付勢する付勢部材と、を有する。筒部材の内周部の前後には、往復動部材の前端部及び後端部と摺動する摺動部がそれぞれ設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-177806号公報
特開2016-203322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、オイルパルス工具のような作業機において、筒部材の内周部の前後双方に摺動部を有する構成が筒部材の加工を難しくする要因であることを見出した。
【0005】
本発明の目的は、筒部材の加工の困難性を低減した作業機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様は、作業機である。この作業機は、
モータと、
前記モータの回転力で駆動する筒部材と、
前記筒部材に対して相対的に回転可能に支持され前記筒部材の軸方向に延びる軸部材であって、一端が前記筒部材の内側に収容され他端が前記筒部材の外側かつ前記軸方向に突出するよう構成された軸部材と、
前記軸部材に対して一体的に回転可能かつ第1位置と第2位置の間で往復動可能に支持される往復動部材であって、前記筒部材の内側に収容された往復動部材と、
前記軸部材に対して一体的に回転可能かつ伸縮可能に支持される付勢部材であって、前記往復動部材を前記第1位置から前記第2位置に向けて付勢する付勢部材と、
前記往復動部材と対向するように設けられ、前記付勢部材によって付勢された前記往復動部材に対して摺動するよう構成された摺動部材と、
を有する作業機であって、
前記摺動部材は、前記筒部材とは別の部材によって構成される。
【0007】
本発明は「電動作業機」や「電動工具」、「電気機器」等と表現されてもよく、そのように表現されたものも本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、筒部材の加工の困難性を低減した作業機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態1に係る作業機1の側断面図。
作業機1のオイルパルス機構部40の側断面図。
図2のIII-III断面図。
オイルパルス機構部40を後方側から見た分解斜視図。
オイルパルス機構部40を前方側から見た分解斜視図。
比較例の作業機におけるオイルパルス機構部を前方側から見た分解斜視図。
本発明の実施の形態2に係る作業機におけるオイルパルス機構部を前方側から見た分解斜視図。
実施の形態2のオイルパルス機構部の側断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態1)
図1~図5は、本発明の実施の形態1に係る作業機1に関する。作業機1は、オイルパルス工具(オイルパルスドライバ)である。作業機1は、静音インパクトドライバやソフトインパクトドライバとも呼ばれる。図1及び図3により、作業機1における互いに直交する前後、上下、左右方向を定義する。前後方向は、モータ軸31と平行な方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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