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公開番号2024037461
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142343
出願日2022-09-07
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類G11C 16/10 20060101AFI20240312BHJP(情報記憶)
要約【課題】好適に動作する半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、基板と、基板の表面と交差する第1方向に並ぶ、第1サブメモリブロック及び第2サブメモリブロックと、第1サブメモリブロック及び第2サブメモリブロックを制御する制御回路とを備える。第1サブメモリブロックは、第1メモリセルと、第1メモリセルに接続された第1ワード線とを備える。第2サブメモリブロックは、第2メモリセルと、第2メモリセルに接続された第2ワード線とを備える。制御回路は、第1メモリセルに対する第1書込動作と第2書込動作とを実行可能に構成され、第1書込動作において、第1ワード線にプログラム電圧を印加し、第2ワード線にプログラム電圧よりも低い第1非選択書込電圧を印加し、第2書込動作において、第1ワード線にプログラム電圧を印加し、第2ワード線に第1非選択書込電圧よりも低い第2非選択書込電圧を印加する。
【選択図】図31
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の表面と交差する第1方向に並ぶ、第1サブメモリブロック及び第2サブメモリブロックと、
前記第1サブメモリブロック及び前記第2サブメモリブロックを制御する制御回路と
を備え、
前記第1サブメモリブロックは、
第1メモリセルと、
前記第1メモリセルに電気的に接続された第1ワード線と
を備え、
前記第2サブメモリブロックは、
第2メモリセルと、
前記第2メモリセルに電気的に接続された第2ワード線と
を備え、
前記制御回路は、
前記第1メモリセルに対する第1書込動作と、
前記第1メモリセルに対する第2書込動作と
を実行可能に構成され、
前記第1書込動作において、
前記第1ワード線にプログラム電圧を印加し、
前記第2ワード線に前記プログラム電圧よりも低い第1非選択書込電圧を印加し、
前記第2書込動作において、
前記第1ワード線に前記プログラム電圧を印加し、
前記第2ワード線に前記第1非選択書込電圧よりも低い第2非選択書込電圧を印加する
半導体記憶装置。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
前記制御回路は、
前記第1書込動作を指示するコマンドセットを受信して前記第1書込動作を実行し、
前記第2書込動作を指示するコマンドセットを受信して前記第2書込動作を実行する
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記制御回路は、
前記第1書込動作を実行する前、及び、前記第2書込動作を実行する前に、
前記第2メモリセルに対する書込前読出動作を実行し、
前記制御回路は、
前記書込前読出動作において、
前記第2ワード線に読出電圧を印加し、
前記第1ワード線に前記読出電圧よりも高い第1非選択読出電圧を印加する
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第1サブメモリブロックは、
前記第1方向に並ぶ複数の第1導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記複数の第1導電層に対向する第1半導体部と、
前記複数の第1導電層、及び、前記第1半導体部の間に設けられた第1電荷蓄積膜と
を備え、
前記第2サブメモリブロックは、
前記第1方向に並ぶ複数の第2導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記複数の第2導電層に対向し、前記第1半導体部に電気的に接続された第2半導体部と、
前記複数の第2導電層、及び、前記第2半導体部の間に設けられた第2電荷蓄積膜と
を備え、
前記複数の第1導電層のうちの一つは、前記第1ワード線として機能し、
前記複数の第2導電層のうちの一つは、前記第2ワード線として機能する
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1方向に延伸する半導体層を備え、
前記半導体層は、
前記第1半導体部と、
前記第2半導体部と、
前記第1サブメモリブロック及び前記第2サブメモリブロックの間に設けられ、前記第1半導体部及び前記第2半導体部に接続された第3半導体部と
を備え、
前記第1半導体部の、前記第3半導体部側の端部の、前記第1方向と交差する第2方向における幅を、第1の幅とし、
前記第2半導体部の、前記第3半導体部側の端部の、前記第2方向における幅を、第2の幅とし、
前記第3半導体部の前記第2方向の幅を第3の幅とすると、
前第3の幅は、前記第1の幅及び前記第2の幅よりも大きい
請求項4記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
基板と、
前記基板の表面と交差する第1方向に並ぶ、第1サブメモリブロック及び第2サブメモリブロックと、
前記第1サブメモリブロック及び前記第2サブメモリブロックを制御する制御回路と、
を備え、
前記第1サブメモリブロックは、
第1メモリセルと、
前記第1メモリセルに電気的に接続された第1ワード線と、
を備え、
前記第2サブメモリブロックは、
第2メモリセルと、
前記第2メモリセルに電気的に接続された第2ワード線と、
を備え、
前記制御回路は、
前記第1メモリセルに対する第1読出動作と、
前記第1メモリセルに対する第2読出動作と、
を実行可能に構成され、
前記第1読出動作において、
前記第1ワード線に第1読出電圧を印加し、
前記第2ワード線に前記第1読出電圧よりも高い第1非選択読出電圧を印加し、
前記第2読出動作において、
前記第1ワード線に前記第1読出電圧を印加し、
前記第2ワード線に前記第1非選択読出電圧よりも低い第2非選択読出電圧を印加する
半導体記憶装置。
【請求項7】
前記制御回路は、
前記第1読出動作を指示するコマンドセットを受信して前記第1読出動作を実行し、
前記第2読出動作を指示するコマンドセットを受信して前記第2読出動作を実行する
請求項6記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記制御回路は、
前記第1読出動作を実行する前、及び、前記第2読出動作を実行する前に、
前記第2メモリセルに対する第3読出動作を実行し、
前記制御回路は、
前記第3読出動作において、
前記第2ワード線に第2読出電圧を印加し、
前記第1ワード線に前記第2読出電圧よりも高い第3非選択読出電圧を印加する
請求項6記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記第1サブメモリブロックは、
前記第1方向に並ぶ複数の第1導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記複数の第1導電層に対向する第1半導体部と、
前記複数の第1導電層、及び、前記第1半導体部の間に設けられた第1電荷蓄積膜と
を備え、
前記第2サブメモリブロックは、
前記第1方向に並ぶ複数の第2導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記複数の第2導電層に対向し、前記第1半導体部に電気的に接続された第2半導体部と、
前記複数の第2導電層、及び、前記第2半導体部の間に設けられた第2電荷蓄積膜と
を備え、
前記複数の第1導電層のうちの一つは、前記第1ワード線として機能し、
前記複数の第2導電層のうちの一つは、前記第2ワード線として機能する
請求項6記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記第1方向に延伸する半導体層を備え、
前記半導体層は、
前記第1半導体部と、
前記第2半導体部と、
前記第1サブメモリブロック及び前記第2サブメモリブロックの間に設けられ、前記第1半導体部及び前記第2半導体部に接続された第3半導体部と
を備え、
前記第1半導体部の、前記第3半導体部側の端部の、前記第1方向と交差する第2方向における幅を、第1の幅とし、
前記第2半導体部の、前記第3半導体部側の端部の、前記第2方向における幅を、第2の幅とし、
前記第3半導体部の前記第2方向の幅を第3の幅とすると、
前第3の幅は、前記第1の幅及び前記第2の幅よりも大きい
請求項9記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
基板と、基板の表面と交差する第1方向に基板と並ぶメモリブロックと、メモリブロックを制御する制御回路と、を備える半導体記憶装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-9511号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
好適に動作する半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、基板の表面と交差する第1方向に並ぶ、第1サブメモリブロック及び第2サブメモリブロックと、第1サブメモリブロック及び第2サブメモリブロックを制御する制御回路とを備える。第1サブメモリブロックは、第1メモリセルと、第1メモリセルに電気的に接続された第1ワード線とを備える。第2サブメモリブロックは、第2メモリセルと、第2メモリセルに電気的に接続された第2ワード線とを備える。制御回路は、第1メモリセルに対する第1書込動作と、第1メモリセルに対する第2書込動作とを実行可能に構成され、第1書込動作において、第1ワード線にプログラム電圧を印加し、第2ワード線にプログラム電圧よりも低い第1非選択書込電圧を印加し、第2書込動作において、第1ワード線にプログラム電圧を印加し、第2ワード線に第1非選択書込電圧よりも低い第2非選択書込電圧を印加する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的なブロック図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な側面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的なブロック図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な回路図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な斜視図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な平面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な断面図である。
3ビットのデータが記録されるメモリセルMCのしきい値電圧について説明するための模式的なヒストグラムである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するためのタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するためのフローチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するためのタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するためのフローチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するためのタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するためのフローチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するためのタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するための模式的な断面図である。
比較例に係る半導体記憶装置について説明するための模式的なヒストグラムである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作方法について説明するための模式図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の変形例1について説明するためのフローチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の変形例2について説明するためのフローチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の変形例3について説明するためのフローチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の変形例3について説明するための模式的な断面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明するためのフローチャートである。
第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明するためのタイミングチャートである。
第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な断面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な断面図である。
比較例に係る半導体記憶装置について説明するための模式的なヒストグラムである。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の変形例1について説明するためのフローチャートである。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の変形例2について説明するためのフローチャートである。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の変形例2について説明するための模式的な断面図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明するためのフローチャートである。
第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明するためのタイミングチャートである。
第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な断面図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式的な断面図である。
比較例に係る半導体記憶装置について説明するための模式的なヒストグラムである。
第3実施形態に係る半導体記憶装置の変形例について説明するためのフローチャートである。
第4実施形態に係る半導体記憶装置について説明するためのフローチャートである。
第4実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための模式図である。
第5実施形態に係る半導体記憶装置について説明するための表である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
次に、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。
【0008】
また、本明細書において「半導体記憶装置」と言った場合には、メモリダイ(メモリチップ)を意味する事もあるし、メモリカード、SSD等の、コントローラダイを含むメモリシステムを意味する事もある。更に、スマートホン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の、ホストコンピュータを含む構成を意味する事もある。
【0009】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成に「電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成は第2の構成に直接接続されていても良いし、第1の構成が第2の構成に配線、半導体部材又はトランジスタ等を介して接続されていても良い。例えば、3つのトランジスタを直列に接続した場合には、2つ目のトランジスタがOFF状態であったとしても、1つ目のトランジスタは3つ目のトランジスタに「電気的に接続」されている。
【0010】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成及び第3の構成の「間に接続されている」と言った場合、第1の構成、第2の構成及び第3の構成が直列に接続され、且つ、第2の構成が第1の構成を介して第3の構成に接続されていることを意味する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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