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公開番号2024037444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142317
出願日2022-09-07
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G03G 21/20 20060101AFI20240312BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】効率的に排紙経路の冷却や結露対応を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、用紙が通過する下段排紙経路S1および上段排紙経路S2と、搬送された用紙を下段排紙経路S1および上段排紙経路S2のいずれかに振り分ける分岐ガイド27と、外部から空気を導入する送風機と、送風機が導入した空気を導く送風ダクトと、送風ダクトに導かれた空気を下段排紙経路S1および上段排紙経路S2のいずれかに振り分ける送風振分部(例えば、フラップ61)とを備える。送風振分部は、分岐ガイド27に連動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
用紙が通過する第1排紙経路および第2排紙経路を有する画像形成装置であって、
搬送された用紙を前記第1排紙経路および前記第2排紙経路のいずれかに振り分ける分岐部材と、
外部から空気を導入する送風機と、
前記送風機が導入した空気を導く送風ダクトと、
前記送風ダクトに導かれた空気を前記第1排紙経路および前記第2排紙経路のいずれかに振り分ける送風振分部とを備え、
前記送風振分部は、前記分岐部材に連動すること
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記送風ダクトと前記第1排紙経路とを繋ぐ第1導入口と、
前記送風ダクトと前記第2排紙経路とを繋ぐ第2導入口とを備え、
前記送風振分部は、前記分岐部材に連動して、前記第1導入口および前記第2導入口のうち、一方を開放しつつ、他方を制限すること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記送風振分部は、
前記第1排紙経路と繋がり、外部へ空気を導出する第1排気部と、
前記第2排紙経路と繋がり、外部へ空気を導出する第2排気部とを備え、
前記分岐部材に連動する際、前記第1排気部および前記第2排気部のうち、いずれか一方が動作すること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部へ用紙を搬送する用紙搬送路と、
前記第2排紙経路から前記用紙搬送路へ用紙を搬送する反転搬送経路とを備えること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記画像形成装置が冷却された状態か暖まった状態かを判定する状態判定部を備え、
前記状態判定部に前記画像形成装置が冷却された状態であると判定され、前記第1排紙経路および前記第2排紙経路を用紙が通過していない際、前記送風振分部は、前記第2排紙経路へ空気を振り分けること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記画像形成装置が冷却された状態か暖まった状態かを判定する状態判定部を備え、
前記状態判定部に前記画像形成装置が暖まった状態であると判定され、前記第1排紙経路および前記第2排紙経路を用紙が通過していない際、前記送風振分部は、前記第1排紙経路へ空気を振り分けること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記分岐部材が前記第1排紙経路へ用紙を振り分けた際、前記送風振分部は、前記第1排紙経路へ空気を振り分け、
前記分岐部材が前記第2排紙経路へ用紙を振り分けた際、前記送風振分部は、前記第2排紙経路へ空気を振り分けること
を特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、2つの排紙経路を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置では、画像読み取りまたは画像形成が終了した後の用紙を排出トレイの上に排出して積載している。近年では、1度画像形成した用紙を再利用し、裏面に画像形成する画像形成装置が提案されている。そして、最近の画像形成装置では、使用用途などに応じて、複数の排出トレイに用紙を振り分けるものもある。
【0003】
ところで、画像形成装置では、用紙や空気に含まれていた水分が水蒸気となって放出されることがあり、この水蒸気が用紙の排紙経路(搬送路)に溜まることがあった。水蒸気が溜まって結露が発生すると、両面印刷時の転写不良等の不具合を引き起こす虞がある。上述した複数の排出トレイを備える画像形成装置では、それぞれの排出トレイに対応するように、複数の排紙経路が設けられているが、水蒸気が溜まりやすい排紙経路について、結露に対策することが検討されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-64790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の画像形成装置では、用紙にトナー像を定着させる定着装置と、定着装置よりも上方に配置される第1の排紙ユニットと、定着装置と第1の排紙ユニットとの間に設けられる第1の搬送路と、第1の排紙ユニットよりも上方に配置される第2の排紙ユニットと、定着装置と第2の排紙ユニットとの間に設けられる第2の搬送路と、第1の搬送路と第2の搬送路とに用紙の搬送先を切り替える切り替えガイドとを備え、切り替えガイドは、画像形成動作の待機状態において、第2の搬送路を開放するように制御される。
【0006】
上述した画像形成装置では、開放する搬送路を切り替えるだけで結露の発生に対策しようとしているが、画像形成装置が設置されている環境によっては、温度や湿度が大きく変動することがある。このような場合、画像形成装置内での熱の移動だけでは、温湿度の変動を抑えきれず、結露が発生する虞がある。ところで、画像形成装置では、排紙経路へ送風するファンやダクトを設けた構成も存在するので、このような構成において、効率的に2つの排紙経路へ送風することが求められている。
【0007】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、効率的に排紙経路の冷却や結露対応を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る画像形成装置は、用紙が通過する第1排紙経路および第2排紙経路を有する画像形成装置であって、搬送された用紙を前記第1排紙経路および前記第2排紙経路のいずれかに振り分ける分岐部材と、外部から空気を導入する送風機と、前記送風機が導入した空気を導く送風ダクトと、前記送風ダクトに導かれた空気を前記第1排紙経路および前記第2排紙経路のいずれかに振り分ける送風振分部とを備え、前記送風振分部は、前記分岐部材に連動することを特徴とする。
【0009】
本開示に係る画像形成装置は、前記送風ダクトと前記第1排紙経路とを繋ぐ第1導入口と、前記送風ダクトと前記第2排紙経路とを繋ぐ第2導入口とを備え、前記送風振分部は、前記分岐部材に連動して、前記第1導入口および前記第2導入口のうち、一方を開放しつつ、他方を制限する構成としてもよい。
【0010】
本開示に係る画像形成装置では、前記送風振分部は、前記第1排紙経路と繋がり、外部へ空気を導出する第1排気部と、前記第2排紙経路と繋がり、外部へ空気を導出する第2排気部とを備え、前記分岐部材に連動する際、前記第1排気部および前記第2排気部のうち、いずれか一方が動作する構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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