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公開番号2024034750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022139215
出願日2022-09-01
発明の名称着脱治具
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240306BHJP(信号)
要約【課題】支持棒を用いて感知器ヘッドの着脱を行う作業において、作業負荷の軽減および作業時間の短縮化を図ることのできる着脱治具を得る。
【解決手段】支持棒と治具本体部とコントローラとを備え、感知器の着脱作業時に用いられる着脱治具であって、治具本体部は、感知器ヘッドを保持可能な爪部を有する機構部と、閉状態と開状態との間で爪部を開閉自在とする開閉駆動部を有し、コントローラは、作業者の操作入力に基づいて、開閉駆動部を開状態および閉状態のいずれかに駆動させるための開閉駆動信号を出力する第1の駆動制御機能を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
支持棒と、
前記支持棒の一端に取り付けられた治具本体部と、
前記支持棒の他端側に取り付けられたコントローラと
を備え、現場における感知器の着脱作業に用いられる着脱治具であって、
前記治具本体部は、
感知器ヘッドを保持可能な爪部を有する機構部と、
前記爪部により前記感知器ヘッドを保持できる状態である閉状態と、前記爪部により前記感知器ヘッドの保持を開放できる状態である開状態との間で、前記爪部を開閉自在とする開閉駆動部と
を有し、
前記コントローラは、作業者の操作入力に基づいて、前記開閉駆動部を前記開状態および前記閉状態のいずれかに駆動させるための開閉駆動信号を出力する第1の駆動制御機能を有する
着脱治具。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記治具本体部は、
前記開閉駆動部が前記閉状態において、前記支持棒の軸方向を回転中心として、前記爪部を正転方向または逆転方向の少なくとも一方に回転自在とする回転駆動部
をさらに有し、
前記コントローラは、作業者の操作入力に基づいて、前記回転駆動部を前記正転方向および前記逆転方向のいずれかに駆動させるための回転駆動信号を出力する第2の駆動制御機能をさらに有する
請求項1に記載の着脱治具。
【請求項3】
前記機構部は、所定のトルク値で前記感知器ヘッドを締め付け可能とするトルク調整機能を有する
請求項2に記載の着脱治具。
【請求項4】
前記治具本体部は、前記爪部による保持対象となる前記感知器ヘッドを撮像するカメラをさらに有し、
前記コントローラは、前記カメラにより撮像された画像を表示する画像表示機能をさらに有する
請求項1から3のいずれか1項に記載の着脱治具。
【請求項5】
支持棒と、
前記支持棒の一端に取り付けられた治具本体部と、
前記支持棒の他端側に取り付けられたコントローラと
を備え、現場における感知器の着脱作業に用いられる着脱治具であって、
前記治具本体部は、感知器ヘッドを保持可能な爪部による保持対象となる前記感知器ヘッドを撮像するカメラを有し、
前記コントローラは、前記カメラにより撮像された画像を表示する画像表示機能を有する
着脱治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現場における感知器の着脱作業時において、感知器ヘッドを着脱するために用いられる着脱治具に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、核燃料等の放射性物質を取り扱う施設でセル内に設置されている煙感知器を遠隔操作で交換するための治具がある(例えば、特許文献1参照)。このような治具を遠隔操作することで、作業者の被爆のおそれを低減することができる。
【0003】
しかしながら、放射線を取り扱わない通常の施設等に設置された感知器の保守点検を行う際には、作業者による手動作業によって、感知器ヘッドを取り外した上での点検作業が行われているのが一般的である。すなわち、特許文献1に開示されたような遠隔操作を可能とする治具は、価格、大きさの観点から通常の施設等での点検作業にとっては不向きであり、作業者の手動操作により点検作業が行われている。
【0004】
天井等の高所に設置される感知器ヘッドを手動で着脱するには、一般的に、支持棒の先端に着脱器を取り付けたものが使用される。従来の着脱器は、ゴム状のコップ型形状を有しており、先端部には、感知器ヘッドをホールドするための溝が設けられている。
【0005】
高所に取り付けられた感知器から感知器ヘッドを手動で取り外す際に、作業者は、着脱器を支持棒の一端に取り付け、支持棒の他端を持ち、着脱器の先端部にある溝を、感知器ヘッドに設けられているスリットと嵌合させてホールド状態とした後に、支持棒を回転させていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許3510191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
作業者は、感知器ヘッドを着脱器でホールドする際には、着脱器のゴム状の先端部にある溝と、感知器ヘッドに設けられているスリットとの位置合わせを行う必要がある。
【0008】
従って、作業者から感知器ヘッドまでの距離が長くなり、支持棒が長尺になるほど、支持棒の位置合せ作業が難しくなり、作業者の作業負荷が増加するとともに、作業時間の増加も招いていた。また、感知器ヘッドの着脱は、点検作業に限らず、設置時にも必要となる作業であり、作業効率の改善が望まれる。
【0009】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、支持棒を用いて感知器ヘッドの着脱を行う作業において、作業負荷の軽減および作業時間の短縮化を図ることのできる着脱治具を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る着脱治具は、支持棒と、支持棒の一端に取り付けられた治具本体部と、支持棒の他端側に取り付けられたコントローラとを備え、現場における感知器の着脱作業時に用いられる着脱治具であって、治具本体部は、感知器ヘッドを保持可能な爪部を有する機構部と、爪部により感知器ヘッドを保持できる状態である閉状態と、爪部により感知器ヘッドの保持を開放できる状態である開状態との間で、爪部を開閉自在とする開閉駆動部とを有し、コントローラは、作業者の操作入力に基づいて、開閉駆動部を開状態および閉状態のいずれかに駆動させるための開閉駆動信号を出力する第1の駆動制御機能を有するものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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