TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024031125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022134473
出願日2022-08-25
発明の名称物品識別システム、物品識別装置、プログラム、及び印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G07G 1/00 20060101AFI20240229BHJP(チェック装置)
要約【課題】価格の割引に伴う作業の煩わしさを低減できる物品識別システム、物品識別装置、プログラム、及び印刷装置を提供する。
【解決手段】物品識別システム1の制御部は、撮影部31による撮影を行う。制御部は、撮影された撮影画像の画像データから定価ARマーカ28、割引ARマーカ38を抽出する。制御部は、抽出された定価ARマーカ28と割引ARマーカ38との位置関係に基づき、定価ARマーカ28と割引ARマーカ38とのペアリングを行う。制御部は、取得した画像データに基づき、撮影画像領域に撮影画像を表示する。制御部は、抽出した定価ARマーカ28に対応する商品名を示す商品名表示を撮影画像領域に表示された撮影画像に重畳して表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
商品、及び前記商品に付され、且つ前記商品の取引内容を決定する第1ARマーカと前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカとを撮影する撮影部と、
表示部と、
レジスターと通信する通信部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出処理と、
前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、
前記撮影部が撮影した画像内の前記商品の情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、
前記抽出処理で抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが所定の位置関係にある場合、前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカが一の前記商品に付されていると判定する判定処理と
を実行することを特徴とする物品識別システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1ARマーカには、第1ベクトルが設定され、
前記制御部は、
前記判定処理において、前記第1ベクトルの起点から延びる2つの半直線で挟まれる範囲であって前記第1ベクトルを含む判定範囲内に前記第2ARマーカの少なくとも一部が重なっている場合、前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカが一の前記商品に付されていると判定すること
を特徴とする請求項1に記載の物品識別システム。
【請求項3】
前記第1ベクトルの起点は、前記第1ARマーカの中心に位置すること
を特徴とする請求項2に記載の物品識別システム。
【請求項4】
前記第1ベクトルの起点は、前記商品に前記第1ARマーカを付すための第1ラベルの中心に位置すること
を特徴とする請求項2に記載の物品識別システム。
【請求項5】
前記第1ベクトルは、前記商品に前記第1ARマーカを付すための第1ラベルの一辺に直交する方向に延びること
を特徴とする請求項2に記載の物品識別システム。
【請求項6】
前記商品に前記第1ARマーカを付すための第1ラベルには、前記第1ベクトルの向きを示す文字、図形、記号、及び色彩の少なくとも一つが付されていること
を特徴とする請求項2に記載の物品識別システム。
【請求項7】
前記制御部は、
前記抽出処理で抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとを結ぶ評価線分を決定する決定処理を実行し、
前記判定処理において、前記評価線分の長さが所定長さの範囲内である場合、前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカが一の前記商品に付されていると判定すること
を特徴とする請求項1~6の何れかに記載の物品識別システム。
【請求項8】
前記所定長さは、前記商品に前記第1ARマーカを付すための第1ラベルの複数の辺、及び前記商品に前記第2ARマーカを付すための第2ラベルの複数の辺のうち最も短い辺の長さに基づくこと
を特徴とする請求項7に記載の物品識別システム。
【請求項9】
前記制御部は、
前記抽出処理により複数の前記第1ARマーカ及び複数の前記第2ARマーカが抽出された場合、前記判定処理において、他の前記評価線分と交差しない前記評価線分の両端に位置する前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカが一の前記商品に付されていると判定すること、
を特徴とする請求項7に記載の物品識別システム。
【請求項10】
前記評価線分の一端は、前記第1ARマーカの中心に位置し、前記評価線分の他端は、前記第2ARマーカの中心に位置すること
を特徴とする請求項7に記載の物品識別システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品識別システム、物品識別装置、プログラム、及び印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
複数の商品の情報を一括で認識できる装置が知られている。特許文献1に記載の商品登録装置は、トレー上の複数の商品を撮影し、撮影画像中の商品のバーコードを一括で読み取ることで、複数の商品をまとめて認識することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-177433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
商品を販売する店舗では、例えば価格の割引に伴い、一の商品に対して、一の商品に付された価格に関する一のコード(バーコード)とは異なる価格に関する他のコードが付される場合がある。上記商品登録装置において、複数の商品をまとめて認識する際、後から付された他のコードが一の商品に付されたものか、他の商品に付されたものか判定することが困難である。このため、店舗のユーザは複数の商品の夫々について価格を確認する作業が必要であり、煩雑である。
【0005】
本発明の目的は、価格の割引に伴う作業の煩わしさを低減できる物品識別システム、物品識別装置、プログラム、及び印刷装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様に係る物品識別システムは、商品、及び前記商品に付され、且つ前記商品の取引内容を決定する第1ARマーカと前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカとを撮影する撮影部と、表示部と、レジスターと通信する通信部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出処理と、前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、前記撮影部が撮影した画像内の前記商品の情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、前記抽出処理で抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが所定の位置関係にある場合、前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカが一の前記商品に付されていると判定する判定処理とを実行することを特徴とする。
【0007】
第一態様によれば、物品識別システムは、第1ARマーカと第2ARマーカとが所定の位置関係にある場合、第1ARマーカ及び第2ARマーカが一の商品に付されていると判定する。これにより、物品識別システムは、撮影部が複数の商品を撮影した場合でも、第1ARマーカ及び第2ARマーカが一の商品に付されていると判定できる。よって、店舗のユーザが複数の商品の夫々について価格を確認する作業が不要となるので、物品識別システムは価格の割引に伴う作業の煩わしさを低減できる。
【0008】
本発明の第二態様に係る物品識別装置は、商品、及び前記商品に付され、且つ前記商品の取引内容を決定する第1ARマーカと前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカとを撮影する撮影部と、表示部と、レジスターと通信する通信部とを制御する制御部を備える物品識別装置であって、前記制御部は、前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出処理と、前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示処理と、前記撮影部が撮影した画像内の前記商品の情報を前記表示部に表示する第二表示処理と、前記抽出処理で抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが所定の位置関係にある場合、前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカが一の前記商品に付されていると判定する判定処理とを実行することを特徴とする。
【0009】
本発明の第三態様に係るプログラムは、商品、及び前記商品に付され、且つ前記商品の取引内容を決定する第1ARマーカと前記第1ARマーカに対応する第2ARマーカとを撮影する撮影部と、表示部と、レジスターと通信する通信部とを制御するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記撮影部が撮影した画像から前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカを抽出する抽出ステップと、前記撮影部が撮影した前記画像を前記表示部に表示する第一表示ステップと、前記撮影部が撮影した画像内の前記商品の情報を前記表示部に表示する第二表示ステップと、前記抽出ステップで抽出された前記第1ARマーカと前記第2ARマーカとが所定の位置関係にある場合、前記第1ARマーカ及び前記第2ARマーカが一の前記商品に付されていると判定する判定ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0010】
第二態様及び第三態様は、第一態様と同様の効果を奏する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社寺岡精工
システム
10日前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
18日前
株式会社寺岡精工
システム
1か月前
株式会社寺岡精工
情報端末
10日前
富士電機株式会社
硬貨外観検査装置
1か月前
パイオニア株式会社
情報処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨取扱装置
1か月前
沖電気工業株式会社
棒金収納装置
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
17日前
株式会社寺岡精工
登録装置
1か月前
エーエルシー株式会社
自動販売機のリユース方法
10日前
株式会社寺岡精工
精算装置及びプログラム
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置及び物品供給装置セット
23日前
株式会社寺岡精工
精算装置及びプログラム
3日前
株式会社寺岡精工
情報通信端末、プログラム
19日前
アサヒ飲料株式会社
自動販売機
2か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び自動取引装置
5日前
株式会社寺岡精工
登録装置、およびプログラム
1か月前
富士電機株式会社
金銭処理機
25日前
富士電機株式会社
自動販売機システムおよび自動販売機
1か月前
富士電機株式会社
金属検知用アンテナおよび硬貨処理装置
1か月前
カシオ計算機株式会社
収納装置
26日前
株式会社ジェッター
紙幣搬送システム
10日前
株式会社寺岡精工
商品情報処理装置、およびプログラム
1か月前
株式会社寺岡精工
精算装置、システム、及びプログラム
26日前
トヨタ自動車株式会社
映像記録装置
2か月前
株式会社寺岡精工
物品供給装置
20日前
沖電気工業株式会社
媒体取引装置および制御方法
13日前
株式会社寺岡精工
登録装置、精算装置、およびプログラム
2か月前
東芝テック株式会社
決済処理装置及び決済処理プログラム
13日前
シャープ株式会社
商品情報処理装置および商品情報処理システム
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両衝突判定装置
20日前
日本金銭機械株式会社
紙葉処理装置、及び紙葉処理方法
1か月前
株式会社ユピテル
システム
5日前
株式会社ユピテル
車載機器
1か月前
旭精工株式会社
コインホッパ、コインホッパの回転体、およびコイン処理装置
2か月前
続きを見る