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公開番号2024027380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130142
出願日2022-08-17
発明の名称情報処理装置および情報処理方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07C 5/00 20060101AFI20240222BHJP(チェック装置)
要約【課題】ユーザのプライバシーを保護しつつ解析に有用となる情報をより確保すること。
【解決手段】実施形態に係るドライブレコーダ(「情報処理装置」の一例に相当)は、車両内外の映像データおよび音声データを記録するコントローラを備える。コントローラは、上記音声データにおける人の会話帯域(「人の会話の周波数帯域」の一例に相当)を不明瞭化する不明瞭化処理を実行し、不明瞭化された上記音声データを上記映像データとともに記録データとして記録する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両内外の映像データおよび音声データを記録するコントローラを備え、
前記コントローラは、
前記音声データにおける人の会話の周波数帯域を不明瞭化する不明瞭化処理を実行し、
不明瞭化された前記音声データを前記映像データとともに記録データとして記録する、
情報処理装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記不明瞭化処理において前記人の会話の周波数帯域のレベルを低下させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記不明瞭化処理において前記音声データに対し前記人の会話の周波数帯域の逆位相データを合成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記不明瞭化処理において前記人の会話の周波数帯域における前記音声データの音量、音圧および周波数のうちの少なくともいずれかを変更する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記音声データに対し施された前記不明瞭化処理の態様を示す加工情報を記録する、
請求項1~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記記録データおよび前記加工情報を解析装置へ送信し、前記解析装置が前記記録データを解析するに際して前記解析装置に前記加工情報に基づいて前記音声データを明瞭化させる、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
予め決められたイベントの発生を検知した場合に、前記イベントの発生時点前後の一定時間分について前記人の会話の周波数帯域が不明瞭化されていない前記音声データを記録する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
車両内外の映像データおよび音声データを記録する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記音声データにおける人の会話の周波数帯域を不明瞭化する不明瞭化処理を実行することと、
不明瞭化された前記音声データを前記映像データとともに記録データとして記録することと、
を含む、情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載される通信型のドライブレコーダが知られている。ドライブレコーダは、たとえば通常は映像データおよび音声データを含む記録データを上書き可能な常時記録方式で繰り返し上書きしながら記録する。
【0003】
また、ドライブレコーダは、たとえば事故等のイベント発生時には、上書き禁止のイベント記録方式でイベント発生時点前後の一定時間分の記録データを記録するとともに、当該記録データをデータセンタ等のサーバ装置へ送信する。サーバ装置は、ドライブレコーダから送信された記録データに基づいて事故等の解析を行うこととなる。
【0004】
なお、ドライブレコーダは、ユーザのプライバシー保護の観点から、車室内の音声データの記録機能を無効にすることができる。ただし、音声データの記録機能を無効にしていると、イベント発生時の記録データにも音声データが含まれないため、サーバ装置が十分な解析を行えないおそれがある。そこで、イベント記録方式での記録データについてのみ音声データが含まれるように記録データを記録する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-157290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した従来技術には、ユーザのプライバシーを保護しつつ解析に有用となる情報をより確保するうえで、さらなる改善の余地がある。
【0007】
たとえば、上述した従来技術を用いた場合、サーバ装置はイベント発生時点前後の一定時間分の音声データしか入手できず、解析に十分な記録データを得られないおそれがある。
【0008】
また、5G(5
th
Generation)をはじめとする高速大容量通信技術の発達に伴い、ドライブレコーダは、常時記録方式の記録データをリアルタイムにサーバ装置へ送信するようになる可能性も高いと考えられる。そうした場合、上述した従来技術を用いては、サーバ装置はイベント非発生時の音声データを解析することはできない。
【0009】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザのプライバシーを保護しつつ解析に有用となる情報をより確保することができる情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
実施形態の一態様に係る情報処理装置は、車両内外の映像データおよび音声データを記録するコントローラを備える。前記コントローラは、前記音声データにおける人の会話の周波数帯域を不明瞭化する不明瞭化処理を実行し、不明瞭化された前記音声データを前記映像データとともに記録データとして記録する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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