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公開番号
2024024963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-26
出願番号
2022127978
出願日
2022-08-10
発明の名称
打抜き機
出願人
有限会社小森製作所
代理人
個人
主分類
B26F
1/44 20060101AFI20240216BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】枠体を確実に搬送することのできる打抜き機を得る。
【解決手段】ニック部Nで連結されたブランクBと枠体Fを持つ印刷紙Sが載置される受面13、および、ブランクBを落下させる開口部11、を備えた雌型1と、雌型1に載置された印刷紙Sを押してブランクBを抜く雄型2と、枠体Fの先側縁部Sfを把持し、ブランクBが除かれた枠体Fを受面13と平行な搬送方向Xに搬送する掴み部Gと、を備え、受面13のうち搬送方向Xに沿って開口部11の後側に隣接する位置に、雄型2に向けて突出し搬送方向Xに交差する第1稜線15を持つ山形状の第1受部141が形成され、第1受部141の突出高さが第1稜線15を挟んで前側ほど及び後側ほど減少し、雄型2のうち第1受部141に対向する位置に、第1受部141と共に枠体Fに第1山形部F1を形成する第1押部221が設けられた打抜き機K。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ニック部で互いに連結されたブランクと枠体とからなる印刷紙が載置される受面、および、前記ブランクを落下させる開口部、を備えた雌型と、
前記雌型に載置された前記印刷紙を押圧し、前記ブランクを前記印刷紙から分離させる雄型と、
前記枠体の先側縁部を把持し、前記ブランクが分離した後の前記枠体を前記受面と平行な搬送方向に沿って搬送する掴み部と、を備え、
前記受面のうち前記開口部に対して前記搬送方向に沿った後側に隣接する位置に、前記雄型に向けて突出し前記搬送方向に交差しつつ延出する第1稜線を持つ山形状の第1受部が形成され、
前記第1受部の突出高さが、前記第1稜線を挟んで前記搬送方向に沿った前側の位置ほど及び後側の位置ほど減少するものであり、
前記雄型のうち前記第1受部に対向する位置に、前記第1受部と共に前記枠体を挟持して前記枠体に第1山形部を形成する第1押部が設けられている打抜き機。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記第1押部が、前記第1受部との間で前記枠体を挟持する際に、前記第1受部の山形に応じて変形する弾性部材を備えている請求項1に記載の打抜き機。
【請求項3】
前記受面のうち前記搬送方向を基準として前記開口部の側方に隣接する領域であって、前記搬送方向に沿って最も先側にある前記開口部に隣接する領域から最も後側にある前記開口部に隣接する領域に亘って延出する第2稜線を備え、前記雄型に向けて突出する山形状の第2受部が形成され、
前記雄型のうち、前記第2受部に対向する部位に、前記第2受部と共に前記枠体を挟持し、前記枠体に第2山形部を形成する第2押部が形成されている請求項1に記載の打抜き機。
【請求項4】
前記第2押部が、前記第2受部との間で前記枠体を挟持する際に、前記第2受部の山形に応じて変形する弾性部材を備えている請求項3に記載の打抜き機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食料品や化粧品など各種紙器等の板紙の製造に用いられる打抜き機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、このような打抜き機に関連する技術としては、例えば以下の特許文献1(明細書第〔0009〕、〔0021〕~〔0026〕段落、図2~図5等参照)に示すものがある。
【0003】
特許文献1に係る技術は、シート材100aからブランク100bを打ち抜く打ち抜き工程と、打ち抜き型30及びその下方のブランキングメス型50によって打ち抜かれたブランク100bをシート材100aから切り離すブランキング工程と、ブランク100bが切り離された後の抜きカス100cをブランキングメス型50の上方で所定の方向に搬送する搬送工程とを有する。この従来技術では、搬送工程において抜きカス100cが自重により垂れ下がり、ブランキングメス型50に干渉することを防止するために、打ち抜き工程において抜きカス100cに強度アップのための垂下防止用溝101を形成するものである。
【0004】
具体的には、打ち抜き工程で用いる打ち抜き型30は、長板状の基板31と、この基板31に設けられた切刃32と、ブランク100bに折り筋を形成する第1押罫部33と、抜きカス100cに垂下防止用溝101を形成するよう基板31の表面側に配設された第2押罫部34と、を備えている。
【0005】
打ち抜き型30と対向する下方には面板35が設けられている。この面板35上には面切り型36が設けられており、面切り型36には、第2押罫部34の夫々に対向する凹溝36aが形成されている。打ち抜き型30がシート材100aを介して面板35に押し付けられることで、シート材100aには複数の垂下防止用溝101が形成される。
【0006】
第2押罫部34は、例えば、基板31のうちシート材100aの搬送方向上流側の長辺と中央位置との夫々において、長手方向に離間した四箇所に設けられており、八箇所の垂下防止用溝101が、シート材100aの搬送方向と直交する方向に延出しつつ形成される。このように垂下防止用溝101が形成されることで抜きカス100cの強度が高まり、抜きカス100cが回収位置に搬送される際に自重による垂れ下がりを回避することで面板35への干渉が防止されるとのことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2014-223681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記従来技術における垂下防止用溝101は、抜きカス100cとして残された枠体のうち、ブランク100bが打ち抜かれた箇所に対して搬送方向に沿った側方に形成されている。この位置は、枠体が搬送方向に沿って連なった位置であるから、枠体が面板35の上から搬送される際に、当該垂下防止用溝101そのものが面板35の開口部の縁に干渉することはない。
【0009】
面板35への干渉を防止すべき個所は、搬送方向に直交する方向に隣接する二つの垂下防止用溝101の間の領域である。この領域の幅は狭く、垂下防止用溝101が形成できるほどの面積は有していない。よって従来技術では、この位置に対して垂下防止用溝101を形成することはせず、これに隣接する領域の剛性を高めて枠体の干渉を防止しようとするものである。
【0010】
ただし、枠体のうち面板に干渉する恐れのある領域の幅は狭く剛性も低いため、この部位は容易に撓み得ると推測される。よって、この従来技術の打抜き機においても、面板に対する枠体の干渉が確実に回避されるわけではない。
(【0011】以降は省略されています)
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