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公開番号2024017806
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022120703
出願日2022-07-28
発明の名称表示装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20240201BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】複数の表示パネルを隣接配置するものにおいて、安価、高速、且つ低消費電力で、連続性のある画像表示を可能とする表示装置を提供する。
【解決手段】隣接配置される複数の表示パネル121~124を有する表示部120と、表示部に対する画像信号を出力して画像の表示制御を行う画像信号出力部161と、を備える表示装置であって、複数の表示パネルの正規配置位置Tを示す正規データおよび複数の表示パネルが実際に配置された実配置位置Rを示す実配置データを記憶するメモリ部162と、正規データと実配置データとのずれ量から表示パネルにおける画像の位置を調整するための調整値を算出する調整値算出部163と、調整値に基づいて画像信号に対して縦移動、横移動、回転移動、および拡大縮小の少なくとも1つを用いた補正を行い、表示部に出力して複数の表示パネル間のずれ補正を行う補正処理部164と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像の表示を行うと共に、隣接配置される複数の表示パネル(121~124)を有する表示部(120)と、
前記表示部に対する画像信号を出力して、前記画像の表示制御を行う画像信号出力部(161)と、を備える表示装置であって、
複数の前記表示パネルが配置されるべき正規配置位置(T)を示す正規データ、および複数の前記表示パネルが実際に配置された実配置位置(R)を示す実配置データを記憶するメモリ部(162)と、
前記正規データと前記実配置データとのずれ量から、前記表示パネルにおける前記画像の位置を調整するための調整値を算出する調整値算出部(163)と、
前記調整値に基づいて、前記画像信号に対して縦移動、横移動、回転移動、および拡大縮小の少なくとも1つを用いた補正を行い、前記表示部に出力して、複数の前記表示パネル間のずれ補正を行う補正処理部(164)と、を備える表示装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記補正処理部は、前記ずれ補正を行う際に、複数の前記表示パネルにおいて、前記画像の外周部を水平方向、および/あるいは垂直方向に合わせるための黒表示によるマスク処理を行う請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記補正処理部は、複数の前記表示パネルのうち、前記画像が跨いで表示される前記表示パネルの間において、前記ずれ補正を行う請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記メモリ部は、操作者による外部入力部(165)からの入力操作によって、前記実配置データの上書きを可能とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記補正処理部に対して、操作者による新たな調整値の手動入力を可能とする手動入力部(166)を有し、
前記補正処理部は、前記新たな調整値に基づいて前記ずれ補正を行う請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示パネルにおいて、焼き付きを防止するためのウォブリングが実施されるようになっており、
前記画像が跨いで表示される前記表示パネルにおいて、前記ウォブリングの移動方向が同期して実施される請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
複数の前記表示パネル間には、前記画像の形成されない、つなぎ目(120J)が設けられており、
前記補正処理部は、
複数の前記表示パネルに、1つの前記画像を分割して表示するときに、
複数の前記表示パネルの全体領域に対応するように1つの前記画像を拡大して、拡大した前記画像と、複数の前記表示パネルとが重なる領域で、前記画像を分割して、それぞれの前記表示パネルに表示させることで、前記つなぎ目における位置ずれを抑制する請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
複数の前記表示パネルは、サイズ、形状の仕様が同一である請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
複数の前記表示パネルは、サイズ、形状の仕様が異なる請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記メモリ部、前記調整値算出部、および前記補正処理部は、前記画像信号出力部が設けられた駆動回路部(160)に搭載された請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の表示装置(表示システム)では、表示部は複数の表示パネルが隣接配置されて形成されている。表示部に対して映像信号を生成する信号生成部には、人工ニューラルネットワークを有する補正回路が設けられている。そして、人工ニューラルネットワークの推論により、複数の表示パネル間の不連続性を補償するように映像信号が補正される。これにより、複数の表示パネルのつなぎ目において、映像の乱れを視認されにくくし、映像の品質を向上させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-146648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、人工ニューラルネットワークが具体的にどのような処理を行うかの記載はなく、実現方法が不明である。
【0005】
また、人工ニューラルネットワークを用いた補正は、高価となると共に、処理が高度であって処理の負荷が非常に高くなることから、処理に時間がかかりリアルタイムでの補正が困難となる。また、処理にかかる消費電力も高くなるといった問題がある。
【0006】
本開示の目的は、上記問題に鑑み、複数の表示パネルを隣接配置するものにおいて、安価、高速、且つ低消費電力で、連続性のある画像表示を可能とする表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0008】
本開示では、画像の表示を行うと共に、隣接配置される複数の表示パネル(121~124)を有する表示部(120)と、
表示部に対する画像信号を出力して、画像の表示制御を行う画像信号出力部(161)と、を備える表示装置であって、
複数の表示パネルが配置されるべき正規配置位置(T)を示す正規データ、および複数の表示パネルが実際に配置された実配置位置(R)を示す実配置データを記憶するメモリ部(162)と、
正規データと実配置データとのずれ量から、表示パネルにおける画像の位置を調整するための調整値を算出する調整値算出部(163)と、
調整値に基づいて、画像信号に対して縦移動、横移動、回転移動、および拡大縮小の少なくとも1つを用いた補正を行い、表示部に出力して、複数の表示パネル間のずれ補正を行う補正処理部(164)と、を備える。
【0009】
この開示によれば、特許文献1のように人工ニューラルネットワークを必要とせずに、画像信号の縦移動、横移動、回転移動、および拡大縮小の少なくとも1つを用いて、複数の表示パネル間のズレ補正を行うので、安価、高速、且つ低消費電力で、連続性のある画像表示が可能となる。
【0010】
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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