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公開番号2024016415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-07
出願番号2022118511
出願日2022-07-26
発明の名称走行装置及び走行方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G05D 1/43 20240101AFI20240131BHJP(制御;調整)
要約【課題】走行装置が磁気テープ走行する際の走行安定性を向上させることが可能な走行装置及び走行方法を提供する。
【解決手段】走行装置は、床面に配置された誘導体を検知する検知センサを備え、前記誘導体に沿って走行する走行装置であって、前記走行装置の周辺環境に関する環境情報を取得する取得処理部と、前記取得処理部により取得される前記環境情報に基づいて、前記検知センサの姿勢を変化させる姿勢変化処理部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
床面に配置された誘導体を検知する検知センサを備え、前記誘導体に沿って走行する走行装置であって、
前記走行装置の周辺環境に関する環境情報を取得する取得処理部と、
前記取得処理部により取得される前記環境情報に基づいて、前記検知センサの姿勢を変化させる姿勢変化処理部と、
を備える走行装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記取得処理部は、前記走行装置の車体と前記誘導体との位置ずれ状態を取得し、
前記姿勢変化処理部は、前記位置ずれ状態に基づいて、前記検知センサの姿勢を変化させる、
請求項1に記載の走行装置。
【請求項3】
前記取得処理部は、前記走行装置の現在位置より走行方向側の前記誘導体の配置状態を取得し、
前記姿勢変化処理部は、前記配置状態に基づいて、前記検知センサの姿勢を変化させる、
請求項1に記載の走行装置。
【請求項4】
前記姿勢変化処理部は、前記誘導体が第1方向に曲線状に配置されている場合に、前記検知センサを前記第1方向側に姿勢変化させる、
請求項3に記載の走行装置。
【請求項5】
前記姿勢変化処理部は、前記検知センサを前記走行方向側に姿勢変化させる、
請求項3に記載の走行装置。
【請求項6】
前記検知センサは、それぞれが所定の検知範囲を有し、前記誘導体を検知する複数の検知素子を含み、
前記姿勢変化処理部は、前記環境情報に基づいて、前記複数の検知素子のそれぞれの検知範囲の間隔が変化するように、前記検知センサの姿勢を変化させる、
請求項1に記載の走行装置。
【請求項7】
前記姿勢変化処理部は、前記検知センサによる検知精度を高める必要がある環境の場合に、前記複数の検知素子のそれぞれの検知範囲の間隔が狭まるように、前記検知センサの姿勢を変化させ、前記検知センサによる検知範囲を広げる必要がある環境の場合に、前記複数の検知素子のそれぞれの検知範囲の間隔が広がるように、前記検知センサの姿勢を変化させる、
請求項6に記載の走行装置。
【請求項8】
前記姿勢変化処理部は、前記走行装置が被牽引車に接続される場合に、前記検知センサを前記被牽引車側に姿勢変化させる、
請求項1に記載の走行装置。
【請求項9】
走行エリアの地図情報に基づいて前記走行装置の自己位置を推定する推定処理部をさらに備え、
前記取得処理部は、前記地図情報と前記推定処理部により推定される前記自己位置とに基づいて前記環境情報を取得する、
請求項1~8のいずれかに記載の走行装置。
【請求項10】
前記検知センサは、それぞれが所定の検知範囲を有し、前記誘導体を検知する複数の検知素子を含み、
前記走行装置は、前記誘導体に沿って走行する第1走行モードと、前記推定処理部により推定される前記自己位置に基づいて自律走行する第2走行モードとを切り替え可能であり、
前記姿勢変化処理部は、前記第2走行モードから前記第1走行モードに切り替える場合に、前記複数の検知素子のそれぞれの検知範囲の間隔が広がるように前記検知センサの姿勢を変化させる、
請求項9に記載の走行装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、磁気テープを検知しながら走行する走行装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動走行可能な走行装置(AGV、無人搬送装置ともいう。)が、工場、倉庫などで利用されている。例えば、走行装置は、走行装置に搭載された磁気センサが床面に配置された磁気テープを検知しながら、磁気テープに沿って走行する(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-206440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の技術では、磁気センサが床面に対して平行に走行装置に固定されているため検知範囲が固定される。このため、例えば、走行装置がカーブを旋回走行する場合など磁気テープからずれ易い環境において、検知精度が低下して走行安定性が損なわれたり、磁気テープから脱線したりする問題が生じる。
【0005】
本開示の目的は、走行装置が磁気テープ走行する際の走行安定性を向上させることが可能な走行装置及び走行方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様に係る走行装置は、床面に配置された誘導体を検知する検知センサを備え、前記誘導体に沿って走行する走行装置である。前記走行装置は、前記走行装置の周辺環境に関する環境情報を取得する取得処理部と、前記取得処理部により取得される前記環境情報に基づいて、前記検知センサの姿勢を変化させる姿勢変化処理部と、を備える。
【0007】
本開示の他の態様に係る走行方法は、床面に配置された誘導体を検知する検知センサを備え、前記誘導体に沿って走行する走行装置の走行方法である。前記走行方法では、一又は複数のプロセッサーが、前記走行装置の周辺環境に関する環境情報を取得することと、前記環境情報に基づいて、前記検知センサの姿勢を変化させることと、を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、走行装置が磁気テープ走行する際の走行安定性を向上させることが可能な走行装置及び走行方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施形態に係る走行装置の構成を示すブロック図である。
図2は、本開示の実施形態に係る走行装置と磁気テープとの位置関係を示す図である。
図3は、従来の走行装置におけるラインセンサ及び磁気テープの位置関係を示す図である。
図4は、本開示の実施形態に係る走行装置において設定される制御情報の一例を示す図である。
図5は、本開示の実施形態に係る走行装置で設定されるコースの一例を示す図である。
図6は、本開示の実施例1に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の一例を示す図である。
図7Aは、本開示の実施例1に係る走行装置のラインセンサの動作の一例を示す図である。
図7Bは、本開示の実施例1に係る走行装置のラインセンサの動作の一例を示す図である。
図8は、本開示の実施例1に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の他の例を示す図である。
図9Aは、本開示の実施例1に係る走行装置のラインセンサの動作の他の例を示す図である。
図9Bは、本開示の実施例1に係る走行装置のラインセンサの動作の他の例を示す図である。
図9Cは、本開示の実施例1に係る走行装置のラインセンサの動作の他の例を示す図である。
図10は、本開示の実施例2に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の一例を示す図である。
図11Aは、本開示の実施例2に係る走行装置のラインセンサの動作の一例を示す図である。
図11Bは、本開示の実施例2に係る走行装置のラインセンサの動作の一例を示す図である。
図12は、本開示の実施例2に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の他の例を示す図である。
図13Aは、本開示の実施例2に係る走行装置のラインセンサの動作の一例を示す図である。
図13Bは、本開示の実施例2に係る走行装置のラインセンサの動作の一例を示す図である。
図14Aは、本開示の実施例3に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の一例を示す図である。
図14Bは、本開示の実施例3に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の他の例を示す図である。
図14Cは、本開示の実施例3に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の他の例を示す図である。
図15は、本開示の実施例5に係る走行装置の走行方法の一例を示す図である。
図16Aは、本開示の実施例6に係る走行装置の台車との連結方法の一例を示す図である。
図16Bは、本開示の実施例6に係る走行装置の台車との連結方法の一例を示す図である。
図17Aは、本開示の実施例6に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の一例を示す図である。
図17Bは、本開示の実施例6に係る走行装置のラインセンサの姿勢変化の一例を示す図である。
図18は、本開示の実施例8に係る走行装置の走行方法の一例を示す図である。
図19は、本開示の実施形態に係る走行装置において実行される走行制御処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定する性格を有さない。
(【0011】以降は省略されています)

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