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公開番号2024013933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-01
出願番号2022116383
出願日2022-07-21
発明の名称海苔製造機
出願人竹下産業株式会社
代理人個人
主分類A23L 17/60 20160101AFI20240125BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】海苔簀に海苔生地を均一に供給する抄製装置を有する海苔製造機を提供すること。
【解決手段】本発明では、抄製装置(9)で海苔簀(4)に海苔原藻と水分とからなる海苔原料を供給して海苔簀(4)に海苔生地を抄製した後に、乾燥装置(11)で海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造機(1)において、海苔原料を海苔簀(4)に供給するための抄き升(21)に複数の供給口(24)を形成し、抄き升(21)の内部に複数の供給口(24)を開閉するための開閉弁体(22)を昇降可能に設け、抄き升(21)と開閉弁体(22)との間に開閉弁体(22)を供給口(24)へ向けて付勢するための付勢手段(32)を設けるとともに、開閉弁体(22)の水平回動を阻止するための回動阻止手段(33)を設けることにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
抄製装置で海苔簀に海苔原藻と水分とからなる海苔原料を供給して海苔簀に海苔生地を抄製した後に、乾燥装置で海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造機において、
海苔原料を海苔簀に供給するための抄き升に複数の供給口を形成し、抄き升の内部に複数の供給口を開閉するための開閉弁体を昇降可能に設け、抄き升と開閉弁体との間に開閉弁体を供給口へ向けて付勢するための付勢手段を設けるとともに、開閉弁体の水平回動を阻止するための回動阻止手段を設けたことを特徴とする海苔製造機。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記抄き升の中央部に開閉弁体を昇降させるための昇降ロッドを設け、昇降ロッドを中心とする同心円上に複数の前記付勢手段を等間隔で設けたことを特徴とする請求項1に記載の海苔製造機。
【請求項3】
前記回動阻止手段として開閉弁体に形成したガイド孔に挿通させたガイドピンを抄き升に設けるとともに、前記付勢手段として抄き升と開閉弁体との間にバネを設け、バネをガイドピンに挿通させてガイドピンに沿ってバネが伸縮するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の海苔製造機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、抄製装置で海苔簀に海苔原藻と水分とからなる海苔原料を供給して海苔簀に海苔生地を抄製した後に、乾燥装置で海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造機に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、海苔製造機では、海苔簀を搬送装置で連続的に搬送する搬送経路上に抄製装置、脱水装置、乾燥装置を順に配置し、抄製装置で海苔簀に海苔原藻と水分とからなる海苔原料を供給して海苔簀に所定形状の海苔生地を抄製し、その後、脱水装置で海苔生地を脱水した後に、乾燥装置で海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造している(たとえば、特許文献1参照。)。
【0003】
この海苔製造機の抄製装置では、海苔原料を海苔簀に供給するための抄き升に複数の供給口を形成するとともに、抄き升の内部に供給口を開閉するための開閉弁体を昇降可能に設けている。
【0004】
そして、抄製装置では、開閉弁体を下降させて抄き升の供給口を開閉弁体で閉塞することで、抄き升に所定量の海苔原料を一時的に貯留し、その後、開閉弁体を上昇させて抄き升の供給口を開放することで、抄き升の複数の供給口から海苔原料を海苔簀に向けて供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-4933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
海苔製造機では、抄製装置の抄き升の供給口から海苔簀に向けて海苔原料を供給することで海苔簀に海苔生地を抄製しており、この抄製工程において海苔簀に海苔生地を均一に供給することで、均質な乾燥海苔を製造することができる。
【0007】
そのため、海苔生地の供給前には、抄き升の供給口を開閉弁体で良好に閉塞し、海苔生地の供給時には、開閉弁体を供給口の直上方に向けて上昇させて複数の供給口から海苔生地が均等に供給されるようにすることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、請求項1に係る本発明では、抄製装置で海苔簀に海苔原藻と水分とからなる海苔原料を供給して海苔簀に海苔生地を抄製した後に、乾燥装置で海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造機において、海苔原料を海苔簀に供給するための抄き升に複数の供給口を形成し、抄き升の内部に複数の供給口を開閉するための開閉弁体を昇降可能に設け、抄き升と開閉弁体との間に開閉弁体を供給口へ向けて付勢するための付勢手段を設けるとともに、開閉弁体の水平回動を阻止するための回動阻止手段を設けることにした。
【0009】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記抄き升の中央部に開閉弁体を昇降させるための昇降ロッドを設け、昇降ロッドを中心とする同心円上に複数の前記付勢手段を等間隔で設けることにした。
【0010】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記回動阻止手段として開閉弁体に形成したガイド孔に挿通させたガイドピンを抄き升に設けるとともに、前記付勢手段として抄き升と開閉弁体との間にバネを設け、バネをガイドピンに挿通させてガイドピンに沿ってバネが伸縮するようにした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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