特許ウォッチ

公開番号2024037631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142594
出願日2022-09-07
発明の名称無塩美味しょうゆ
出願人個人
代理人
主分類A23L 27/50 20160101AFI20240312BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】今迄無塩のしょうゆはなかった。造ったとしても味が悪かった。
【解決手段】2段仕込みとし、酢とだしを加える。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項１】
塩を使用せず酢やスピラントール等塩の代わりになるものを使用ししょうゆの製法を二段繰返し、更にうまみ成分を加えて製造する事を特徴とするしょうゆ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
新しいしょうゆの製造。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
公知のものは減塩しょうゆはあったが無塩しょうゆはなかった。そして無塩とすると味が悪くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
無塩しょうゆを造る方法が無い。造れたとしても塩がないので味が悪かった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
酢を使用し二段仕込み行いうまみ成分を追加する。
【発明の効果】
【０００５】
本発明によれば、塩分が無く健康的で且つ味が良い、理想的なしょうゆを造られる。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
は公知のしょうゆの製造プロセス。
は本発明しょうゆの製造プロセスの第1の実施形態。
は本発明しょうゆの製造プロセスの第2の実施形態。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
公知の製造プロセスについて図１を用いて説明する。
まず、図１において、大豆１に散水し、工程４で加圧蒸煮する。小麦２は工程５で熱風で炒ってから放冷し砕く。
割砕小麦と蒸煮大豆を工程７で混合し、種麹６も混合し、工程９で３日間かけてこうじをつくる。
塩３を工程８にて水にとかして食塩水をつくり、こうじと食塩水を混ぜ合わせて“諸味”をつくり、この“諸味”の麹菌・酵母・乳酸菌が働いて発酵・熟成する。
熟成した諸味は工程１１で布につつんで搾り、“なましょうゆ１２”となる。
“なましょうゆ１２”を工程３４で火入れ殺菌し、工程３８で清澄、検査した後、容器に充填ししょうゆの製品３９が出来る。
【０００８】
[本発明第１実施形態]
本発明は図２に示す如きものである。塩を使用せず酢を使用する。そして“２段仕込みなましょうゆ”を用いる。そして、うまみ成分（例えばだし）を付加して味を整える。
図２において製造工程を詳しく説明する。
図１の塩３の代わりに酢３５を用いしぼる１１からもう一度火入れ３４に戻る。そして、だし３６を加える。
それに工程３８で検査した後、容器に充填し無塩しょうゆの製品４１が出来る。
【０００９】
[本発明第２実施形態]
本発明の実施形態２について説明する。前記実施形態１の酢又はだしの代わりにスピラントールを加えて塩味を増強する。
スピラントールはハーブの一種であるキク科植物オランダセンニチ(Spilanthes acmella Linn.別名ハトウガラシ)の主要成分であり、塩味の増強効果がある。
【００１０】
前記のほか種々の変形や同様の効果の技術の入れ替えがあるが之等はすべて本発明に含まれる。
【産業上の利用可能性】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許