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公開番号2024048065
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153911
出願日2022-09-27
発明の名称アルコール感改善剤
出願人長谷川香料株式会社
代理人
主分類A23L 27/00 20160101AFI20240401BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】添加対象のアルコール感を改善する新規なアルコール感改善剤、アルコール感が改善された飲食品、および飲食品のアルコール感改善方法を提供する。
【解決手段】下記A群から選択される1種または2種以上の化合物からなる、アルコール感改善剤。
(A群)エチルフルフリルエーテル、ベンジルエチルエーテル、sec-ブチルエチルエーテル、プレニルエチルエーテル、ジベンジルエーテル、フルフリルメチルエーテル、ベンジルメチルエーテル
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記A群から選択される1種または2種以上の化合物からなる、アルコール感改善剤。
(A群)エチルフルフリルエーテル、ベンジルエチルエーテル、sec-ブチルエチルエーテル、プレニルエチルエーテル、ジベンジルエーテル、フルフリルメチルエーテル、ベンジルメチルエーテル
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
下記A群から選択される1種または2種以上の化合物を有効成分として含有する、アルコール感改善組成物。
(A群)エチルフルフリルエーテル、ベンジルエチルエーテル、sec-ブチルエチルエーテル、プレニルエチルエーテル、ジベンジルエーテル、フルフリルメチルエーテル、ベンジルメチルエーテル
【請求項3】
請求項1に記載のアルコール感改善剤または請求項2に記載のアルコール感改善組成物を含む飲食品であって、
前記飲食品の全質量を基準として、前記化合物の濃度が0.0001ppt以上10ppm未満の範囲となる、飲食品。
【請求項4】
請求項1に記載のアルコール感改善剤または請求項2に記載のアルコール感改善組成物を、飲食品に添加する工程を含む、飲食品のアルコール感改善方法。
【請求項5】
請求項4に記載の飲食品のアルコール感改善方法において、
前記工程では、前記飲食品の全質量を基準として、前記化合物の濃度が0.0001ppt以上10ppm未満の範囲となるように、前記アルコール感改善剤または前記アルコール感改善組成物を前記飲食品に添加する、飲食品のアルコール感改善方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アルコール感改善剤、アルコール感改善組成物、飲食品および飲食品のアルコール感改善方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
アルコール飲料は代表的な嗜好品として多くの人に愛飲されている一方、自動車の運転手のようにアルコール摂取ができない人や、近年の健康志向によりアルコール摂取を控える人のため、ノンアルコール飲料(例えば、アルコール度数が0.00%の飲料のみを指す場合もアルコール度数が1%未満の飲料を指す場合もある。)および低アルコール飲料(例えば、アルコール度数が0.5%~1%の飲料を指す場合も、アルコール度数が1%~3%の飲料を指す場合も、アルコール度数が1%~5%の飲料を指す場合も、アルコール度数が7%以下の飲料を指す場合もある。)の需要が高まり、ひとつの大きなマーケットを形成している。
【0003】
しかしながら、ノンアルコール飲料および低アルコール飲料は、アルコール飲料に比べてエタノールの濃度が低いことから、エタノールの作用以外にもエタノール由来の刺激感や風味、すなわちアルコール感が不足し物足りないと感じることがある。
【0004】
そのため、ノンアルコール飲料または低アルコール飲料でありながら、アルコール感が付与乃至増強された飲料の需要が一段と高まっており、エタノール以外の素材によりアルコール感を付与乃至増強する技術の開発が強く求められている。
【0005】
例えば、特許文献1には、辛味付与成分と苦味付与成分とを含んでなる、アルコール感が付与された非アルコール飲料、および辛味付与成分および苦味付与成分を飲料に添加することを含んでなる非アルコール飲料にアルコール感を付与する方法等が記載されている。また、特許文献2には、2-(メチルチオ)エタノール、3-(メチルチオ)プロピルアセテート又は3-(メチルチオ)プロピオン酸の含有量が10ppb以上であることを特徴とする非アルコール飲料、2-(メチルチオ)エタノール、3-(メチルチオ)プロピルアセテート及び3-(メチルチオ)プロピオン酸からなる群より選択される少なくとも一種の低級脂肪族化合物を、製造される非アルコール飲料に対して10ppb以上となる添加量で配合する工程を含む非アルコール飲料へのアルコール感付与方法等が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-128451号公報
特開2017-012175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1および2に記載の技術では、エタノール由来と遜色のないアルコ-ル感を付与乃至増強するには十分ではなかった。
【0008】
本発明の目的は、上記の従来技術における課題を解決し、添加対象のアルコール感を改善する新規なアルコール感改善剤、アルコール感改善組成物、アルコール感が改善された飲食品、および飲食品のアルコール感改善方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、特定のエーテルがアルコール感を付与、増強および/または調整し、その結果アルコール感を改善することを見出し、本願に係る発明を完成するに至った。
【0010】
かくして、本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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