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公開番号2024000260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-05
出願番号2022098949
出願日2022-06-20
発明の名称米飯盛付装置
出願人鈴茂器工株式会社
代理人個人
主分類A23L 7/10 20160101AFI20231225BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】速やかに米飯の上面が平らになるように容器に盛り付けることのできる米飯盛付装置を提供する。
【解決手段】ホッパ内の米飯Rを搬送する搬送スクリュ23と、搬送スクリュ23に搬送された米飯Rを解しながら容器Cへと落下させる解し落下ローラ24と、回動角を間欠的に変更して解し落下ローラ24から落下する米飯Rの容器Cへの落下位置を当該容器Cの一方側から他方側へと移行させる落下位置移行手段とを有している。この落下位置移行手段は、解し落下ローラ24の下方からの空気の流入による米飯Rの乾燥を阻止する保湿シャッタ25である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ホッパ内の米飯を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段に搬送された米飯を解しながら米飯受容体へと落下させる解し落下手段と、
回動角を間欠的または連続的に変更して前記解し落下手段から落下する米飯の前記米飯受容体への落下位置を当該米飯受容体の一方側から他方側へと移行させる落下位置移行手段と、
を有することを特徴とする米飯盛付装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記落下位置移行手段は、前記解し落下手段の下方からの空気の流入による米飯の乾燥を阻止する保湿シャッタである、
ことを特徴とする請求項1記載の米飯盛付装置。
【請求項3】
前記落下位置移行手段は、設定重量の半分の米飯を前記米飯受容体の片方の領域に落下させ、設定重量の残り半分の米飯を前記米飯受容体の他方の領域に落下させるように回動する、
ことを特徴とする請求項1または2記載の米飯盛付装置。
【請求項4】
前記米飯受容体は、前記解し落下手段から落下した米飯の重量を計測する容器設置部に設置された容器である、
ことを特徴とする請求項1または2記載の米飯盛付装置。
【請求項5】
前記米飯受容体は、前記解し落下手段から落下した米飯の重量を計測する容器設置部に設置された容器である、
ことを特徴とする請求項3記載の米飯盛付装置。
【請求項6】
前記米飯受容体は、前記解し落下手段から落下した米飯の落下経路を開閉可能に設けられ、閉鎖位置となって蓄積した米飯の重量を計測し、開放位置となって設定重量の米飯を容器へ落下供給する計量カップである、
ことを特徴とする請求項1または2記載の米飯盛付装置。
【請求項7】
前記米飯受容体は、前記解し落下手段から落下した米飯の落下経路を開閉可能に設けられ、閉鎖位置となって蓄積した米飯の重量を計測し、開放位置となって設定重量の米飯を容器へ落下供給する計量カップである、
ことを特徴とする請求項3記載の米飯盛付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、米飯盛付装置に関し、特に、容器に盛り付けられる米飯の盛付形状に適用して有効な技術に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
牛丼や親子丼などの丼物を作る場合に用いられる装置として、米飯を容器に供給するための米飯盛付装置が知られている。この米飯盛付装置は、ホッパ内に貯留されている米飯を解し落下ローラで解しながら落下させて計量することにより、一定量の米飯を容器に落下供給する装置である。
【0003】
ここで、丼物を作る場合には、容器に盛り付けられた米飯の上に具材(例えば、牛丼の場合には、薄く切った牛肉とタマネギなどを醤油などで甘辛く煮込んだ具材、親子丼の場合には、割下などで煮た鶏肉を溶き卵でとじた具材)を乗せるために、容器に盛り付けられた米飯の上面は平らになっていることが望ましい。
【0004】
なお、米飯を容器に盛り付ける米飯盛付装置としては、例えば、特許文献1(特開2004-196382号公報)に記載されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-196382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、前述した米飯盛付装置では、図7に示すように、解し落下ローラ240(特許文献1では、解し供給手段24)の解し爪240aで解された米飯が解し落下ローラ240の回転力が加わった状態で自重落下する。そのため、図示するように、米飯は、鉛直方向よりも僅かに傾斜した一定の軌道Bをとることになる。すると、図8に示すように、解し落下ローラ240の下方に設置された容器(米飯受容体)Cに盛り付けられた米飯Rは、中央部が盛り上がる一方で、前後が少なくなって(不足して)山形になってしまう。つまり、従来の米飯盛付装置では、米飯Rの上面が平らになるように盛り付けることができない。
【0007】
そのため、具材を載せるために山形に盛り付けられた米飯Rを人為的に平らにする必要があり、その分だけ手間や時間を要することになる。
【0008】
確かに、解し落下ローラの速度を増減速すれば、米飯Rをある程度平らに盛り付けることが可能ではあるが、解し落下ローラを減速した分だけ米飯Rを目標重量まで盛り付けるときの到達時間が長くなり、来店客への提供時間が遅くなる。
【0009】
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、速やかに米飯の上面が平らになるように盛り付けることのできる米飯盛付装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の米飯盛付装置は、ホッパ内の米飯を搬送する搬送手段と、前記搬送手段に搬送された米飯を解しながら米飯受容体へと落下させる解し落下手段と、回動角を間欠的または連続的に変更して前記解し落下手段から落下する米飯の前記米飯受容体への落下位置を当該米飯受容体の一方側から他方側へと移行させる落下位置移行手段と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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