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公開番号2024017090
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022119495
出願日2022-07-27
発明の名称シャッタ装置およびそれを用いた米飯処理装置
出願人鈴茂器工株式会社
代理人個人
主分類A23L 7/10 20160101AFI20240201BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】上面が丸みを帯びた形状の米飯を得ることのできるシャッタ装置を得る。
【解決手段】対向配置されて水平方向に開閉可能に設けられ、上方から送られてきた米飯Rを分割する一対のシャッタ31a,31bで構成されるシャッタ装置31であって、一対のシャッタ31a,31bは、一対のシャッタベース31a-1,31b-1と、一対のシャッタベース31a-1,31b-1の対向部において水平で且つ互い違いとなる位置にそれぞれ設けられ、上に凸となる略弧状に配置された複数の櫛歯状部材の集合体からなるシャッタ本体31a-2,31b-2とを備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
対向配置されて水平方向に開閉可能に設けられ、上方から送られてきた米飯を分割する一対のシャッタで構成されるシャッタ装置であって、
前記一対のシャッタは、
一対のシャッタベースと、
前記一対のシャッタベースの対向部において水平で且つ互い違いとなる位置にそれぞれ設けられ、上に凸となる略弧状に配置された複数の櫛歯状部材の集合体からなるシャッタ本体とを備える、
ことを特徴とするシャッタ装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
少なくとも一方の前記シャッタは、前記シャッタ装置が閉鎖位置に移動して米飯を分割した後に下方に傾動して米飯を切り離す、
ことを特徴とする請求項1記載のシャッタ装置。
【請求項3】
前記シャッタベースは、
水平方向が長手方向となって立設され、相互に同軸上となるように両端に形成された傾動軸を中心に下方に傾動する板状体、
または、前記シャッタ本体に沿って上に凸となる略弧状に形成されるとともに両端が相互に同軸上となるように屈曲形成された傾動軸を中心に下方に傾動する棒状体である、
ことを特徴とする請求項2記載のシャッタ装置。
【請求項4】
一方の前記シャッタは、前記シャッタ装置が閉鎖位置に移動して米飯を分割した後に下方に平行移動して米飯を切り離す、
ことを特徴とする請求項1記載のシャッタ装置。
【請求項5】
投入された米飯を解しながら下方へと供給する米飯供給装置と、
前記米飯供給装置から供給された米飯の水平断面を所定の形状に成形する米飯成形装置と、
前記米飯成形装置を通過した米飯を分割する請求項1~4の何れか一項に記載のシャッタ装置と、
前記シャッタ装置の下方において当該シャッタ装置と間隔を空けて水平方向に開閉可能に配置され、前記シャッタ装置が米飯を所定の厚みに分割するときには閉鎖位置となり、前記シャッタ装置が米飯を分割したならば開放位置となって当該米飯を落下させる厚み調整部と、
を有することを特徴とする米飯処理装置。
【請求項6】
前記厚み調整部から落下した米飯は、
当該米飯を搭載して次工程に搬送する搬送用コンベア、または容器に盛り付けられる、
ことを特徴とする請求項5記載の米飯処理装置。
【請求項7】
前記厚み調整部の下方において水平方向に接近・離間可能に設けられた一対の上部ゲートおよび水平方向に開閉可能に設けられた一対の下部ゲートで構成され、前記シャッタ装置で分割されて開放位置となった前記厚み調整部から落下した米飯を前記上部ゲートで所定形状に成形した後に前記下部ゲートを開放して落下させるゲート機構をさらに有する、
ことを特徴とする請求項5記載の米飯処理装置。
【請求項8】
前記ゲート機構から落下した米飯は、
当該米飯を搭載して次工程に搬送する搬送用コンベア、または容器に盛り付けられる、
ことを特徴とする請求項7記載の米飯処理装置。
【請求項9】
投入された米飯を解しながら下方へと供給する米飯供給装置と、
前記米飯供給装置から供給された米飯の水平断面を所定の形状に成形する米飯成形装置と、
前記米飯成形装置を通過した米飯を所定量に分割する請求項1~4の何れか一項に記載のシャッタ装置と、
所定の間隔を空けて周方向に複数形成されて前記シャッタ装置で分割された米飯が投入される成形孔が形成され、間欠回転するターンテーブルと、
を有することを特徴とする米飯処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャッタ装置およびそれを用いた米飯処理装置に関し、特に、シャッタ装置で分割された米飯の形状に適用して有効な技術に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ホッパに投入された米飯を容積計量(米飯が通過する計量枡の水平断面積と分割された米飯の厚み(高さ)で規定される容積で米飯の計量を行う技術)してシャッタ装置で所定量に分割して所定量の米飯を得る米飯処理装置が知られている。そして、米飯処理装置で得られた米飯は、例えば弁当などの容器の米飯盛付部に盛り付けられたり、寿司ネタが載せられるシャリ玉として用いられる。
【0003】
ここで、米飯処理装置で得られた米飯を容器に盛り付けたりシャリ玉として用いる際において、シャッタ装置という機械により米飯の分割した印象を無くし、手で盛り付けたり手で握ったりした印象にしたいというユーザからの要望がある。具体的には、上面が丸みを帯びた形状の米飯にしたいという要望である。
【0004】
なお、シャッタ装置により所定量に分割した米飯を得る技術については、例えば特許文献1(特開2005-185112号公報)、特許文献2(特開2007-282564号公報)、特許文献3(特開2015-216912号公報)などに記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-185112号公報
特開2007-282564号公報
特開2015-216912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、上記特許文献に記載の技術では、一直線上に並んだ複数の櫛歯状部を備えた一対のシャッタを水平方向へ開閉移動させることにより米飯を分割している。
【0007】
そのため、分割された米飯は、不可避的に上面が平らで角のある形状、すなわちユーザの要望に沿わない形状になってしまう。
【0008】
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、上面が丸みを帯びた形状の米飯を得ることのできるシャッタ装置およびそれを用いた米飯処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明のシャッタ装置は、対向配置されて水平方向に開閉可能に設けられ、上方から送られてきた米飯を分割する一対のシャッタで構成されるシャッタ装置であって、前記一対のシャッタは、一対のシャッタベースと、前記一対のシャッタベースの対向部において水平で且つ互い違いとなる位置にそれぞれ設けられ、上に凸となる略弧状に配置された複数の櫛歯状部材の集合体からなるシャッタ本体とを備える、ことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の本発明のシャッタ装置は、上記請求項1に記載の発明において、少なくとも一方の前記シャッタは、前記シャッタ装置が閉鎖位置に移動して米飯を分割した後に下方に傾動して米飯を切り離す、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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