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公開番号2024065966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022175103
出願日2022-10-31
発明の名称落とし蓋および漬物製造セット
出願人個人
代理人個人
主分類A23B 7/10 20060101AFI20240508BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】品質を低下させることなく漬物を漬けることができる落とし蓋および漬物製造セットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の漬物製造セット1は、落とし蓋40と、重石50と、を有し、漬物100を漬けて製造するための漬物製造セット1であって、重石50は、容器30内に漬けられた漬物100の上面100´側を覆う第1の蓋片41乃至第3の蓋片43の上面側に載置され、第1の蓋片41乃至第3の蓋片43の上面と対向する底面側の中央部に突起を有し、突起は、第1の空隙内に収まる寸法としている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器内に漬けられて製造される漬物の上面側を覆う落とし蓋であって、
複数枚の蓋片からなることを特徴とする落とし蓋。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記複数枚は、奇数枚とすることを特徴とする請求項1に記載の落とし蓋。
【請求項3】
前記複数枚は、3枚とし、前記複数枚の蓋片は、第1の蓋片乃至第3の蓋片からなることを特徴とする請求項2に記載の落とし蓋。
【請求項4】
前記第1の蓋片乃至前記第3の蓋片を相互に突き合わせることにより、一の形状が形成されることを特徴とする請求項3に記載の落とし蓋。
【請求項5】
前記第1の蓋片乃至前記第3の蓋片の隅部は、所定に欠損した構成となっていることを特徴とする請求項4に記載の落とし蓋。
【請求項6】
前記第1の蓋片乃至前記第3の蓋片の隅部は、所定に欠損した構成とし、前記第1の蓋片乃至前記第3の蓋片を相互に突き合わせた状態で、隣り合う前記蓋片における隣り合う前記隅部間において空隙が形成されることを特徴とする請求項4に記載の落とし蓋。
【請求項7】
前記第1の蓋片乃至前記第3の蓋片は、上面側の縁部に沿って延びるとともに上方に突出する堰を設けることを特徴とする請求項3に記載の落とし蓋。
【請求項8】
前記堰は、前記縁部に沿って延びるとともに上方に垂直に突出することを特徴とする請求項7に記載の落とし蓋。
【請求項9】
前記第1の蓋片乃至前記第3の蓋片の上面側は、凹凸状または粗面となっていることを特徴とする請求項3に記載の落とし蓋。
【請求項10】
前記第1の蓋片乃至前記第3の蓋片は、抗菌加工がされていることを特徴とする請求項3に記載の落とし蓋。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、落とし蓋および漬物製造セットに関し、特に、容器内に漬けられて製造される漬物の上面側を覆う落とし蓋および漬物を漬けて製造するための漬物製造セットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
各種の漬物が広く一般に嗜好されており、漬物の製造は、所定の容器に漬物を漬けてその上面側を落とし蓋で覆いつつ重石を載せて行う等する。このような漬物を製造する際に用いられる落とし蓋には、例えば、特許文献1に開示されるようなものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-183729
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、漬物を漬ける容器の上端側の開口部が容器の内径よりも小さい場合には、落とし蓋の寸法を上端側の開口部から挿入可能な寸法とする必要があるため、落とし蓋の寸法が小さくなり、漬物の上面側を覆ったときには、容器の内面との間に大きく隙間が形成されることがある。このように隙間が形成されると、落とし蓋の端部には重石の重みが加わるため、漬物が落とし蓋の端部に剪断されて潰れることがあり、見栄えを損なう等漬物の品質の低下を招いていた。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、品質を低下させることなく漬物を漬けることができる落とし蓋および漬物製造セットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の落とし蓋は、容器内に漬けられて製造される漬物の上面側を覆う落とし蓋であって、複数枚の蓋片からなることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、落とし蓋は、複数枚の蓋片からなることにより、容器の上端側の開口部から蓋片を分けて挿入することができ、容器の上端側の開口部が容器の内径よりも小さい場合にあっても、蓋片の寸法が容器の上端側の開口部の寸法に規制されて無用に小さくなることを少なくすることができる。これにより、蓋片の寸法が所定の大きさに設定されて、複数枚の蓋片が漬物の上面側を覆ったときには、複数枚の蓋片からなる落とし蓋の端部と容器の内面との隙間を小さくすることができる。よって、漬物が落とし蓋の端部に剪断されて潰れることを少なくすることができ、品質を低下させることなく漬物を漬けることができる。
【0008】
前記複数枚は、奇数枚とすることにより、複数枚の蓋片からなる落とし蓋に重石を載せたときに屈曲し辛くすることができる。すなわち、複数枚を偶数枚としたときには、蓋片からなる落とし蓋に重石を載せたときに中央で屈曲し易くなり、蓋片の剪断力が漬物に加わって潰れる等の不具合を生じることがあるが、複数枚を奇数枚としたときには、屈曲することを少なくすることができる。これにより、漬物が潰れることを少なくすることができる。
【0009】
前記複数枚は、3枚とし、前記複数枚の蓋片は、第1の蓋片乃至第3の蓋片からなることにより、奇数枚の中でも最小限の枚数となり、漬物に対し剪断力がかかる部分も少なくすることができる。また、枚数が少なく製造コストも低減させることができる。
【0010】
前記第1の蓋片乃至前記第3の蓋片を相互に突き合わせることにより、一の形状が形成されることにより、蓋片の寸法を小さく設定することができ、容器の上端側の開口部から挿入し易くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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