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公開番号2024070436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180928
出願日2022-11-11
発明の名称海苔製造機
出願人株式会社イツワ工業
代理人個人
主分類A23L 17/60 20160101AFI20240516BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】乾燥海苔の製造(乾燥)に要する時間を短縮することができるとともに、海苔製造機(乾燥機)を小型化すること。
【解決手段】本発明では、海苔簀(4)に抄製した海苔生地を乾燥室(15)の内部で搬送しながら温風発生装置(16)で発生した温風によって乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造機(1)において、温風発生装置(16)で発生した温風に蒸気発生装置(28)で発生した蒸気を混入させることにした。また、本発明では、前記乾燥室(15)の上部開口と温風発生装置(16)に設けられた送風ファン(22)とをダクト(26)で連通連結して循環流路を形成するとともに、循環流路に蒸気発生装置(28)のノズル(29)を設け、乾燥室(15)の上部開口から排出される海苔生地の乾燥によって加湿された空気に蒸気発生装置(28)で発生した蒸気を混入させることにした。さらに、本発明では、前記乾燥室(15)の内部の温度に応じて蒸気発生装置(28)で発生する蒸気の量を制御することにした。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
海苔簀に抄製した海苔生地を乾燥室の内部で搬送しながら温風発生装置で発生した温風によって乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造機において、
温風発生装置で発生した温風に蒸気発生装置で発生した蒸気を混入させたことを特徴とする海苔製造機。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記乾燥室の上部開口と温風発生装置に設けられた送風ファンとをダクトで連通連結して循環流路を形成するとともに、循環流路に蒸気発生装置のノズルを設け、乾燥室の上部開口から排出される海苔生地の乾燥によって加湿された空気に蒸気発生装置で発生した蒸気を混入させることを特徴とする請求項1に記載の海苔製造機。
【請求項3】
前記乾燥室の内部の温度に応じて蒸気発生装置で発生する蒸気の量を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の海苔製造機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、海苔簀に抄製した海苔生地を乾燥室の内部で搬送しながら温風発生装置で発生した温風によって乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造機に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、乾燥海苔を製造するために海苔製造機が用いられている。この海苔製造機では、海苔簀を搬送装置で連続的に搬送する搬送経路上に抄製装置、脱水装置、乾燥装置を順に配置し、抄製装置で海苔簀に海苔原藻と水分とからなる海苔原料を供給して海苔簀に所定形状の海苔生地を抄製し、その後、脱水装置で海苔生地を脱水した後に、乾燥装置で海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造している(たとえば、特許文献1参照。)。
【0003】
そして、海苔製造機の乾燥装置では、海苔簀に抄製した海苔生地を乾燥室の内部で搬送させるとともに、海苔生地を温風発生装置で発生した温風によって乾燥させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-208456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の海苔製造機の乾燥装置は、温風発生装置によって35~45℃の比較的低温で10%程度の比較的低湿な温風を発生し、その比較的低温低湿な温風を乾燥室に供給して、乾燥室の内部で2~3時間かけて海苔生地を乾燥させている。
【0006】
そのため、従来の海苔製造機では、乾燥海苔を製造するために要する時間が長くなるとともに、乾燥室が大型なものとなっている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、請求項1に係る本発明では、海苔簀に抄製した海苔生地を乾燥室の内部で搬送しながら温風発生装置で発生した温風によって乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造機において、温風発生装置で発生した温風に蒸気発生装置で発生した蒸気を混入させることにした。
【0008】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記乾燥室の上部開口と温風発生装置に設けられた送風ファンとをダクトで連通連結して循環流路を形成するとともに、循環流路に蒸気発生装置のノズルを設け、乾燥室の上部開口から排出される海苔生地の乾燥によって加湿された空気に蒸気発生装置で発生した蒸気を混入させることにした。
【0009】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記乾燥室の内部の温度に応じて蒸気発生装置で発生する蒸気の量を制御することにした。
【発明の効果】
【0010】
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
(【0011】以降は省略されています)

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