TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024052091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158558
出願日2022-09-30
発明の名称小麦粉
出願人昭和産業株式会社
代理人個人
主分類A23L 7/10 20160101AFI20240404BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】小麦粉二次加工品の品質を向上させ得る新規な小麦粉を提供すること。
【解決手段】本技術では、以下の特徴を有する小麦粉を提供する。
(1)損傷澱粉含量:6.5質量%以下
(2)中心粒子径:90~180μm
(3)粒子径50μm以下の粒子の割合:7%以上
(4)粒子径180μm以上の粒子の割合:4%以上
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
以下の特徴を有する小麦粉。
(1)損傷澱粉含量:6.5質量%以下
(2)中心粒子径:90~180μm
(3)粒子径50μm以下の粒子の割合:7%以上
(4)粒子径180μm以上の粒子の割合:4%以上
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
さらに、以下の特徴を有する請求項1に記載の小麦粉。
(5)原料小麦が硬質小麦である
【請求項3】
請求項1又は2に記載の小麦粉を含む、小麦粉ミックス。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の小麦粉が用いられた、生地。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の小麦粉が用いられた、食品。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の小麦粉を添加する工程を含む、食品の製造方法。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の小麦粉を添加して生地を調製する生地調製工程と、
前記生地を3時間以上発酵させる発酵工程と、を含む、ベーカリー製品の製造方法。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の小麦粉を添加する工程を含む、食品の食感及び/又は風味改質方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、小麦粉に関する。より詳しくは、本技術は、小麦粉、該小麦粉を用いた小麦粉ミックス、生地、食品、食品の製造方法、ベーカリー製品の製造方法、及び食品の食感及び/又は風味改質方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
小麦粉は、パン類、麺類、ケーキ、菓子、揚げ物、など、様々な食品の材料として使用されており、たん白質含量の高いものが強力粉、低いものが薄力粉、その中間が中力粉に分類され、それぞれに適した用途に使用されている。近年では、用途に適した性質を持つ小麦粉が開発されつつある。
【0003】
例えば、特許文献1では、原料を強力系小麦とし、粒径が50~160μmの大きさの粒が70質量%以上で、かつ粒径が50~110μmの大きさの粒が55質量%以上である小麦粉、及び、該小麦粉を10質量%以上、好ましくは50質量%以上用いることで、モルトなどを配合しなくても優れた二次加工適性を有し、品質の優れた小麦粉製品を製造する技術が開示されている。
【0004】
特許文献2では、粒径が60~180μの小麦粉を70~90重量%含むことを特徴とした菓子用小麦粉組成物に、増粘剤及び/又はアスコルビン酸、又はその塩を5ppm~200ppm添加することで、サク味のある口溶けのよい菓子を製造する技術が開示されている。
【0005】
特許文献3では、100~210ミクロンの粒度を有し、かつ灰分0.4~3.0%である小麦粉を20~40重量%含有させることで、栄養価と風味に富み、かつ二次加工適性が安定し、また製品の外観も優れ、ふすまの青臭さも抑えられた小麦粉を提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-14224号公報
特開平04-356152号公報
特開2004-147549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のように、用途に適した性質を持つ小麦粉の開発が進められつつあるが、更なる技術の向上が求められているのが実情である。
【0008】
そこで、本技術では、小麦粉二次加工品の品質を向上させ得る新規な小麦粉を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
即ち、本技術では、まず、以下の特徴を有する小麦粉を提供する。
(1)損傷澱粉含量:6.5質量%以下
(2)中心粒子径:90~180μm
(3)粒子径50μm以下の粒子の割合:7%以上
(4)粒子径180μm以上の粒子の割合:4%以上
本技術に係る小麦粉は、さらに、以下の特徴を有していてもよい。
(5)原料小麦が硬質小麦である
【0010】
本技術では、また、本技術に係る小麦粉を含む、小麦粉ミックスを提供する。
本技術では、さらに、本技術に係る小麦粉や、本技術に係る小麦粉ミックスを用いた生地、及び食品を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

昭和産業株式会社
小麦粉
19日前
個人
無塩美味しょうゆ
1か月前
個人
ドッグフード
1か月前
株式会社金虎
燻製装置
20日前
個人
甘草抽出物
14日前
池田食研株式会社
風味付与剤
14日前
昭和産業株式会社
小麦粉
19日前
個人
発酵食品の製造方法
2か月前
池田食研株式会社
風味付与増強剤
今日
個人
機能性食カルシウム食パン。
3か月前
不二製油株式会社
チョコレート類
14日前
個人
柿・桃の葉、抹茶十薬飲料。
14日前
北勝商事株式会社
ヘルスビタミン
20日前
池田食研株式会社
甘草臭の低減方法
25日前
森永製菓株式会社
ゼリー食品
1か月前
亀田製菓株式会社
食品組成物
2か月前
池田食研株式会社
乳化処理柑橘果汁
3か月前
森永製菓株式会社
油脂性菓子
19日前
長谷川香料株式会社
香味付与組成物
22日前
オリザ油化株式会社
感冒症状抑制剤
2か月前
竹下産業株式会社
海苔製造機
2か月前
森永製菓株式会社
ゼリー食品
1か月前
株式会社オーツボ
海苔製造装置
19日前
北勝商事株式会社
北勝ハーブミックス
1か月前
個人
体内を還元させる味噌の製造方法
2か月前
株式会社和田機械
ペースト絞り出し機
1か月前
個人
グミキャンディの製造方法
1か月前
理研ビタミン株式会社
麺類用品質改良剤
2か月前
昭和産業株式会社
ミックス組成物
3か月前
長谷川香料株式会社
不快香味改善組成物
2か月前
長谷川香料株式会社
アルコール感改善剤
22日前
株式会社CBD
飲み物及び化粧水
3か月前
長谷川香料株式会社
アルコール感改善剤
22日前
理研ビタミン株式会社
米菓用品質改良剤
1か月前
森永乳業株式会社
冷菓
1か月前
アサヒ飲料株式会社
ぶどう風味飲料
12日前
続きを見る