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公開番号2024012223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-26
出願番号2022124382
出願日2022-07-16
発明の名称携帯用小型防犯ブサー
出願人個人
代理人
主分類G08B 21/00 20060101AFI20240119BHJP(信号)
要約【課題】 幼児、児童、女性、高齢者などの弱者が、犯罪発生時に周囲の人に犯罪に遭っていることを被害者本人が声を出さずに瞬時に知らせることを目的とする。
【解決手段】 装置本体1内部に、警報ブザー2、駆動電源用電池4、スイッチ5、各接続装置
を備え、前記装置本体外部にスイッチ用リード線5a、照明装置7、吊り下げ紐8を備え、前記装置本体・筺体表裏面にリフレクタ(反射板)9を取り付け、前記警報ブザー2は、外付けのプルアウトスイッチ又は装置把持(把握)スイッチにより起動し、外付けのプルアウトスイッチを差し込むか又は再度装置スイッチを把持(把握)することにより、スイッチオフとなり、警報が停止し、前記照明装置7は、前記のスイッチ機能と連動して自動的に点滅又は点灯し、前記装置本体の筐体6を弾力性を有する可撓性部材とし、前記装置本体を防水加工した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体内部に、警報器、GPS(Global Positioning System)、駆動電源用電池、スイッチ、各接続装置を備え、装置本体外部に照明装置を備えたことを特徴とする、GPS機能付き携帯用小型防犯ブザー。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記警報ブザーは、外付けのプルアウトスイッチにより起動し、外付けのプルアウトスイッチを差し込むことにより、スイッチオフとなり、警報が停止することを特徴とする、請求項1に記載のGPS機能付き携帯用小型防犯ブザー。
【請求項3】
前記警報ブザーは、装置本体を把持(把握)することにより警報ブザーを動作状態にするスイッチにより起動し、再度装置把持(把握)スイッチを把持(把握)することにより、スイッチオフとなり、警報が停止することを特徴とする、請求項1又は2に記載のGPS機能付き携帯用小型防犯ブザー。
【請求項4】
前記照明装置は、前記のスイッチ機能と連動して自動的に点滅又は点灯することを特徴とする、請求項1~3の何れかに記載のGPS機能付き携帯用小型防犯ブザー。
【請求項5】
前記装置本体の筐体を弾力性を有する可撓性部材としたことを特徴とする、請求項1~4の何れかに記載のGPS機能付き携帯用小型防犯ブザー。
【請求項6】
前記装置本体を防水加工したことを特徴とする、請求項1~5の何れかに記載のGPS機能付き携帯用小型防犯ブザー。
【請求項7】
前記装置本体の筐体表裏面をリフレクター(反射板)加工したことを特徴とする、請求項1~6に記載のGPS機能付き携帯用小型防犯ブザー。
【請求項8】
前記装置本体の前記筺体の開閉をスライド式にしたことを特徴とする、請求項1~7に記載のGPS機能付き携帯用小型防犯ブザー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、GPS(Global Positioning System)内蔵の携帯用の小型防犯ブザーに関するものである。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、幼児、児童、女性、高齢者を対象とした犯罪が顕著であり、男性であっても高齢者を対象とした、所謂おやじ狩りなるものも発生している。また、犯罪でなくとも、地震などの災害、登山中の事故、雪崩などの不慮の事故、山などでの熊などの大型野生動物との遭遇或いはまた海上での水難事故も目立つようになって来ている。
本発明は、これらの犯罪や不慮の事故を未然に防ぐ一助となる、GPS、警報発生装置などを内蔵した小型の携帯用防犯ブザーを提供することを目的とするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-140809号
特開2022-55987号
特開2019-74908号
特開2013-232785号
特開2002-135637号
特開2005-135204号
実登3196249号
実登3197947号
【0004】
特許文献1には誤操作や誤動作の恐れがなく、また緊急時に簡単かつ確実に操作することができる携帯用防犯ブザーが、また特許文献2には利便性を向上させた情報処理装置を有する通信装置が、また特許文献3には防犯ブザー等の音発生装置から発生する音を停止させる操作をする人の生体情報を得られる電子機器が、また特許文献4にはユーザが危機を感じた際に迅速かつ簡単にセキュリティー機能を実行する携帯電子機器が、また特許文献5には暴行、盗難など様々な犯罪被害から身を守るために、カメラ本来の機能及び装備を流用して防犯や危機管理に役立てることができる防犯機能付きカメラが、また特許文献6には、犯罪被害者となる女性や子供などの弱者を犯罪から守るために考え出されたもので、犯罪被害者になりやすい若い女性ほど携帯電話普及率が高いことに着目し、役に立つ防犯・非常通報機能付き携帯電話が、また特許文献7には災害発生後の長時間警報音を鳴動させて所持者/被災者の存在を知らせる、小型軽量で携帯容易であり、防犯ブザーを兼ねた防災・防犯ブザーが、また特許文献8にはLED照明灯を各種基体に設置する場合、同一基体内に非常時を周囲に知らせる小型防犯ブザーを併せて内蔵させ、非常時の発生を周囲に告知し、より信頼性の高い、安心・安全を確保できる社会性に優れた防犯・防災グッズとするための固定装置が、それぞれ開示されている。
【0005】
図4は、上記先行特許技術文献1の代表図面であり、携帯用防犯ブザー10、ブザー本体20、発音部30、スイッチ50、ヒンジ部90、ホルダー100、ベルト挿通開口110が開示されている。図5は、上記特許文献5の代表図面であり、防犯・非常通報機能付携帯型電話200、緊急撮影ボタン220、非常ベルボタン230、位置通報ボタン240、緊急ボタン250、 サブディスプレイ260、外部カメラ270、サイレン(スピーカー)280、フラッシュライト290が開示されている。図6は、特許文献7の代表図面であり、基体310、LED照明灯320、小型防犯ブザー330、吊り下げ紐360が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の先行特許技術文献には、小型化された防犯ブザーや携帯電話や所謂スマホと連結した使い勝手が良好な携帯用防犯ブザーや警告音・ブザーの起動・鳴動開始に工夫を施したものが見られる。
しかしながら、特許文献1、3、8のものは使用者が瞬時にブザーを鳴らせることが困難であると云う課題があり、特許文献2のものは使用者が情報処理操作部の操作を瞬時に行うことが困難であると云う課題があり、特許文献4のものはセキュリティー機能を起動させる要素、構成が音声に限定されていると云う課題があり、特許文献5および6のものは防犯機能付きカメラや携帯電話であるため使用者が瞬時に警報発生させることが困難であるとう云う課題があり、特許文献7のものは長時間警報音を鳴動させられる防災、防犯ブザーであっても、被災者の被災位置を自動的に知らせることが出来ないと云う課題があった。
すなわち、上記のように犯罪被害者は幼児、児童、女性、高齢者が多く、犯罪発生時に周囲の人に犯罪に遭っていること自体を瞬時に知らせることが難しいのが常であった。
例えば、警報ブザーをランドセルやハンドバッグなどに取り付けてあっても、幼児、児童、女性、高齢者が被害にあった時に瞬時に警報ブザー装置を起動させることが困難であった。
また、これらの場合には、ランドセルやハンドバッグの外面適所に取り付けられているため、誤操作や誤作動が生じ易い課題があった。
また、地震や登山の遭難時や雪崩遭難時、または水難時などには警報発生が可能であっても被災状況によっては、また遠距離にあっては、遭難を知らせる手段が殆ど見られなかった。
また、これまで警報ブザーの発生がスイッチのオンにより行うのが常であり、その電源オンはスイッチのプッシュなどの操作を必要としていたため、犯罪の発生を知らせることが遅れたり、また加害者が警報ブザーを停めることが簡単に行えることが多く、犯罪を知らせる時間が短く、結果的に犯罪を未然に防ぐことが困難なことが多かった。
【0007】
これらの課題を解決するために、本発明では、被害者が小型の警報装置からスイッチ用リード線と接続するプルアウト式スイッチをオンにしたり、警報装置を強く握ることによって警報ブザーを起動、鳴動させ、この警告音の停止はプルアウトしたリード線を再度挿入させるか、再度警報装置を強く握るか使用者のみが分かるような特殊なスイッチオフ形式として、加害者が容易に警告音を停止出来ないようにしている。
また、従来のものには装置の開閉に小さなネジを使用しているものが多く、その開閉に特殊なドライバーを使う必要があり、面倒なものが多かった。本発明では、例えば単3又は単4の電池(アルカリ電池等)など小型の電池を使い、装置の開閉をリモコン装置などに広く使用されているスライド方式にし、装置の開閉を容易にした。
また、GPSを搭載した小型携帯用防犯ブザーを常に身に着けることにより、地震などの被災時に倒壊物の下敷きになったり、登山の遭難時や雪崩遭難時や山などでの大型野生動物との遭遇、または水難時(警報器に防水機能を付けることにより)などに警報発生操作が困難な時でも、被災・遭難発生を自動的に知らせる電子的通知と併せて内蔵のGPS機能により、電子的通知受信者が遭難者が何処にいるかを認識することが出来る。
上記に鑑み、本発明のGPS機能付き小型携帯用防犯ブザーは、丈夫な紐を付けた首掛けスタイルとし、このため、装置の筐体や外装を子供や女性が好んで使用できるようなデザインとする。例えば、子供用にはパンダなどの動物などの絵柄を描き、女性用には花柄などの絵柄を描き、使用者が常に防犯ブザーの首掛け使用を好んで行えるようにする。なお、パンダなどの動物などの絵柄の場合には、夜間には照明装置の点滅や点灯の光がパンダの目から出るようにすることが可能であり、子供に喜んで使用して貰える。
【0008】
これらの課題を解決するため、本発明の第一発明の概要は、防犯ブザーを小型化すると共に、その機能の発生を単3又は単4の電池(アルカリ電池等)などの小型電池とし、装置の開閉をスライド方式(不図示)にし、装置の開閉を容易にした。また警報の発生をプルアウト式スイッチにより起動させるか、装置自体を強めに握ることによりスイッチオンになるようにしたことを特徴としている。警報の停止は装置を再びプルアウトしたリード線を挿入するか、装置を再度強く握るかすることにより、スイッチオフとする。従って、スイッチオンオフ用リード線は硬質且つやや太めとするのが好ましい。また、このため、本発明装置の筐体はゴムや軟質合成樹脂などから成る弾力性のある可撓性素材によるものとする。
【0009】
また、これらの課題を解決するため、本発明の第二発明の概要は、小型化した防犯ブザーにGPSを内蔵したことを特徴とする。
【0010】
また、これらの課題を解決するため、本発明の第三発明の概要は、小型化した防犯ブザーに防水加工を施したことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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